泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

前をみつめたエネルギーに励まされた

2013-08-25 22:52:35 | 丹下一の泡盛日記
朝起きると涼しい、というよりも肌寒い。
半袖のTシャツなんかで油断して寝ているとやばい季節になってしまった。
午前中、やたらと雑事がやってくる。
まあ、物事が進んでいる証拠なのだけど、予定していた作業になかなか取りかかれない。。。
今日、いくつかの舞台のお誘いをいただいて、ああ、なんとか行けないか、と思いつつも、もう徹夜でばりばりやることはできないのだよなあ。。。

ネットで気になる「ことば」をみた。
自分はお腹のそこから笑うこと、涙を流すことは浄化につながると思っている。
そして、怒りは人をねじ曲げてしまい「浄化」にも本質にもつながらないと思っている。
人を怒らせ、その感情を利用する演出家は自分から一番遠いところにいるし、そのような人の舞台は見ても悲しくなるだけだ。
プラスのエネルギーが満ちている世界になってほしいものだ。

以前、腹が出ている役者の写真を「妊婦じゃあるまいし」と小馬鹿にした人がいた。
まあ商売道具の身体を絞ることをさぼっているのだから、小馬鹿にされても仕方がない。
そして、「妊婦じゃあるまいし」という言葉で、この男性の「妊婦」に対する気持ちがわかる。
多分、このことばを書いた人は他の男性の子どもを妊娠している女性には興味がないのだろう。
いつのころからか、自分はお腹に赤ちゃんのいる女性を美しいと思うようになった。
「いのち」を育んでいる。男性の自分には決してできないことだ。
いいなあ。素敵なことだなあ、と。
まあ、自分にはその機会がなかったからかもしれない。

昨夜、実は以前励ましていただいたHJさんにも再会した。
真っすぐに舞台に向い合うことができた「幸運な」人生を送ってこられている。
その前をみつめたエネルギーに触れることで再び励まされた。
やっぱり現場に出て人のエネルギーに触れないといけないね。
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