泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

お盆の夜に花火

2013-08-16 08:43:40 | 丹下一の泡盛日記
水曜日、仕事をしながら煮込んでおいた野菜が美味い。


余った野菜をなんとなく刻んで赤ワインで煮込んだだけなのだが、唐辛子をきかせたら身体喜ぶ。
見た目はなんだかグロくなっちまったんだけど。。。
仕事も一段落したので、残りの赤ワインをくぴっと♪

15日(木)、さすがに早起きして諸々お供えし、両手を合わせる。
出かける直前に父から電話。
午前中の六本木での打ち合わせ後、実家に移動。
父との用件はすぐ終わったのだけど、夜にみんなで公園で花火をするというので、だらだらと時間をすごす。
録画されたテレビ番組を見る。
最初は「アイスマン」のドキュメンタリー。
ナショナルジオグラフィック誌で最新のリポートを読んだ後だったので、映像で見ることができて嬉しかった。

その後、オリバー・ストーンの「アメリカ史」の第1回を改めて見る。
全ての日本人とアメリカ人に見てもらいたいドキュメンタリー映画だ。
自分は「独裁」が大嫌いなので、スターリンとソ連の共産主義体制は好きではないが、第二次世界大戦で2700万人の死者を出したソ連の人たちには素直に頭が垂れる。
そして、オリバー・ストーンの第2次世界大戦でナチスドイツを降伏させたのはソ連であり、日本に降伏を決意させたのもソ連。
連合国でもなければ、原爆でもない、という主張には納得させられる。

日本の死者は、軍と民間合わせて310万と言われている。
うち民間の死者は80万人にのぼるという。
アメリカの民間人を対象にした空襲という「大量殺戮」の犠牲者も多い。
米指導部による民間人を虐殺するための空襲とそれに続く原爆投下の流れには強い怒りを覚える。
(その流れに良心から反対した人々がいたことも忘れてはならない)
日米の立場が逆でも同じ怒りを覚えるだろう。
人間として絶対に許せない。

夜は、光が丘に暮らす家族全員と公園で花火。



写真を2枚つなげたらマグリットの「光の帝国」みたいになった♪
主役は一番下の弟の息子(自分の甥)。
走り回って喜ぶ甥を見ていると幸せな気持ちになる。
一緒に花火を楽しむ。
平和な盆の夜。




コメント
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