ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

修学旅行生コントで歓迎

2013-06-14 16:47:59 | 地域文化
 さてさて、どうだろう?通じるかな?中学生に。

 愛知県東海市の修学旅行生歓迎のコント、本番だ。

 ここまで、8回の稽古で練り上げてきたから、全員演劇初体験の米沢市職員とは言え、なかなかの出来に仕上がった。会場の周囲には、中学生に玉こんにゃくを振る舞いたいと集まった山上地区の人たちも観劇だ。

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 2回のリハーサルを済ませて、準備万端整った。拍手で迎えられる中学生。








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 どこか表情が硬いぞ。ただの見学先のつもりで入ってきたら、周囲は大人がぞろり!だもの。整列済んでセレモニー、神社の神主さんも大張り切りで祝詞上げて記念品までプレゼントしていた。

 さて、いよいよ本番だ。AKBの音楽に乗ってキッコちゃんの登場だ。声も大きい表情も弾けてる、なかなかいい。



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 でも、観客は反応なし!続いて鷹山公の登場。一生懸命見ているのだが、表情には表れない。周りを囲む大人の方は、上々の反応なんだけど。中でも兼続の腰巻きのギャグでは、バスガイドたちが大騒ぎ!でも、生徒達はなにか?

 


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 平洲先生を呼ぶシーンでようやく少し声が出た。そして、最後の質問タイム、ここでは、さすがにちょっとどよめいたかな?うーん、やっぱり中学生の場合、客に絡まないとダメなのかな。彼らの仲間をだしに使うしかないのかな。後は、流行りのタレントネタ、でもねぇ・・・・・









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 難しい!中学生は。ノリのいい生徒が何人かいると違うのんたげどね。今回の子ども達は全体におとなしかった。よくよく指導が行き届いているって感じ。先生方も真面目な方が多かったように感じた。多分、この学校の持ち味なんだろう。神社の境内、地域住民の包囲、って圧迫感のある環境も生徒達を萎縮させていたんだろう。

 でも、どんな観客であろうと、どんな環境であろうと、笑わせようって思ったら、笑わせられないといけない!!!僕の力不足ってことだ。

 そう、役者たちはよくやった。引率の先生や地区の人たち、市職員なんかには大いに受けていた。終演後、即座に敬老会への出演を依頼されたくらいだったから。

 ケーブルテレビも密着取材で、役者さんたち晴れがましくインタビューに答えていた。やり切った充実感が溢れていた。




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 修学旅行生をコントで歓迎する試み、思い切ったよね。市長のアイディアも良かったし、それに答えた市秘書広報課の職員も立派だった。これが米沢市のちょっとした財産になれば素晴らしい。問題は、中学生をどう引き込むか?だな。




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