泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

「山海記」

2019-09-15 15:41:20 | 丹下一の泡盛日記
土曜日はリセットの日。
もちろん朝は早くに目覚めるお年頃。
この季節、何よりもプレイバッカーズの衣装の洗濯が大事。
前日、本番とパーティーで使った分を洗って干す。
一段落着いて、水曜日に図書館で借りた佐伯一麦の「山海記」を読み進め読了。
2011年の東北の震災やそれに続く十津川の大水害について書かれていて。
感想を求められていたのだけど、ちょうどその頃新聞に大きな書評が出たせいか、
図書館でもなかなか借りる順番が回ってこなかった。
地名の考察なども興味深く、また十津川、天河と旅をしたこともあり。
十津川の大水害の時は熊野の天女座にいて、身近に感じていたり。
何かと記憶のスイッチを押される本だった。

夕方、夜の来客のために買い出しへ。
若い友人とのアートの話はつきない:)
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長い一日

2019-09-14 07:13:36 | 丹下一の泡盛日記
金曜日は、まず横須賀へ。

池上小学校2日目。
えりちゃん(髙橋江利子)の丁寧なコンダクティングで無事終了。
この日は午前中だけで。
横須賀の防空壕から始まった老舗の定食屋さんでランチ。

今度は夜に飲みにこようっと:)
夕方から買い出し、会場設営などあって。
夜はプレイバッカーズ25周年のパーティー。

自分が参加してからだって20年。
宴席には、スクールのために来日していた創始者ジョナサン・フォックスも。
久しぶりに話す。
懐かしい顔や先週北海道でご一緒したばかりの顔も。
賑やかな時間。
それでもプレイバック本番の後、顔しか洗っていないので、気をつけながらの宴会で。
無事終了、撤収作業の後、帰宅してとにかくシャワー。
身体は疲れている(はず)なのに心がハイのままで寝付けない。
こういう夜、一人でいるといいことはない。
この秋はなにかと苦しい季節になりそうだなあ、
などとマイナス思考になり、ふるふるしていたらメールが。
中国の友人から中秋節のお祝い!
そうだった。
忘れていたよ。
ハードな舞台に一緒に立った大事な仲間は本当にありがたい。
姓名に同じ漢字を共有しているのも「ご縁」だろうか。
常套句なんだけど「千里を超えてあなたのことを思っていますよ」が嬉しい。
夜空の月を撮影して送り返す。
幸せな気持ちになったとたんに爆睡:)
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横須賀へ

2019-09-12 20:05:03 | 丹下一の泡盛日記

木曜日は横須賀の小学校へ。
初めての学校。

久しぶりの給食を挟んで午前、午後。
とても積極的な子どもたちで、午前を終えたらなんだかへろへろ。
ちょっと昼寝して午後。
無事終了。
駅でみんなと別れて、久しぶりのドブ板通り散策。
散策だけで終了、帰宅!
明日もこの小学校。
そして夜はプレイバッカーズ25周年記念パーティーだ。
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鍵が見つからないから歩いて行った

2019-09-11 22:22:52 | 丹下一の泡盛日記
前日、羽田空港で弟たちにラインしていたら、下の弟が「今、羽田着陸」と。
彼は西の方の出張から戻り、自分は北から。
仕事の旅が日常だった父の息子たちだもの。
空港から一度帰宅してその父のいる実家へ。
母の誕生日だった。
池袋でケーキ買いたかったのだけど時間的に無理で。
シュークリーム屋に飛び込んだら「クレジットカード不可」で驚いたのだけど、
なんとかクリア。
二人とも長生きしてくれて本当に有り難い。

翌朝、自転車の鍵が見つからない。
どうしても見つからない。
実家から乗って帰りテーブルの上に置いた、と記憶している。
実家ではアルコールは飲まないので酔っていたはずはない。
まあいいか、と、歩いて出かける。
30分で着くだろう。
高校生の頃、たくさん山を歩いた。
おかげで身体が、少しはまともに近づいた。
それでも劇団の初期には「いつも青い顔してすぐに座り込んでいた」。
歩くのは嫌いではない。
図書館へ。
今日を逃すとしばらく行けないのだもの。
長い間待っていた本があった!
探していた戯曲も見つけた。
やっぱり今日行って正解。
そして、汗だくで帰宅。
伊達のゆんちゃんが日曜日にくれた彼女の畑のトマトが熟れてはじけていた。
一番好きなトマト。
煮込んでトマトラーメンに。

ゆんちゃん、ありがとうございます。
美味しいです!
その後、昼寝のつもりが爆睡。
爆睡できる時にしておかないとね。
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「伊達」終了

2019-09-11 00:54:47 | 丹下一の泡盛日記
伊達「最後」の日。
やっぱり朝起きてちょっとだけ歩く。
5年前だったか、初めてこのホテルに来た時は冬で。
夜中、港のイカ釣り船を見に行ったり。
雪の中をどこまでも歩いてみたり。
土産を買い、伊達神社へ。
最初のときもお参りしたのだけど、「最後」にご挨拶しなくちゃね。
もちろん何故ここに「伊達神社」が、を深める6年間でもあった。
あ、函館はまだまだ続くので、北海道に来なくなるわけではないのだ。

こういう仕掛けが大好きだ。
「授業」は午前中に無事終了。
空港へ。
車内で意識失う。
声をかけて起こされたのは、降りる駅で。


前回から空港ビルのスパ/温泉がお気に入り。
汗を流しお湯でリフレッシュして幸せに機内へ。
もちろん羽田まで爆睡:)
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北海道伊達市から

2019-09-11 00:41:19 | 丹下一の泡盛日記

関東では台風で大変なことになっている朝、伊達のホテルに。
この日は午後から本番という珍しい日。
午前中にちょっと歩く。

野暮用の買い物もあったのだけど、
実はこのプロジェクトで伊達に来るのは最後。
6年間、何度来たのか数える気にもならない。
「旅」だけでも100本は超えているので、もう「どこで誰と」とか「どこで何を」さえもわからないことが多い。
そして、伊達の道の駅の野菜には毎回感動する。
世間的にも有名で、北海道でトップになったこともあるとか。
朝一番は、プロの方の仕入れが多いそうな。
次ぎに来る予定がとりあえずないのでついつい足が向かう。
というのも「もちきび」のシーズンだからで。
他は買わない、と決めているのに見た瞬間に勝手に手が動く。

地元チームと合流してランチの後、ずっと続けてきた学校へ。
もちろんここでのプロジェクトは、来年以降も続く。

無事終了。
地元チームが自分のために野菜が美味しいお店で「食事会」を開いて下さった。
本当に美味しかった。
やっぱりプロは違う:)
昨年のこの日も同じホテルの隣りの部屋にいた。
様々な思い出も巡りつつ、幸せな眠りについた。
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自主公演の振り返り

2019-09-11 00:33:28 | 丹下一の泡盛日記
日曜日はプレイバッカーズの「自主公演振り返り」。
何度か書いているのだけど、プレイバックシアターの世界では、
本番当日にマイナスのフィードバックは出さない、と決められている。
以前、海外で「今日の舞台で改善すべき点は?」と質問した人に、
シンガポールの女性が丁寧に「それはしないのよ云々」と伝えていて嬉しかった。
プレイバックシアターのリチュアルが守られている。
そして世界共通なのだと実感できたからだ。
そして7日目のこの日、「改善すべき点」についての話し合い。
もちろんストーリーの分析も踏まえた上で。
最後には動いてやってみる。
いい時間だった。
「即興」だからこそ、の時間でもある。
その後、かよさん(宗像佳代)と二人で空港へ。



台風が近づいている中、一応飛ぶのだけど、だいぶ待たされた。
結果、新千歳空港から伊達紋別までの「終電」を逃し、
バスで東室蘭まで移動。
ピグマリオンのメンバーが車で迎えに来てくれて無事ホテルに。
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空模様が怪しくなってくる

2019-09-08 11:05:30 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は、かなり早い時間に「終了」。
おかげで早くにきちんと目が覚めた。
作業の続き開始。
10年以上も働いてくれているノートパソコンで動画編集。
ものすごく時間がかかるんだけど、これでいい。
まあ自分も似たようなもんだ。
中之条でやった「Stick」を都内で再演する方向で動いている。
最初の「お話」は中之条の話だから、今度は都内版を考えないといけない。

空模様はどんどん怪しくなってくる。
夕方便で北海道に飛ぶんだけどなあ。
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高崎へ

2019-09-07 21:25:32 | 丹下一の泡盛日記

前夜、へろへろで新制作座に宿泊。
早朝、目覚ましとHくんに起こされる。
ふらふらしながら一旦帰宅。
シャワーを浴びて朝ご飯。
出撃。

乗ったことのない路線で高崎へ。


こんな名前の駅、初めて知った。

高崎のギャラリーで藤原京子さんのインスタレーションを観る。
ガラスと金属で「とても危険/触れると切れます」と作品全体が主張しているのに、
なぜだろう、近づきたくなる。
触れてみたくなる。
この「危険なお誘い」が藤原さんの作品の特徴。
エネルギーをいただいて東京に戻る。
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高田小学校DAY2

2019-09-07 09:32:14 | 丹下一の泡盛日記

金曜日は高田小学校DAY2。
最初は教室で。
中休みの間に大移動。そしてセッティング。
体育館で。

子どもたちが暑さに負けずにご一緒してくれて幸せに終了。

シャワー浴びてえなあ、と思いつつとりあえず八王子まで移動。
雑事を済ませ、風呂屋を探す。
炎天下を歩いていった。

定休日だった。。。
駅前のトイレで顔をざぶざぶ洗って高尾の新制作座へ。

大宴会の夜!
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