ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

さあ帰ろ、おっと小便

2015-02-02 09:48:48 | 暮らし
 冬場、たとえば菜の花座の稽古が終わって、あるいは町芸文協会の新年会がはねた後、さあ帰ろう、ご帰宅だ。でも、待て待て、トイレ済ませとこう。小便出し切ってから出よう。

 ははーん、尿意が近いんですな、わかりますよその気持ち、うんうん。年取るとやたら行きたくなるんですよ、寒い季節は特にね。だから車乗る前は必ず、映画やお芝居始まる前はきっと、済ませておかなくちゃね、小用。お悩み同感、ご同輩!待て!ちょっと待て!!

 それも、ないわけじゃない。でも、僕の場合、出かける前はトイレに寄らない。よほど満タンならば別だけど。少しの溜まった感は無視する。だから、出掛けの途中で思わぬ尿意、を気にしているんじゃない。

 さあ、クイズだ。出掛けにゃ我慢、帰宅前は必ず用足し、その心は?

 まっ、当たる人はいないよな。ヒントを言うなら、我が家の便所はくみ取りです。それも業者に頼まず、自分でくみ取ってます。

 さあどうかな?ここまで教えれば、勘のいい人にはわかるはずだ。そうそう、糞尿タンクに溜まる量を極力少なくしたいからだ。くみ取り便所のタンク容量には当然のこと、限度がある。数量的に把握はしていないが、だいたい夫婦二人の通常使用で4ヶ月で満タンになる。溜まればくみ出す。方法は、長柄の柄杓を使って一杯ずつ、えっさやっさとすくい上げる。

 くみ出した新鮮糞尿は、すぐ横の糞尿堆肥製造区画にぶちまける。2メートル四方の区割りには、ビニールを敷き詰め、大量の籾殻が混ぜてある。発酵促進のために米糠と油かす(遺伝子組み換えフリーの菜種の絞りかす)も混ぜる。昨年からはEM菌も散布している。気持ちよくすっきりと便器にまたがるためには、春から冬前にかけて3度くみ取りを行う必要がある。

 で、今、この厳冬、くみ取り口も堆肥区画も2メートルを超える雪に覆われている。12月の降り始めから、雪解けの5月初めまで、5ヶ月間は作業不能となる。だからって、便意や尿意をコントロールなんてできない。逆だ。汗をかかない寒い季節の方が尿量は多い。基準の4ヶ月を超えること1ヶ月、どうする?どうする?

 我慢する!正解!ただし、我が家では、という条件つきで。

 ということで、出掛かった小便をぐっと堪えて、ジムに向かう。トレーニングの前にトイレ、走り終えて風呂に入って小便。絞りに絞り究極まで膀胱を空っぽにして帰宅。こんな日々が、まだまだ3ヶ月も続く。それまで保つのか、タンク?う~ん、微妙!
コメント
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