ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

置農演劇部・専属カメラマン

2008-07-12 21:15:53 | 演劇

 置農演劇部には専属カメラマンがいる!なんて言っちゃっていいの?鈴木さん。

 いいんだよね、置農演劇部の大きな舞台はすべて撮ってくれているんだから。それもちっぽけなデジカメじゃない。一眼レフの本格派だ。それを何本もぶら下げて、徹底的に激写してくれている。そう、いただいた写真を見ると、ほとんど30秒に一度はシャッターを切っている。まさしく機関銃なみの速写、激写だろ。昼夜2回公演の時は、なんと、2回とも、撮影してくれる。例えば一回目は舞台全体を狙い、夜の部は一人一人のアップを撮るって具合だ。

 前回の定期公演『キル』では数百枚のプリントとそれを遙かに上回る写真データを入れたDVDをいただいた。こんなありがたいことってあってもいいんだろうか?だって高校生の芝居だぜ。他校より少しくらいましだとは言っても、つたない、未熟、物足りないの舞台なんだ。熱さだけが自慢できる舞台なのに・・・。でも、そんな高校生の芝居がきっと気に入ってくれてんだろう。

 で、その写真なんだけど、これがいいんだよ、すこぶる付きで。えっ、こんなシーンあった?とか、きれいじゃないこのシーンとか、ああ、この衣装、こう見えるんだ、なんて発見が随所にある。衣装や装置のデータ保存としても一級品だ。

 さらに、凄いのは、役者たちのアップの写真だ。これが実に実に実にいい!!こいつこんなに生き生きとした表情してたの?とか、うわっ、美しい!ちょっと惚れそうとか、かっこいいねえ、凛々しいねえとか、まるでプロの役者のような引き締まった表情の連続なんだ。

 稽古の中で見飽きるくらい見てきたはずなのに、みんなこんなに美しい表情してたなんて、うーむ!気づかなかった。一瞬が切り取る力って凄いもんだと思う。時間経過とともに流れとして見ていると、その瞬間、瞬間にこんな表情がちりばめられているってことに気づかないってことなんだね。それと、舞台照明の中ってこともある。明かり当たると引き立つもの、役者って。特に僕は美しい色合いで舞台創るから、写真で切り取ってもらうと、一層映えるんだと思う。

 さて、こんな傑作の数々、ほっとく手はない。新学期には部室の外廊下一面に張り出して新入生勧誘に役立たせていただいた。今回の『キル』の写真は、全国大会出場記念公演の会場ロビーに展示させていただこう。『どんがら山奇譚』だけが置農の芝居じゃないってところ、多くの人に見知ってもらおうか。

 ということで、記念公演は、写真展もやっていますから、お楽しみにご来場お待ちしています。

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