ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

草刈り連投!

2022-06-12 15:06:02 | 米つくり
 昨日は朝の6時から、集会所近くの土手の草苅り。熊の通り易そうな川沿い、寄るな来るな、ここは人間の縄張りだぞ!って草刈ることでテリトリーを誇示して来た。公民館館長としてのお勤めだ。各集落の子ども育成会の会長さんも加わって、総勢30人弱。50分間の時間限定で下の橋から上の橋まで土手上をきれいにした。
 草刈り連投2日目は、田んぼに水を供給する貯め池の堰堤、その草刈りと整備。こっちは、その水使って米作りしてる農家が総出で17名だった。
 新しく譲り受けた荒れた池、県や町の手を借りて整備したい、それにはまず普段の管理が行き届いてるところを見せにゃならんから、ってことで、受益者全員参加の草刈り出動となった。
 作業開始前に、一部の人から計画に異論が出て、30分ほど討議。現場で質疑討論?ってすごいなあ!対立意見にも役員が丁寧に対応、先々の水資源確保が大切ってことで全員が納得して作業にかかった。草茫々の堰堤らしきあたりを手分けして刈った。

 前日、草刈り機の刃がまるでダメ、刈ると言うよりぶった切って疲れたので、とっておきの高級替え刃に付け替えていざ刈り取らん。
 と、おお、なんという切れ味じゃぁぁぁ!軽く触るだけで草たちなびくように倒れて行く。草ばかりか、手首ほどの太さの立ち木もスパッと一振りで切り倒せる。

 これは楽だ。こんなにも違うもんなのか!丸刃の周囲に着くチップの数が52個で1.5倍なだけで格段の相違だぜ。見る人が見りゃわかるんだが、刃のメーカーはツムラ、この紫色がトレードマーク、草刈り頻度の高い農家なんかには絶対の人気アイテムだ。価格は安価品の10倍近いが、この切れ味なら文句はないな。しかも、石に当たってもチップが飛ばない!って頑健、頑丈、信頼の作りだ。
 周囲すべて刈り終えたところで、水路出口を覆っていた灌木を取り除いて、本日の管理作業は終了だ。
 数年がかりで整備する計画。完了すれば水もたっぷり貯めることが出来るし、水害防止の効果もある。先々この地で田んぼを守って行く人たちには子や孫たちのために欠かせぬ農業用資源となるはずだ。我が家は1代限りの農家だが、お手伝いは当然のことだ。また必要になったら声を掛けてくれ、って、おっと忘れてた堰管理組合の下っ端役員だったんだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする