ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

本番三日前だあ!ああ!!

2008-06-04 23:00:54 | 演劇

 だめです!もう、教室で稽古するのは限界です!だって、舞台一面の大布なんだもの。それが大きくひろめく、って広げられないよ、そんなもの!布ばかりのことじゃない。舞台装置も奥行き間口1間、3間のスロープが上下に二つだから。こんな教室で作れっこない。しかも、やたらと道具のミシンやパオの出ハケがある。こりゃ、どうしたって、ほんまもんの舞台使って稽古かするっきゃない。ってことで、本番二日前の明日からフレンドリープラザを借りることにしてしまった。

 こんなこと初めてだ、本番含めて三日間もプラザを借り切るなんて。贅沢!高校演劇であり得ないわがまま!でも、これしないと、ほんと、無理!シーンの転換もやたらだしね、照明のシーンも削りに削っても80シーンだもの。色作りに1シーン2分ですませたとしても、160分だから。前日の仕込みは照明だけで終わってしまう。ゲネプロやるにはどうしたって場転練習欠かせないでしょ。とすれば、前に伸ばすしかない!

 と、言うことで、明日は授業が終わったら、一気に積み込みして、プラザに搬入だ。残念ながら、舞台スタッフの手配が出来なかったので、やれるのは、パンチの敷き込みとスロープの設置、それに遠見パネルを置くくらい。でも、十分、それだけできれば十分、いろんな稽古ができる。前日の仕込みもあらかた終わらせられる。

 今回は何としても成功しなくちゃならない。だって、全国大会の直前の舞台だもの。部員たち必死で頑張ってるもの。とんでもない芝居だもの。そして、僕にとって最後の高校演劇定期公演なんだもの。特に、全国に直結するって点は大きい。ここで失敗したら、ショックを引きずってしまうから。これを気持ちよく乗り切れれば、部員たちの力量も、自信も飛躍的にアップする。新しく加わった一年生も演劇ってものの魅力と置農演劇部ってものにどっぷりはまりこむに違いない。

 だから、何としても、って、ちょっと悲壮な感じだけど、先週から始めた夜9時までの特訓、精神的には確実に効果を上げつつある。役者もスタッフもとこんとんハイテンションだ。部員同士の連帯感もぎりっと強固になってきた。あとは、・・・お願い!しっかりせりふ入れてよ!

コメント
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