ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ミシンが来た!!

2009-08-24 21:19:11 | 演劇

 「きゃー!」「すっごーい!」「どれどれ」「ありがとうございまーーーーす、先生」「早くぅぅぅぅ」演劇部にミシンが来た瞬間、衣装班は歓喜に狂った!欲しかったんだねえ、いつでも自由に使える自分たちのミシンが。これまでずっと、被服室で家庭科のミシンを肩身狭い思いしながら借りて作業してたんで、たった一台とはいえ、演劇部所有のミシン!ほんと嬉しかったみたい。

 さっそく、箱から出してみる。やけに軽いんだけど、ほんとに入ってんだろうね?おもちゃだったりして???って心配するのも無理ないだ。だって、送料込み4000円ちょっとなんだもの。もちろん中古品。アマゾンマーケットブレースで見つけた。西日本ミシンとかって、まるで聞いたことのない会社のものなんだけど、いろいろ調べてみると、ジャガーミシンのタイ工場生産品みたいなんだ、これが。新品で買うとアマゾン価格で8250円。それでも安い。

 こうまで安いと買ったはいいけど、使い物にならず、ってことだって考えないわけにいかない。だから、悩んだんだ、いろいろと、何日も、ぐじぐじと。アマゾンですべてのミシン見て、楽天市場ぐるぐる回って、価格コムに当たって。で、だいたい廉価品ミシンについては、ほぼ全商品をチェックしたね。メーカー品だと、最安値製品は1万数千円。中には2000円台なんてのもあるけど、これはレビューが最悪、ってことで、この西日本ミシンの8250円はなかなか微妙な線だった。でも、この中古品見つからなかったら、買ったかどうか?だって、8250円ぱーっってかなりきついでしょ。でも、4000円ちょぼちょぼなら、まあ、ダメでもいいか、飲み会の代行一回止めれば済む話だ、って、なんちゅう納得のし方だ!

 「わぁー」「きゃー」「めんごーい!」「足踏みペダル付いてんじゃない」「すっごーい」「ボビンもついてる」って当たり前じゃないの。さっそく、衣装チーフのマユが、セットして試運転。「うん?縫えない?」まさか!?やっぱり?!ほら、マニュアル見て、「あっ、糸、こうかけんじゃない」「あっ、そうか」速度が速いとかコメントあったけど、「縫えます!」「きれいじゃない」「すごい!すごい!」「違う縫い方してみて!」「うわー」「きゃー」「ひぇ」「はぇ」「ほぇ」・・・・

 感激のあまり、衣装班全員で、ミシンを抱きしめていた。そうか、そうか、そんなに嬉しいんだ!僕はまた、こんな安物買って、とかって白い目で斜め下から、ちっともわかってないんだから!光線を浴びせられのかってどきどきしてたんだ。よかった!ほんと、よかった!!こんなことなら、今年いっぱい飲み会はウーロン茶で我慢したっていいぞ!

 同時に楽天ショップで買った250円の足袋もそこそご使えそうなものだったし、今日は、ネットの威力様々の日だった。でも、この安さ、タイとか、東南アジアの若い娘たちの低賃金で成り立ってるってことも、明日はきちっと教えてやらなくちゃね。アジアのお姉さんたち、日本の高校生が大切に使うからね。

コメント
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