ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

へぇ、選挙ってそんなふうに動くのか!

2023-07-19 10:24:33 | 地域文化
菜の花座の元団員が町議選に出るって聞いたらさぁ、そいつぁ全力応援さんなねぞ!って気合い入れて事務所開きに出かけた。

言われたことは何でもするからね、だって、忙しい中芝居に付き合ってくれてとっても助かったんだから、当然だよ。
いやいや貸し借りの問題じゃない。人柄だよ、考え方だよ、生き方だよ。
そりゃ幾つもの舞台を一緒に作って来れば、わかるでしょ。
真っ黒に日焼けした顔見ればわかるでしょ、事務仕事止めて農業法人で田の草とりしてる人間の誠実さが。
彼は信頼できる。彼なら出来る。彼なら議員になってもらわなくっちゃ。
事務所開き、事務所いっぱいの人が集まって、ほらぁ、やっぱり彼の人徳なんだよ。よしよし、当選間違いなしだ、って帰ろうとしたら、後援会役員になってくれって。
ほいほい、やりますよ、なんだって、思し召しのままに。
で、今日が最初の役員会。
来週の決起集会の会場の下見をした後、選挙事務所に移動して、その後の行動の打ち合わせ。
なるほどなぁ、いろんなことしなきゃいけない、知らなきゃいけない、しちゃいけない、へぇ、選挙ってそんなふうに進められているんだ!と驚きの連続だった。
まず驚いたのが選挙ビジネスのこと。街宣車リースの発注先、なんと、鳥取県だってよぉ!まっ、東北にも支所があるそうだけど、鳥取が全国の選挙を下支えしてるなんて、おもしぇぇぇぇ!
さらに、公定ビラの証紙貼り、高畠町は1600枚、少なっ!この間の福島市議選の半分じゃん、みんなで貼れば楽勝よ、って言おうとしたら、なんと、ビラの印刷屋が1枚5円で請け負ってくれるんだと。なんと、そこまで選挙ビジネスが手を広げてたか!福島のれいわ候補は若くて金もなかったからみんなで貼ったけど、今回の木村さんは満を持しての出馬だけにその程度の準備は怠りなく、すんなり外注した。供託金の納入はネットバンキングだって、これもへぇだよな。
ビラの印刷と投票依頼のハガキ600枚の印刷と切手代は公費負担で、地元の高畠郵便局でなくお隣の米沢郵便局に持ち込む必要があるとか、街宣車に乗車できるのは、候補者当人、運転手、ウグイス嬢2人の4人って決まってて、そのうちち、運転手の労賃のみ公費、ただし、ウグイス嬢の謝礼は上限が決まってるってことだった。あっ、そうそう、街宣車のガソリン代も契約したガソリンスタンドから入れた分だけ町に請求される。
他にも、街宣は昼食休憩2時間は義務、とか後追いの金魚の糞応援車は禁止とか、いろいろ決まっていて、一つ一つ考えてみると、選挙が無駄に加熱しないようにとか、金任せで費用が跳ね上がって金持ちが有利にならないようにとか、働く人が過重労働にならないようにとか、なかなか配慮されてると思ったな。
とは言っても、選挙は選挙!人手は絶対に必要だ。
運転手、ウグイスさんの確保はもちろん、電話掛け係り、ハガキの宛名書き、これについちゃエクセルで名簿作れば、あとはプリンターで印刷できるじゃん、って、まっ、事務仕事を齧ってきた身としてアドバイスさせもらったけど、他にも大切に掲示板のポスター貼りとか、選対事務所の留守番とか・・・これはもう人海戦術だな。
そうそう、掲示板の位置、書き込まれた地図じゃなくて、なんと、グーグルアースからダウンロード?するんだってよ!
福島の時、地図が読み取りにくくて苦労したけど、これなら、ばっちりだぜ。
で、何でもやるよって言っちゃたからなぁ、ウグイスならぬカラスでもやるか、カァァァァ!

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