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泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

広がる青空が好き

2015-01-12 22:17:55 | 丹下一の泡盛日記
昨夜は2次会で楽しく飲んで食べた。
車で自宅まで送っていただき、そのまま爆睡。
目覚めると両肩の付根の筋肉が張っている。
「とりふね」という動きを繰り返したためなんだろう。
もう違う世界に行っているもんだから気がつかないのだ。


「ハムレッツ」の稽古場へ歩く。
この青空が広がる道が好き。
寒いけど気持ちは晴れやかだ。
稽古場でも「顔が違う」と。
毎月でも禊したいなあ。
おかげで稽古も深まり、その後橋本識帆ちゃんに自宅に来ていただきビデオ見ての話もいい時間だった。
そろそろ台本のことを考えないとなあ。。。
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鉄砲洲稲荷神社 寒中禊

2015-01-12 11:51:53 | 丹下一の泡盛日記


11日は年に一度の鉄砲洲稲荷神社の寒中禊。
今回で3度目だ。
ポスターは昨年の写真。右端に自分がいる。

旧流星舎の主演俳優だった石川辰夫さんが現在この神社の氏子青年会の世話役、というご縁。
昨年立ち会ってくれた秋山智子は流星舎出身で、その後「ノスタルギガンテス」以来並走してくれている。
今年は元劇団員の高木紅子さんや今は女優となっている「みんなの娘」のSちゃんファミリーが応援に駆けつけてくれた。


すかっと晴れて気温は低いが日差しは柔らかい。
今年の「みちひこ」(導師)は一昨年の方で、実に意識のスピードが速い。
ファシリテーターとしても見習うべきところたくさん。

こちらもスイッチがぱしっと入っているので、さっと水に入ることができた。
両手を合わせて「祓えどのかみがみ」と唱えつづける。
自分が水や海、そして禊に繋がるご縁があったことを改めて感じ、深く感謝しつつ。
今回は目を開けて周囲を見回しながら。
一人ではなく、たくさんの人と一緒。
そして、周囲にも大勢の人たちが応援(神楽のお囃子がなり続けている)し、立ち会ってくれていることに感謝の気持が沸いてくる。
「3回目、入りたい人はどうぞ」。
で、3回目も入った。
その後のクールダウンの作法も気持ちよく。
そして風呂屋で「この世の極楽」♪


終了後、社務所でお昼ご飯をいただく。
このお汁がしみるんだ毎年♪

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上海戯劇学院公演、素晴らしかった!

2015-01-10 10:12:45 | 丹下一の泡盛日記
昨日午前中、新宿某所で打ち合わせ。
日本で働いている中国人の人たちの(旧暦)年末のお祭りのお手伝い。
台湾人のプロデューサーと中国人担当者と日本人スタッフたち。
ランチはもちろん「いつもの」台南担仔麺へ。
ここには干豆腐がある♪

ランチ終了後、横浜の稽古場に急ぐ。
「ハムレッツ」の稽古。
今日は趣を変えて「平家物語」の語りなんかやってみた。
夕方、一旦帰宅してリセット。
橋本識帆ちゃんと新宿に「戻る」。

タイニイアリスで上海戯劇学院の「一句頂一萬句」(一萬言に優るひとつの言葉を)をみる。
なんかチャイニーズと新宿な一日だ。
NYから帰国中のまきしま美絵さんとも再会。
素晴らしいパフォーマンスに3人とも大感動。
基本、演劇大学の学生たち(演出は学生ではない)の舞台なのだがそのレベルの高さには参った。
何もない空間に椅子だけを置き、そのフォーメーションと俳優の演技で場面を展開させていくスタイルも好き。
何よりも6人の若い俳優たち一人一人の魅力的なこと♪
登場人物だけでなく、(俳優によって演じられる)馬や豚が魅力的に見えるんだもんなあ。
ちなみに列車の中で一人の男が語りだした半分真実、半分ほら、のような話、というのがベース。
そして主人公はを生業とする最下層の貧民。
もちろん現代の話。世界第2の経済大国にいる最下層の貧民のストーリーだ。
中国語はわからないのだけど、後で出演者と話したら「列車で旅をするので北京語だけでなく様々な地方の言語を使っている。中国人の観客でもわからない言葉がある」のだそうな。

橋本識帆ちゃん、自分と同世代の舞台に強く刺激を受けたようだ。
こんな素敵な舞台を見た後に真っすぐ帰られようか♪
美絵さんも含めて3人で飲む。
いいエネルギーもいただいたので終電前には解散。
この刺激を自分の稽古場に持ち帰らないとね。
それにしても、どうしてこんな素敵な舞台に立ち会う観客がこれほど少ないのだろう。
残念だなあ。
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護摩焚きに出会う

2015-01-09 09:17:16 | 丹下一の泡盛日記
昨日免許を更新。
この頃は滅多に乗らないもんで「優良運転者」なのだった♪
更新の手続き料金を払う時に「寄付」を要求されて支払ったのだけど、あれはなんなんだ?
正規の料金意外に職員にボーナスを払うということなんだろうか?
この日だけでも数十人が更新手続きに来ていたから全体ではすごい収入なんだろうな。
うらやましいこっちゃ。

その帰り道、弘明寺の観音様にお参りする。
お正月の行事なんだろうか。本堂にたくさんの人が詰めかけていて、護摩を焚いていた。
「ノーマクサーマンダー」と懐かしい文言。
思わず手を合わせて一緒に唱えてしまった。
それにしても、火を焚いて、その火にかざした「ぬさ」、あれはここではなんと呼んでいるんだろう?
それで人々の頭上を払っている。
古い形なんだろうか?
神道と火が一緒にいるような奇妙な感じだ。

今回の「ハムレッツ」も16世紀のイングランドの人が書いた戯曲「ハムレット」をテキストにしているが、その世界を再生することだけが目的ではないのはもちろんのことだ。
日本の民俗における「水」と女性、を掘り下げていこうとしている。
いつも思うのだけど、もっともっと勉強しておけばよかった。
大学に戻りたいなあ。
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終日稽古な一日

2015-01-08 11:56:25 | 丹下一の泡盛日記

7日(水)は午前中から下北沢で「死者の書」の稽古。
身体が重い(-_-;;;
それでも役者として同世代の仲間と集中しての時間は嬉しい。
いい汗かいた。
すっ飛んで自宅に戻り顔を洗ってリフレッシュ。
そのまま「ハムレッツ」の稽古へ。
2011年の東京シェイクスピアカンパニー公演の上演台本を3人で読む。
女優二人のこの「古典」への反応も新鮮で面白い。
楽しい時間になった。

パリの銃撃テロ。
こんな暴力の連鎖を止めることはできないのだろうか。
もちろん数百年にわたるフランスをはじめヨーロッパ諸国の植民地支配の歴史からはじまる暴力の連鎖。
銃でインデアンの土地を奪い蹂躙し陵辱したアメリカ人が、今銃によって苦しめられている。
なのに銃を捨てられないのはなぜか?
同じように「戦争」では負けたイスラム諸国が「テロ」という手段で報復している。
「集団的自衛権」の行使、というのは小さな子どもが銃を手にしてあやまって暴発させて家族を殺傷してしまうように、取り返しのつかない世界に踏み込んでしまうことにならないか心配でたまらない。

夜中、香港のAからメール。
来日公演はキャンセルになったそうな。残念。。。
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「ハムレッツ」稽古再開♪

2015-01-07 08:55:18 | 丹下一の泡盛日記
昨日、「ハムレッツ」の稽古再開。
野田貴子さん、橋本識帆ちゃんに中也こうさんも加わり様々試す。
野田さん、キャリアとはこういうことなのか、自分がお願いすることが2度3度で「熟練」してしまう。
20代の頃からのおつきあいで、さんざん稽古場もご一緒しているのに、改めて「美しいなあ」と思う。
ご本人は2回やってみた後で「すでに飽きている」とケンシロウ(古いか)のようなことをおっしゃる。
こちらは「一人で見ているなんてもったいない」と思うくらいわくわくしながら観ているのに♪
そんな野田さんと一緒にエチュードしている橋本さんによい影響がないわけがない。

自分もちょっとやってみる。
仙台で試した場面なんだけど、野田さんに「腹を引っ込めた方がいい」とやさしくアドバイスされた(T.T)
もちろんフィジカルな意味で。
うう、お正月が、ええとええと。。。
減量を誓う。

その後、お二人に我が家に来ていただきアメリカのTV局が制作したシェイクスピア関係のドキュメンタリーを見ていただく。
お二人だけがそうというのでなく、よほど専門的に関わっていなければ、シェイクスピアはじめ欧米の「古典」に親しんでいる人はもう少なくなってしまった。
いきなり「オフィーリア」と言われても困るのが当然だ。
なのでちょっと「勉強」が必要かもしれない。
オニール・プロジェクトも専門家のレクチャーによる何度かの勉強会で気がついたことがたくさんある。
稽古場で身体で感じることが大事なくらい、知的な情報も大事だ。
ある能役者が書き残しているが、戦後に世阿弥の本を読んでいたら、先輩に「本なんか読まなくていい。そんな暇があったら稽古しろ」と言われたと。
時代背景を考えるとなんか「軍国主義」的なにおいを感じてしまう。
20年前に「古事記」を現代劇で上演した後、ある俳優さんから「今さら勉強しろと言われてもねえ」とも。
「今」だからこそ「勉強」も必要なんじゃないかなあ。
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「ハムレッツ」稽古再開へ

2015-01-06 11:51:31 | 丹下一の泡盛日記

実家で酔いつぶれた後、なんだか昨年のオリがどっと出てきたようで、部屋にこもって年賀状など書きつつも、ひたすら眠る。
こんなに眠れるなんて幸せだ、と思いつつ夢はたくさん見る。
長い間、知人が夢に出てくることは滅多になかったのだけど、初夢には寮美千子さんと夫の松永さんが登場した。
しかも、本番の会場で一人で動きを試している時に空間に入ってきて見ている。
脳の具合が変化してきているのかもしれない。
まあ「ハムレッツ」のことしかか考えていないんだろうなあ♪

今朝、身体が緩んだ状態で目覚める。
いい疲れ方だ。
今日から「ハムレッツ」の稽古再開。
本格的に始動する。
疲れでこわばった身体よりも、この「寝正月」で緩んだ状態から入る方がいいに決まっている。
「こわばる」や「緊張」と「集中」は違うんだもんね。
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明けましておめでとうございます!

2015-01-04 09:10:19 | 丹下一の泡盛日記

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

年末は自宅で紅白を見ていたのだが、なんだか面白くなくてチャンネルを変えてしまい、サザンオールスターズの肝心の場面を見逃してしまった。
残念。
「ゆく年来る年」を見ているうちにようやくお年越しの気分になり地元の神社に初詣。
帰宅するとなんだか昨年の疲れがどっと出たような気がして爆睡。
もうろうと目覚めて実家へ。
正月の準備などほとんどしないろくでもない不肖の息子だが実家では家族が暖かく迎えてくれる。
本当にありがたい。


早池峰のワインを用意してくれていた。
弟の息子などとたわいなく遊ぶうちに酔いが回ってまた爆睡。
飲むか寝るかという実に幸せなお年越し。

2日目からは始動。
なんせ年賀状をほとんど出していない。
買い込んであったのにせっせと書き込む。
同時に3月の「ハムレッツ」のチラシの打ち合わせも始まる。
プレイバッカーズなんか2日の朝からメールが回っている。
みんな働き過ぎだよな。

3日には、もう寮美千子さんと電話で長話。
寮さんも年明けの熊野大社での「古事記」公演で大忙し。
なところに3が日も明けないのにお願い電話。
もちろん大いに盛り上がってエネルギーをいただいた。
今年も走り出しておりまする♪
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