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泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

上海戯劇学院公演、素晴らしかった!

2015-01-10 10:12:45 | 丹下一の泡盛日記
昨日午前中、新宿某所で打ち合わせ。
日本で働いている中国人の人たちの(旧暦)年末のお祭りのお手伝い。
台湾人のプロデューサーと中国人担当者と日本人スタッフたち。
ランチはもちろん「いつもの」台南担仔麺へ。
ここには干豆腐がある♪

ランチ終了後、横浜の稽古場に急ぐ。
「ハムレッツ」の稽古。
今日は趣を変えて「平家物語」の語りなんかやってみた。
夕方、一旦帰宅してリセット。
橋本識帆ちゃんと新宿に「戻る」。

タイニイアリスで上海戯劇学院の「一句頂一萬句」(一萬言に優るひとつの言葉を)をみる。
なんかチャイニーズと新宿な一日だ。
NYから帰国中のまきしま美絵さんとも再会。
素晴らしいパフォーマンスに3人とも大感動。
基本、演劇大学の学生たち(演出は学生ではない)の舞台なのだがそのレベルの高さには参った。
何もない空間に椅子だけを置き、そのフォーメーションと俳優の演技で場面を展開させていくスタイルも好き。
何よりも6人の若い俳優たち一人一人の魅力的なこと♪
登場人物だけでなく、(俳優によって演じられる)馬や豚が魅力的に見えるんだもんなあ。
ちなみに列車の中で一人の男が語りだした半分真実、半分ほら、のような話、というのがベース。
そして主人公はを生業とする最下層の貧民。
もちろん現代の話。世界第2の経済大国にいる最下層の貧民のストーリーだ。
中国語はわからないのだけど、後で出演者と話したら「列車で旅をするので北京語だけでなく様々な地方の言語を使っている。中国人の観客でもわからない言葉がある」のだそうな。

橋本識帆ちゃん、自分と同世代の舞台に強く刺激を受けたようだ。
こんな素敵な舞台を見た後に真っすぐ帰られようか♪
美絵さんも含めて3人で飲む。
いいエネルギーもいただいたので終電前には解散。
この刺激を自分の稽古場に持ち帰らないとね。
それにしても、どうしてこんな素敵な舞台に立ち会う観客がこれほど少ないのだろう。
残念だなあ。
コメント
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