ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

先輩がうらやむ部活動

2009-07-26 09:16:27 | 教育

 置農演劇部には卒業生がよく来る。まあ、どこの部活でも同じかもしれないけど。数年前なんか、途中で止めた部員までちょくちょく顔を出していた。

 昨日も今年卒業の3人が顔を出してくれた。一人は首都圏から、今帰ってきました、と駆けつけてきた。本当に懐かしいんだね。2時過ぎに来て、結局6時に終了するまでずっと見ていた。最後には一緒に踊ったりして。それも新曲だよ。今日初めて聞いた曲、初めて見たふりだって言うのに。きっと去年までの楽しく充実していた部活を思い出していたんだろうね。

 で、その卒業生が、最後に言った言葉。今までにない楽しいことやってて、うらやましい。そう、演歌舞踊の踊りの稽古日だったんだ。先生がいらして、曲ごと分かれて練習をしていた。演歌を踊るなんて、今年が初の試みだからね、卒業生はびっくりしたと思う。と同時に、うわっ!楽しそう!!感じたんだろうね。

 卒業生が、新しい活動をうらやましがるのって、今回ばかりじゃない。10年前くらいにミュージカル始めた時にも、なんで私たちの時やってくれなかったんですか!ってきついダメだしを食らった。今年の定期公演でも、こんなのやりたかったよぉぉ!って恨みがましく僕を見つめていた。

 で、そんな卒業生の恨み節を聞くたびに、思うわけだ。ごめんな、力不足で!でも、活動は年々進化するものなんだ、仕方ないだろ、ってね。毎年新しいことができる、年々、それまでを超えた活動を作り出せる、これ、とても大切なことなんだと思う。演劇部は、他の部活と違って、公演の演目が変わるので、毎年の変化が出る。その年年の思い出も作れる。でも、それだけに安住しないで、もっともっと奇抜な、斬新なアイデアを繰り出して、部員たちにとてつもない体験させてやれるんじゃないか。

 ミュージカル、ダンス、子どもミュージカル公演、演歌ショー、部員が教えるワークショップ、アフリカンドラムワークショップ、ジャズ音楽祭出演、東京公演、・・・やれることは数限りないと思う。問題は、柔軟なアイディアと猪突猛進の行動力だろうね。って、これ部活動指導の顧問の先生に読んでもらいたいんだけど、見る人いるかねぇ。

 

コメント
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