マル鉄・鉄道写真館

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国鉄 胆振線:キハ22

2011-10-27 00:30:00 | 国鉄ローカル線
国鉄 胆振線:キハ22

胆振線は、室蘭本線の伊達紋別と函館本線の倶知安を結んでいた83.0kmに及ぶ路線です。
歴史をを辿ると、大正9年11月15日に京極軽便線として開業ということですから、昭和40年代に開業したローカル線の多い北海道の中ではかなり歴史のある鉄道ということになります。
その後、胆振鉄道、胆振縦貫鉄道が開業して全線が結ばれ、昭和19年7月1日に買収、胆振線となります。

北海道の鉄道に夢中になっていた頃、1度だけ胆振線に乗車したことがありました。



昭和58年9月6日 キハ22253

実はこの写真、胆振線には間違いないのですが、どの駅で撮ったか不明なんです。
胆振線では途中の比較的大きな駅(←と言ってもみんなローカルですが・・・)では数分ずつの運転停車がありました。
このときも、途中の新大滝駅、喜茂別駅、京極駅で入場券を購入しておりますので、このうちのどれかの駅だと思います。その後、読者の方から情報をいただきまして、京極駅ではないということが分かりました。

このような写真を撮る場合、大体は駅名標が入るように撮るものですが、さすがにこのロケーションではそのような都合の良い構図は望めませんよね。
今だったらデジカメで時間を記録できますから、難なく判ってしまう訳です。便利な世の中になりました。

函館山線で特急「北海」や急行「ニセコ」を撮る際、わざわざ乗り鉄を兼ねて踏破した区間ですが、昭和59年6月に廃止が承認され、2年後の昭和61年10月末をもって全線が廃止となっています。

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