ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いかん!頭が回転せん

2024-06-23 07:47:23 | 菜の花座
装置と道具の運搬に頭と体の8割がた使ったろ、そのあと装置の建て込み、わぁ、もう限界突破だぜぇ!

疲れを騙くらかすのに、飲み物頻繁!チョコレート70もひっきりなし。
それでもまつわりつく疲労の重装備!

いかん、メンバーに掛ける言葉が刺々しくなってきたぞ、年寄りばっかなんだから。優しくな、穏やかに!

救いは装置が簡略なことと、仕込みに2日もとって余裕たっぷりなことだな。
いいのいいの、今日中に色作り終わりゃいいんだから、ってこのゆとり。

って、ことで照明の当たり合わせが終わって4時半、遅っ。まっ、短い作品だし、色物シーンは少ないから、3時間ありゃ終わるさ。

そうか、珍しく最年少・若手1が朝から出て来てる。だったら、役者一途だった彼女にもフェーダーの上げ下げくらいは知っておいてもらおうか、じゃ一緒に調光室へ、って、セクハラじゃないからな、二人きりになったからって。

最初は、偉そうに教え諭していたんだが、やっぱり若さ、たしかに優秀、色作り始まったら、若手1、めちゃめちゃフェーダー覚えてやがんの!
って言うより、こっちは夕暮れ黄昏脳で、まったく頭脳回転せず、どのフェーダーでどの明かりが点くかもおぼろおぼろの霞の彼方。前も後ろも上手も下もも、ピンと来ない、やたら構わずフェーダーを上げ下げする体たらく。

あっ、認知症てのはこうやって脳の解像力が弱まって、理解力が遠のいていくんだ、きっと。恐ろしい!

と、不安に慄きつつも、まっ、ここは若いむ者に花を持たせて、って、全部、おんぶにだっこじゃねえかよ。

フェーダーの選択はお任せして、舞台の明かりをあれこれケチつけることで存在感を示す、って、これ役に立たなくなった上役の典型だな。

なんとか4時間かかって、ようやく照明完了。



待たせに待たせた役者たちに舞台を明け渡してみたら、これがまた疲労困憊でミミズののたうち、それは言い過ぎだが、ついつい声を荒げてしまった。

大丈夫かい?あと一日で形勢逆転、一発勝利と行けるのか?わぁ、もう絶望だぜぇぇぇぇ!





コメント
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