ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

満身創痍?のゲネプロ!

2022-06-26 07:47:00 | 菜の花座
 まただよ!欠場者。昨日の負傷者に続き、今度は体調不良。なんと、二役、人を欠いたままでゲネプロ突入だぜ。これはさすがに経験ないなぁ。
 ピンチから絶対絶命超えて、もうアウト!ってところまで行っちまったが、舞台監督がセリフ代役で頑張って、ついに最後までやり通せた。
 綱渡り的緊張感が役者を奮い立たせたのか、出来はなかなかのものだった。みんな上手くなった、って思えるのが今回の一番の収穫だな。
 出番がめちゃくちゃ多いのに、仕事超多忙で稽古にほとんど加われなかった団員も、驚きの仕上がりだった。危ぶんでいたソロダンス、ペアダンスも組み込んで良かった!って嬉しくなる切れ味だった。

 各シーン、いい味わいを出していて、これならお客さんに、金と時間返せとは言われないだろう。

 特にダンスホールでの集団演技が、それらしい照明も付いたこともあって、とても魅力的で楽しい雰囲気に仕上がりつつある。 ここが一番の難物だったこともあって、ホッと一息だな。

 ただし、シーンのつなぎ、つまり場転についちゃ、初めての舞台上での稽古だけに、暗転での出はけに不必要に時間を取られていた。これは、もう1回あるゲネの課題だな。
 照明も半日かけて手直ししたお陰で、美しく凝った明りになった。優れた装置、美しい明り、面白い台本、おっと手前褒め、それに役者の演技が上がってくりゃもう言うことなしだぜ。
 ただなぁ、「シニアとともにある菜の花座」物忘れとの戦いも熾烈だ。役者の出が遅かったり、セリフが出て来なかったり、音楽でタイミング間違ったり、うん、まあ、いろいろあるさ。
 厳しいこと言えば、そんなの初歩の初歩、大前提だろ、って怒るところじゃあるんだが、そこはぐっと我慢の大五郎の3分間だ。出るまで待とう、出なきゃ飛ばそう、間違いは目をつぶろうのやさしさ?大雑把とも言う、で乗り切りたいと思う。
 甘い?うん、そうかもしれない。でも、二三、そんなミスがあったとしても、それを上回る面白さが十分ってことで勘弁していただこう。そう、粗さがしより、褒めて伸ばす、この精神でよろしくな。
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絶対絶命!

2022-06-24 23:07:14 | 菜の花座
 ピンチ、なんとか乗り切ろうと公演仕込みに入ったら、たはっ、今度は絶対絶命!もう自力じゃ太刀打ちできない事態が出来!明後日の公演中止かも?
 建て込み、素晴らしい装置ができた!っていうのに、なんてことよ!


 あまりの舞台の見事さについ引き寄せられた女優陣、一目見ようと照明シュートの真っ最中に舞台から客席に降りようとして、あっ、落ちた!
 な、なんと、階段踏み外して1メートル下の客席に転落。頭部裂傷、左腕損傷!救急車を呼ぶ羽目になった。
 大丈夫か?頭蓋骨や脳へのダメージはないか?腕はどうだ、動くのか?川西の救急隊の丁寧かつ迅速な対応で置賜総合病院に搬送した。
 動揺する団員を宥めつつ、舞台上での注意深い行動を戒め合って、作業を再開、3時間ほど経って、遅れたシュートから色づくりに入った頃、旦那さんに付き添われた当人、痛々しい姿で戻って来た。
 頭の傷は8針も縫ったが、脳や頭蓋骨には問題なし、腕の方が重傷で、骨折、全治1カ月半!うわぁ、絶望!
 でも、舞台に出させてください!当人の強い希望。
 もちろんです!ありがとう!って答えるしかないだろうぜ。頭はターバン、腕は添え木を当てて吊っている、とても舞台に上がれる状態ではないんだが、彼女の強い願い、みんなと一緒にこの舞台を仕上げたい、迷惑はかけたくない、という気持ちに甘えることにした。
 役どころは、横暴な夫に振り回される妻、なんと、骨折するまでDV受けたのか、って設定にして上演強行することになった。なんとなぁ、大爆笑!当人は痛さを堪えているっていうのに。まっ、そうやって冗談にして元気を回復させようってことさ。
 ちょくちょく難題持ち上がる菜の花座、今回はさすがに絶対絶命だが、きっといつもの奇跡が出現して、さらに良い結果を生むことだろう。
 ほれ、舞台なんて、こんなに魅力的なんだからさ、

 こりゃ見ない手はないぜ!
 

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ピンチ!

2022-06-23 22:56:01 | 暮らし
 『教育と愛国』見に山形まで行って来る、って神さん、玄関出ようとした瞬間、ぎっくり腰!なんとか部屋にたどり着き、そのまま寝たきりになっちまった。
 うわっ、どうするよ?公演4日前だぜ、明後日からは舞台の仕込みで朝からいなくなる。今日だって午後からは搬入の予定。朝昼晩のご飯出しと洗濯。その合間を盗んで、3回目の除草機を押して、そうだ、イチゴも取らなくっちゃ。なんとザルに大盛り大和豊作だぜって、喜んでばかりもいられない。昼飯、ラーメン作ったら、食べたくないって言うんで摘んできたイチゴとヨーグルトの軽食を準備。片付け終われば、野菜送るっ約束して知人にキャベツやらブロッコリーなど発送、寝落ちしそうになりながらブログ書いたら、もう4時半田んぼの水出しに行かねば・・・
 戻れば、さっそく夕飯の支度。神さんの分は部屋に運び、こっちは一人てかっ食らう。食器を洗って、稽古に急ぐ。いやぁ、忙しい。介護の大変さが身に染みてわかった、って、まだたった2日だぜ。
 どうする?明日から。朝から会場に張り付けなんだぜ。朝飯は出せるけど、昼と夜は、うーん、仕込みの合間見て中抜けするしかないか?昼は一緒に食べて夕飯の分は神さんが食べれるように準備して、また会館に戻る。それにしても田んぼの水はどうする?夕方入れるか?いや、夜、帰ってきたときに出して、朝、止める、うん、それしかない。懐中電灯照らして田んぼをうろちょろ、怪しい!
 本番の日は?途中抜けて来るなんてできないぞ。うーん、弱った!
 パンとか枕元に置いて、それで昼夜しのいでもらうか?なんか、介護放棄みたいだなぁ。
 一番いいのは、神さんが快方に向かうことなんだが、手を上げるだけで悲鳴上げてるようじゃ、まず1週間は無理だろう。その間、田んぼと畑と、何より公演!こりゃ絶対絶命のピンチ!断崖絶壁に追い詰められたぜ。危機脱出はなるか?続きは次回のお楽しみ!っておいおい紙芝居じゃないだからさぁ。
 
 
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菜の花座『ダンスホールMitsu』本番に向けまっしぐら!

2022-06-23 15:24:41 | 菜の花座
 あと3日!いよいよ後がなくなってきたぜ。
 1カ月前から週3日の稽古が先週は週4になり、ついに本番ウイークは休みなしで突っ走る。
 やっとやっと、全員そろっての稽古、これで3回目くらいか?出番の多い役者は若手、どうしても仕事が忙しく、絡みのシーンが稽古できない。うーん、辛いところだ。
 でも、自分の時間に精いっぱい努力してくれているようで、少ない合わせでセリフも動きも入っている。そこは若さだな。
 役者揃えば、優先順位は決まってる。そう、集団演技シーンだ。一つはダンスホールでのダンスシーンだ。大正時代のホールの雰囲気を再現しつつ、見飽きないコミカルな演出も組み込んでいる。にぎやかで猥雑な雰囲気を生み出すためには何度でも繰り返すしかない。
 もう一つは悪役と女たちの対決シーン。舞台経験2年目という新人を大役に抜擢しただけに、幾度となくダメだしし続ける。なんか、いじめでるのか?なんて錯覚に陥ることもあるが、ここは何と言ってもクライマックス、頑張ってもらうしかない。
 暴行シーンも難儀している。なんでそんなに下手なのか??まるっきりおままごとか、じゃれいあいじゃないか。本気で殴ったり蹴ったりしていいよ、女性のパンチや蹴りなんて男のみぞおちにゃ大してダメージ与えやしないんだから。って、いくら言っても、ダメなんだなぁ、そっと撫でるようにしか手が出ない。
 思うに、他人との接触を避ける習慣が身に着いちまってることと、映画やドラマでファイトシーンを見慣れていないからなんじゃないのかな。高倉健さんで育ったこっちとは氏も育ちも違うってことだ。年甲斐もなく、アクションシーンの実地指導までしちまったぜ。
 ステンドグラスがはめ込まれた柱、なんて無理筋をねじ込んだのに、道具係りさん、見事作り上げてくれた。昨夜はそのお披露目。実際に中に灯りを仕込み、室内暗転して、点灯!期せずして感嘆の声が上がるほどの出来栄えだった。ステンドグラス部のデザインが異なる3組6本の柱が舞台を彩る。これは絶対見ものだな。
 頭を抱えていた仮装パーティーの衣装も、4人の男、それぞれが、個性豊かな扮装を考え出してくれた。どんな?ってことにゃ答えられないけどね。
 まだまだやり足りない部分はたっぷりあって、気ばかり焦るが、稽古がみっちりできるのはあと2日。それからは仕込み、リハーサル、ゲネプロと進んで本番だ。腹括って、やれることをとことんやり通すしかないかな。
 って、ことで、菜の花座第47回公演『ダンスホールMitsu』

 6月26日(日)13時半開場、14時開演だから。
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参議院選始まった!ほんじゃまずれいわネタ!

2022-06-22 15:01:24 | れいわ新選組
 4日前の高井たかし幹事長とのおしゃべり会、書いてなかった、って実は書いたんだが、あっ、消えた!くそっくそっくそっ!の残念無念、ショックで書き直しの意欲もわかず、Neflixネタでなんとかしのいだ。
 が、選挙戦公示となりゃ、やっぱりれいわ新選組のネタ上げなくっちゃね。
 岸田首相の来山形、大量動員の街宣の裏側で、れいわ新選組幹事長高井たかしさんとのおしゃべり会、なんと参加者27人と、なんともこじんまりと和気あいあいの会合だった。
ただし、気合は十分、れいわを伝えるってことじゃなく、まさに作戦会議!半数以上が各地でボランティア活動を続けている人たち、中には秋田や仙台からの人も来ていた。

 話しは当然、この先参議院選挙の進め方。高井幹事長のホップ(参議院選勝利)ステップ(統一地方選躍進)ジャンプ(3年後衆議院選後の野党再編・連立政権)で山本太郎を総理大臣へ!という、有りそうもない?いや、有っても不思議はないような壮大な?戦略から始まって、具体的な戦い方のレクチャーの後、半分以上は参加者との意見交換だった。
 こういう話しって、フツウ、党の地方幹部とか事務局とかとするもんだよな。その日寄せ集めのボランティアや支援者と党の幹事長がひざ詰めでする、ってとこが、まさにれいわ新選組!草の根そのものなんだぜ。まっ、今のところそれが弱みでもあるんだけどな。
 高井さんも自己紹介の中で、話していた。何故、れいわに入ったか?一つは山本太郎の類まれなる人間性、政治リーダーとしての資質に魅了されたこと。もう一つは、それを支えるボランティアの熱心さ、これが新鮮な驚きだったってことだ。
 そうだろうなぁ、ツイッターなんか見ていると、次から次、全国津々浦々から、って昔のNHK放送の枕詞さながらにつぶやきが溢れ返っている。この勢いからすれば、れいわの躍進は間違いなし!って思いたいところだが、日本では政治的な内容でSNS利用する層は極めて少数派だから、内輪の盛り上がりに騙されちゃいけないよ、ってこれも冷静であるべき幹事長の現状分析だ。
 そりゃそうなんだが、日本が崖っぷち目指して突っ走るのに待ったをかけるには、やっぱ、そちこち俺みたいな市井の民の気づき以外にないんだよな。

 って、ことは、ここはどうしたって、ボランティアのれいわ新選組の躍進だろうぜ。
 よしっ、がんばっぺ!おしゃべり会の翌日は配布期限ぎりぎりのれいわチラシ、残っていた100部をポスティングしちまった。あと、ポンプ小屋に貼ってあるキムテヨンさんのポスターも剥がして、さぁ、いよいよ選挙戦開始だぜ!
 って言っても、山形はなぁ、国民の舟山康江、応援するわけにゃいかんから、比例区だけの宣伝活動。ほとんど動きようがないんだぜ。
 だったら、できること、れいわ応援ブログ、始まりだい!
 
 

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