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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

なぁんだ、禁酒なんて簡単じゃないか!

2020-02-27 09:45:50 | 暮らし

 酒、止めた。この先一切!金輪際!なんて固くひたむきな禁酒じゃない。ちょっと、胃の具合悪いし、台本書きも始まったし、しばらく遠ざかってみっか、程度の緩~い禁酒だ。

 と言っても、何十年ぶりだぜ、アルコールが体内から一掃されてる状態って。なんたって、毎晩欠かさず、ってのをアイデンティティの一つと見做すくらいの酒飲みだからねぇ、これは実に新たなる世界の展開であるわけだ。

 発端は年末年始の暴飲暴食!ってほどたらふく食ったわけじゃないんだが、消化活動が一気に低速ギアに入りっぱなしになっちまった。痛みに七転八倒とか、下痢で便所とお友達、なんてことはないんだが、なんか、胸やけってえか、胃のもたれってやつが、ずっと居座っちまったんだ。

 多分、胃に穴開いたな、きっと。軽い胃潰瘍ってやつだぜ。あるいは、癌!?なんてことにも思いが至るのは歳の所為。ストレス?それはない。考えられる理由は二つ、一つは、年末から強度を上げたランニングと腹筋筋トレ?それと、毎晩胃袋を占拠するアルコール!

 運動を疑うのはさすがに無理筋だから、間違いなく真犯人はアルコールだ。この存在感を主張する胃の腑と付き合うこと1カ月半。よしっ、ここらで、イッチョ、禁酒ってやつで立ち向かってやろうじゃねえか。

 初日こそ、ウィスキー瓶から気持ちを引きはがすのに苦労したが、2日目からは、あれっ、飲まずに寝る時間!くらいのよそよそしさ。なんだよ、こんなにさっぱり別れられるのかよ!熱愛と思った女が、実はただの惰性で一緒だった、みたいな拍子抜けだ。

 それでも油断は禁物、せめて1週間くらいは過ごしてみなけりゃ、禁酒成功!なんて、でかい顔はできんぞ。リバウンド?ていうか、再発でおじゃん!なんて話もよく聞くしな。

 って、ことで、禁断症状に苦しめられることもなく、誘惑と闘うなんて葛藤とも縁遠く、ほい、気付いてみりゃ飲んでねえや、で1週間!

 なんでぇ、簡単じゃねえか。

 アルコールの体内注入を止めてみて、まず、胃の方は確実に快方に向かっている。昔のような暴飲暴食なにするものぞ!的な強者の胃の腑には程遠いが、ごくフツーに食べていれば、いつまでも食い物が居座ってるなんてこともなくなった。相変わらずコーヒーはがぶ飲みでもね。それと、頭脳明晰!いや、もちろん自前の明晰度の範囲内ってことだけど、ともすれば、午前中薄膜を被っていた頭がすっきり晴れ渡る夏の空!になった。

 良かったよ、台本書き始めたところで。まっ、頭すっきりしたからって、アイディア沸き上がって来るってわけじゃないし、物忘れ激しい老化脳から言葉が蘇ってくるわけでもないが、知的な忍耐力は増した気がするぜ。だったら、このまま台本完成まで禁酒を続けるか、てのが、今の心境だ。

 飲みかけのまま時間停止中のウィスキーたち、別に永のお別れってことじゃないから、安心して待っててくれていいぜ。

コメント
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