マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

489系:「ホームライナー」

2011-10-23 00:30:00 | 国鉄・JR快速列車
489系:「ホームライナー」


国鉄車の中でも名車のひとつ、ボンネット型車両。平成22年3月、定期列車として最後まで489系ボンネット型車両を使用して運転されていた急行「能登」が惜しまれつつ廃止となり、定期運用から名車がまたひとつ去っていくことになりました。
そしてもうひとつ、定期列車として運命を共にした列車があります。それが平日運転となっていた「ホームライナー鴻巣3号」と「ホームライナー古河3号」です。
地味な存在でしたが、深夜・早朝を走る「能登」よりも目にする機会が多かった列車です。

今回は思い出の写真をギャラリー風に。



平成20年7月22日 上野駅にて クハ489-1 「ホームライナー鴻巣3号」

普通なら仕事帰りには間に合わないのですが、外回り先からの帰宅途中で間に合いました。



クハ489-501



平成20年7月22日 尾久駅にて

先回りして尾久駅へ。もっと性能の良いデジカメならもっとキレイに撮れたんですがね。





平成21年8月17日 蕨~西川口間にて 「ホームライナー鴻巣3号」

8月半ばではもう全然走行写真は無理です。でも、個人的には気に入っているんです。



平成22年2月18日 赤羽駅にて 「ホームライナー古河3号」

通勤の帰り道、偶然カメラを持っていました。


以下、平成22年3月3日、上野駅にて 「ホームライナー鴻巣3号」


クハ489-3

「能登」の廃止が間近になり、「ホームライナー」の撮影者も増えました。






サボを撮ってみましたが、「ホームライナー」の表記はないんですね。



モハ489-21

グレードアップの際、食堂車の廃止も相まって、ビュッフェサロンのようなスペースを設けたモハ489。これだけの改造をしておきながら、記号も変わらず番代表記も与えられていません。特急車両の中では異質の改造ですね。
窓から車内の様子を撮りたかったのですが、到着が遅かったので、サロン室は既に簡易居酒屋と化していました。一杯飲みたいサラリーマンには、人気のスペースのようです。




改札風景も撮っておこうと待機していたのですが、人通りを見送っていたら、発車間際になってしまい、改札が終ってしまいました。乗車口には何故か鉄板の渡り板を使用しています。



クハ489-503




運転台のアップでも撮ろうと思ったのですが、構図を考えているうちに発車してしまいました。仕方なくタテ位置に変えて流し撮りを強行。なんと、車掌さんにばっちりポイントがあってしまいました。




急行「能登」と運命を共にした「ホームライナー」。少しの間は臨時列車で上京しましたが、平成23年、とうとうその人生に幕を下ろしました。
その後は、同運用は新潟の485系が後任に当たっていますが、その485系さえ予断を許さない状況となっています。

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