ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

マラソン大会が恐い!高畠ハーフまであと10日!

2019-09-05 09:46:39 | ランニング

 いよいよだぜ、秋のマラソンシーズン。いつもだと、8月中に一つ、福島伊達10キロとか、最上川村山10マイルとか、足慣らししてるんだが、今年は、エントリー忘れで、9月15日高畠ロードレースハーフがぶっつけ本番になった。度忘れだってぇぇぇ?違うんじゃねえか?無意識にはじき出したんじゃねえか?心疚しさ、わだかまってるぜ。

 なんかなぁ、臆する気持ちがじわーっと、頭ばかりか体全体に滲みこんできてるんだよ。出走すんの止めっか?とまでは思わないが、うーん、どうも、自信がないんだな。ハーフ2時間切りが無理?とんでもない!そんなのとっくに諦めてるよ。去年走ったハーフ、高畠、東根、山形、南陽4レースすべて2時間5分オーバーだったもの、もはや、体力・気力ともに、そのレベルまで落ちたってことさ。キロ5分30秒台で走ってた数年前、過ぎ去りし夢!だな。

 歳とともに老化は進み、体力も衰える。それを認めて、下手に抗うんじゃなく、弱って行く自分と優しく折り合って行けばいいんだ、とは思う。が、しかし、だ。非情な制限時間ってやつがある。決められたタイムで走れなければ、途中でも打ち切り、回収ってことになる。これは惨めだぜ。途中の関門で、はい、ここまでぇ!っと止められて、あとはバスとか車でゴール地点まで送られる。一昨年の湘南国際フルなんて、完走者が横目で見る中、帰りのバス停で下ろされてたものな。なんか、囚人護送って感じで俯いてバス下りるランナーに、つい、目を逸らしちまったくらいだったもの。

 この非情、無惨な制限タイムオーバーの危機が身近に迫りつつあるってことなのさ。一般的にハーフだと2時間40分から3時間。これなら、今のところ、さして不安はない。2時間10分前後なら走れる自信はある。が、高畠はなんと2時間20分!鈍足限界ランナーとしちゃ、こりゃ恐怖だぜ。持ちタイムに10分の余裕しかない。途中歩けば、すぐになくなる。

 だったら、外でどんどん走って走力維持を心掛けりゃいいだろうが。そう、まさにそれが正しき対処法だ。が、衰え、てのは、気持ちの強さにも及ぶもんなんだ。って、手前の怠け心言い訳だろ、どうも、ジム以外で走ろうって意欲が湧かない。田んぼや街中を孤独に疾走しようって気迫が失われてしまってるんだ。さすがに、フルの前には、3時間走とか、外ランで長いところ走ったりしてはいるんだが、ハーフじゃねえ、なんとかなんじゃねえの?って、舐めてんじゃねえよ。

 とは思いつつも、ジムでレースに向けた調整は続けている。が、それも、己の弱さにガクンとレベルダウン、1日7キロ走るのが精いっぱい、これでいいか、って。ほら、農作業あるしね、ついこの間までは台本書きもあったから、甘やかす理由にゃ事欠かなかったわけよ。

 その7キロだって、目いっぱい6分/キロ以上で走り通してんならともかく、ゆったりジョギングペースで走り始めて、3キロ過ぎてやっと目標ペースに上がるってだらしなさ。なっ、これじゃ不安だよ。絶対、ヤバいよ。回収されないためには6分30秒ペースを守らにゃならんてぇのにさ。

 わかってんなら、トレーニング強度上げろよ。って、もうレース10日前だしなぁ。そろそろ疲れを溜めないってことを調整の主目的にしなけりゃ・・・と、まぁ、怠け心と鞭打つ心のはざまに揺れながら、ズルズルと本番突入ってことになるんだぜ。

 で、そうやって、人は老いて行くってことだ。

コメント
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