泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

練馬区美術館へ

2024-06-23 12:18:08 | 丹下一の泡盛日記
早朝、雨の中を仕事に行く連れ合いの顔を見るために起きて(朝ごはんは用意しておいた)、また寝なおす。
雨で気圧が下がり、なんか頭が重く、全身がだるい。
切手を使い切り、買いに行こうかと思うのだけど、尻込み。
実はこの週末のお仕事が急にキャンセルになっていた。まあ最下層の下請けだから、こんな対応も仕方がないのだろう。
そして時間に余裕ができたことが返ってよかった。身体が「無理を重ねてきたよ!」と訴えてもいる。
夕方、スマホの情報で「これは行こうと思っていたやつだ!」と、意を決して出かける。
練馬区美術館、初めて行った。
30年くらい前、プロト・シアターがまだ早稲田「新」劇場アトリエだった頃、ゴミの中に住む男という設定で、大量の空き缶を舞台に積み上げて芝居を創ったことがある。
そして、この空き缶たちはみんな陶器。手にとって触ることができるコーナーもあり嬉しい。
ポスターにもなっている「情報を焼き付けたレンガたち」のインスタレーションは素敵だった。
一つ一つのレンガに焼き付けられた新聞の見出しは、縮刷版編集のバイトだった自分には記憶にあるものばかり。もちろんもっと過去のものもあるのだけど。
その一つに唐十郎の名前も発見して、ちょっと嬉しい。
いい刺激をもらいながらも、やっぱり頭も体も重たい。
帰宅後、そんな症状は自分だけではないと知り、ちょっと安心。
明日は火曜日本番のシェイクスピア朗読の稽古のあと、新版「小栗判官・照手姫」の稽古。
突っ走る日々が始まる。




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