泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

熊野・天女座から

2007-09-18 17:57:52 | 丹下一の泡盛日記
 *写真は天女座のスタジオから。
 
 昨日はなんとか同志社の台本を仕上げて配信。その後、稽古へ。短い時間だがやっぱり稽古はいいな♪ 
 終了後、逗子へ戻り駅前の本屋で台湾関係の本を購入。それをベンチで読みながらかみさんと娘1と待ち合わせ。今夜は3人で晩ご飯。娘1の希望で焼肉屋へ。3人とも生ビールを頼み乾杯♪ いいねえ、こういうの。

 そして、かみさんはちょっと娘1を甘やかしすぎる。困ったもんだ。半年ごとに海外旅行に行かせるなんて言語道断である(怒) 自分は、まじめに将来大丈夫だろうかと心配している。

 帰宅後、ウイスキーを舐めながら2割ほど残っていた村上龍の本を読了。20年前の本だが、世界経済のシステムやアメリカの日本支配の構造がよく調べられている。今の自分にとっては了解事項ばかりだが、20年前にこれだけとはすごい。やはり早いなあ。ソビエトが出てくるのが妙に懐かしかった。

 その後は資料本を延々と読む。台湾の歴史は実に興味深い。90年代にかなり調べて勉強したことがあり、今回はおぼろげな知識を裏付けて、もっと掘り下げたいと思っている。李登輝という人は実に奥が深い。実は密かに尊敬していたりする。

 今朝は9時に家を出て、新横浜から熊野へ。名古屋駅に着いたら、もわ~んと暑い。こりゃ、すっかり夏じゃん。ジーゼル機関の音と熱風が吹くホームにいたら高校生の頃、あちらこちらを旅したときの記憶がふとよみがえった。
 そんな気分で窓の外をゆっくり眺めたり、本を読んだり、いつもは寝るか仕事するかなんだけど、ちょっといい時間だった。
 
 今夜は久しぶりに天女神楽の稽古だ。台本まだ書いてない。。。
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入間川さんのライブ

2007-09-17 12:06:41 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は日吉で稽古の後、秋の台湾古楽器オーケストラ・ツアーの資料本を探しに渋谷へ。と、改装中でバーゲン体制に。面白くてついついみてしまったが、探し物はなかったので故郷新宿の紀伊国屋へ。
 仕事で使う本はネットか紀伊国屋で見つけることが多い。残念ながら三浦半島では売ってないことが多いのだ。店内パソで検索し発見♪

 その本を読みながら下北沢へ移動。チェロ奏者・入間川正美さんのライブ「風の盆」へ。大上流一さんとのデュオ。大上さんははじめて聴いた。
 入間川さんとは90年代の「地球の花瓶」ではじめてご一緒し、以後、千賀ゆう子企画をはじめ、プロト・シアターでのセリーヌ・デュボアとのデュオなど数々の舞台でご一緒させていただいた。大好きなミュージシャンである。
 客席には千賀企画に出ている加藤翠さんもいてはじめてお会いした。

 終演後、入間川さん、大神さんと飲む。落ち着いた店でいい時間だった。
 帰りの電車の中で本を読みながら寝てしまい、気がついたら横須賀。タクシーで帰宅(^^;;;
 寝ている間、頭の中を台湾方面のことばが渦巻いていた。同志社のほうの台本先に仕上げないといけないんだが。。。

 今日も午後から稽古。その前に書きかけ最新版を配信予定。
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ジブリの森のテント公演

2007-09-16 10:17:56 | 丹下一の泡盛日記
 神林村での舞台を無事終えての帰路、新潟で途中下車。メンバーが好きな飲み屋で晩ご飯。かよさん(宗像佳代)、誕生日で乾杯♪ 
 すっかりいい気持ちになって満員の新幹線に乗ってから大宮駅で下りるつかさ(酒巻司)を見送るまで記憶がない。次に目が覚めたら東京駅だった。

 昨日は、かみさんと新宿梁山泊のテント公演「唐版 風の又三郎」を観に出かけた。会場は三鷹のジブリの森でうちからだと2時間半はかかる。久しぶりのテントに二人ともわくわく。
 自分は状況劇場の「風の又三郎」はみていない。79年の「犬狼都市」からである。もう根津甚八はいなくて小林薫が主役。ほかに十貫寺梅軒や不破万作、川崎容子などが出ていた。
 そして、又三郎といえば、自分にとっては、石川裕人大兄率いる仙台の十月劇場の「又三郎」。素晴らしい舞台だった。佐々木宙が演じた炎が燃え立つような又三郎をはじめ今でも数々のシーンが記憶に焼きついている。

 梁山泊の「又三郎」を自分はそれなりに楽しんだ。2回の休憩をはさんで3時間の大作。さすが家元直系。(そういえば演出・出演の金守珍の状況劇場デビューを自分は花園神社で観ている。「にいちゃん、ピンセットがささちまったよぉ~」という甲高い声がよみがえる)
 最後にテントの幕が跳ね上がり実物サイズの艦上陸攻機が飛び上がる。やっぱりテントはこれでなくちゃ♪
 そして、87年に旧国鉄操作場で観た梁山泊の最初のテント公演を思い出していた。

 今回のひそかな楽しみは、客演していた女優・大鶴美仁音。くう、かわいい。そしてなんというはじけるエネルギー。しなやかで力強く、軽やかだ。
 家元譲りというべきか、一応コロスで出ているのだが、そのエネルギーの強さに目が行ってしまう。クラシック・バレエをやっていたというが、しっかり小技で生かしていて笑ってしまった。さすがの演出だな。
 2~3回の舞台の後には主演級になるだろうと思われる。先が楽しみだ。

 こんな楽しい舞台の後は、もちろん飲み屋へ直行。ああ、かみさんがのん兵衛でよかった♪ 終電ぎりぎりまで飲む。といっても小1時間だ。
 中央線が遅れ(だから東京は嫌なのよ)横須賀線にダッシュで走りこむ。自分より飲んでいたかみさんはもうふらふら。カメラを向けると「酔ってません」としらふのふりをする。

 同志社大学の講座の生徒たちからレポートが上がってくる。滋賀で作った台本に手を加えて明日には全員に配信する。そして午後は「嵐に立つ花」の稽古と衣装合わせ。夜は下北沢に入間川正美さんのライブ。
 頭の中では一生懸命書いてるからね。あとはまとめるだけだから。(いつもこればっかりだ。。。)
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村上の夕日

2007-09-13 17:34:36 | 丹下一の泡盛日記
 朝かみさんをおくった後、洗濯物を干して東京駅へ。上越新幹線で新潟、初めて乗る羽越線で村上市に来た。
 迎えの車で神林村へ。明日はここの体育館で本番。
 でかい会場なのでサウンドチェックや照明のチェックにいつもより時間をかけることに。広い会場を走り回るだけでもたいへん。
 明日は、700人近い観客が予定されていて会場設営もたいへんだが担当の方たちが一生懸命でありがたい。

 かよ(宗像佳代)さんが村上で汐美荘をとってくれた。日本海に沈む夕陽が美しいので有名な浜に建てられているホテル。さすが知ってるね♪
 部屋からも風呂からも一面に広がる日本海。そして沈もうとしている夕陽。しかもパソがつながるので助かる。
 風呂場からみた日本海に沈む夕陽は実に美しかった。

 そして特筆すべきはここの晩ご飯。メンバーたちが何度も「おいしい」と叫んだ。(部屋出しだったし)すみずみまでほじって食べたいと思った蟹は久しぶり♪ 刺身はもちろん、すべての皿が美味しかった。なんたって普段ご飯のお代わりをしない代表の佳代さんが、お代わりをしたくらい。美味しいものを食べて久しぶりにぼうっとした。

 夜中、もう一度風呂に入り布団にもぐり込む。明日の本番はハードだ。神様がその前に素晴らしい休息時間をくれたのだろう。
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終日ワークショップ

2007-09-12 09:46:21 | 丹下一の泡盛日記
 昨日は、終日ワークショップ。朝からミュージック・トレーニングで汗を流す。

 このリトリート・センターは同志社大学のセミナー・ハウス。琵琶湖に面した山中にあり稽古場にしている礼拝所をはじめ宿泊棟や研修棟などがあり、すごく広い。食堂も立派でメニューもそのへんのホテルよりもよい。なんかすごい。
 もちろんキリスト教系の学校らしく枕元には聖書。各棟もそれにちなんだ名前だ。

 学生たちはワークを楽しんでくれているようで様々な発見があった。
 夜はライブの前にみんなで演芸大会。ギターソロやジャグリング、バイオリン。みんな芸達者だねえ! 担当教授の歌まで飛び出し、最後はみんなで歌ってくれた。これでかなりイメージが降りてきた。 
 続いて天女座のライブ。この流れでは気合いも入ろうというもの。涙を流している子もいた。 片付けて部屋にもどり、書き始める。
 今日の最終稽古が楽しみだ。


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同志社大学で授業

2007-09-11 10:06:17 | 丹下一の泡盛日記
昨日、帰国するかみさんとすれ違いで新幹線に飛び乗り京都へ。
在来線で堅田。紫帆さんとんちゃんと合流。同志社大学リトリートセンターへ。
いよいよ集中講座スタート。会場は礼拝所(^o^;
終了後は、バーベキュー大会♪ 
今日は終日ワークショップの後、天女座ライブ。
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多忙な週末

2007-09-09 21:19:06 | 丹下一の泡盛日記
 7日(金)は、江ノ島でプレイバッカーズの稽古。そして宿泊。自分は買い出し担当。ビール、日本酒、韓国の焼酎・チェミスルなどを用意しつまみ兼夜食も仕込む。
 稽古は、自主公演に向けて若手の強化をメインに。やっぱり板の稽古場はいいな♪

 土曜日、午前中ミュージック・トレーニングで汗を流す。お昼ごはんから戻るとぽつぽつとワークショップ参加者が。札幌からのりんちゃんも無事到着。つくばからのみやはスクール同級生。

 今回ははじめての方が多かった。ファシリテーターはくみちゃん(佐藤久美子)、自分はストレッチなどを担当。

 終了して夜の飲み会。前回の公演でテラーになった男性が参加してくれたのだが、彼が如月小春さんの生徒だったことが判明。盛り上がる。

 今回は江ノ島のセンターの部屋が取れず、自分たちは民宿に。1時過ぎまでべと話していた。
 6時には目覚ましがなり車飛ばして帰宅。わんこと散歩してシャワーを浴び、ひげを剃って表参道へ。イー・ウーマン講演者養成講座の最終スピーチと終了式。午後はパーティー。
 東大の江端先生や佐々木かをりさん(この2人とは同い年なのだ)と東京都の教育制度の話などで盛り上がる。

 1時半に辞す。3時半、岸本一朗さんと久しぶりに会う。岸本さんは80年代に渡米。以来、ニューヨークを拠点に活動する気骨の演劇人だ。91年に「ツァイツ・ガイスト(時の塩)」という作品で来日公演。
 イギリス人とドイツ人カップルのニューヨーク版と日本人カップルの日本版の二つを上演した。すばらしい舞台だった。(1999年には、ベルリンで帰国していたドイツ人女優を含むユニットでベルリン版と日本版が上演された)
 この公演をお手伝いして以来の大切な先輩だ。

 実は、NYで日本で観たシルク・ド・ソレイユが素晴らしい! と騒いだら「日本公演なんて余興みたいなもんだ、本物が観たかったらベガスに行け。僕はもう観たよ」と教えてくれたのも岸本さん。大好きな「O(オー)」とはこうして出会った。

 テルアビブやエルサレム、サラエボやベオグラード、ベルファストなどいわゆる紛争地域に出かけて、パフォーマンスもしている。しかもサビの部分のメッセージの台詞は、丸暗記した現地語でやる。

 50歳を越えてなお少年の瞳を持つ岸本さんとビールを飲むのは楽しい。だから時間があっという間にすぎてしまう。

 わんこたちが待つ逗子へ。駅からバスに乗ったら、後ろの座席にいたお神輿チームの二人に声をかけられる。だんだん村の住人になってきたな♪

 明日は、琵琶湖へ。矢吹紫帆さんと矢中鷹光さんと合流して、いよいよ同志社大学の授業が始まる。
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台風の中、稽古と打ち合わせ

2007-09-07 12:10:30 | 丹下一の泡盛日記
 昨日ばらばらと雨と風の中、税理士の先生のところに美味しい梨を持っていく。なんか親戚の家に遊びに行くような気分で。(先生すみません)仕事の話も交えて、近況報告。
 熊野の舞台をみに行きたい、と行ってくださった。日程調整が必要みたいだけど、かつてトラックに乗ってニューギニアのジャングルを旅した人だから、調整ついたら来て下さるに違いない♪

 戻って夕方、風雨がひどくなりそうなので、5分だけ犬と歩く。「えっ私たちを置いていっちゃうんですか!!」と騒ぐのを置き去りに(T.T)して車で飛び出す。
 日吉で秋の舞台の稽古。8時に抜けて新横浜で待つ寒雲さん(彼女も車で山梨から移動)と落ち合う。

 寒雲さんは台湾出身の歌手。シンガポールと香港を中心に活動していた。シンガポールのロックバンドと組んで作詞作曲して出したレコード、とてもいい。金沢で自分が演出した音楽祭の出演者の一人として知り合い、vol.1~4全部出てもらった。
 その後、ソロコンサートの演出を頼まれて、詩の朗読と歌をコラボさせる構成をつくり、結局自分が出演してからみのダンスまでやってしまった♪ ファンクラブから「愛人だ!」と誤解された(^^;;;

 会うのは久しぶり。色々と話は尽きない。とにもかくにも、秋の古楽器オーケストラのツアーの打ち合わせ。自分は一応「司会」となっているが、もちろん「普通の曲紹介なんかしないでね」とのご依頼。
 「じゃこんなのどう?」と楽しい話が続き、いつの間にか夜もふけ。寒雲さん「次」が待っているので、移動。月曜日はジュディ・オングさんのラジオ番組の収録だそうだ。

 すごい風と雨の中を家へ。道路にいろんなものが落ちているので、結構危ない。装甲車みたいな車でよかった。安心感がある。そして、なんだろね。その雨の中コンビニによってちくわを買う。

 帰宅するとわんこたちが「ひどいじゃありませんか」「ご飯食べてないんですよ」と次々に訴えてくる。「ごめんね~」ちくわをみて大騒ぎ。大好物なのだ。すまんね。これは僕の分。
 フライパンを熱しマヨネーズどばっ。斜め細切りスライスのちくわ。からめて、コショウ振って細ねぎちらして、もちろんビール♪ 美味しくいただきましたです、Kさん、ありがとうございます。

 台風とか嵐とかかみなりとか、不謹慎にも興奮してしまう自分。ミカ・バンドの「台風歌」なんかかけながら、勝手に盛り上がる。3時前には寝たのだが、1時間おきにコンサートのイメージが下りてくる。いい感じだ。

 今夜は、プレイバッカーズで江ノ島に宿泊。土曜日からの合宿準備と自主公演に向けて若い衆の稽古。Sちゃんに留守中のわんこを頼む。日曜日は、イー・ウーマンとニューヨークから里帰り中の岸本さんに久しぶりに会う。
 走り続ける日程が始まって、アドレナリンが出まくりの日々になりそうだ♪
 
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読書とちくまよ

2007-09-06 11:40:10 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、事務仕事がばんばん進んだので夜7時前にはシャワーを浴びてベッドで読書。ことばをつむぎだすにはことばを食べないといけない。
 村上龍の長編を読む。1990年後ごろ雑誌で連載されていた頃、拾い読みしていたが改めて上下巻を買いがっつり取り組む。

 11時には7割読み終えてちょっと休憩。と、それを待っていたかのようにSちゃんから久しぶりに電話♪ Sちゃんは娘1の幼馴染。一緒に愛知万博に旅行した。「娘3(この3人が幼馴染なのだ)と連絡とれないんだけどぉ」。それにはじまり20分は話す。
 ついでにパソも開いてメールチェック。岐阜のKさんが「ちくまよ」試してよ! とメール。ここんとこ、食生活がひどい。20代の頃とかわらん。今日こそどこかでちくわ買ってこよう。
 一滴も飲んでなかったのに「ちくまよ」と聞いて、ついついビールの缶開ける♪ ベッドに戻り再び読書。

 朝起きてコーヒーを大パパに、お茶をかみさんの祖母に。どちらもお供え。ルークとドラには水を供えている。だしをとり、わかめの味噌汁。ご飯、卵納豆、海苔。

 今夜は「嵐に立つ花」の稽古の後、寒雲さんと秋のツアーの打ち合わせ。台風、どうなるのかな!?
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34年ぶりの再会

2007-09-05 11:55:38 | 丹下一の泡盛日記
 昨夜、都内で1973年にカナダで一緒だった友人たちに再会した。その一人Gはその後一緒に山に出かけたりしていたが、もう2人の女性は34年ぶり。当時自分とGは中学校2年生、二人は小学生だった。
 めんぼくないのだが、二人のことはまったく忘れていた。それが「丹下のおにいちゃん」と呼ばれたとたんに、妙な懐かしさがこみあげてきて「あ! Uちゃんだ」と思い出した。
 もう一人の方もふとしたしぐさに「おお!」と思い出した。彼女は、自分のことを忘れていたのだが「シカゴシカゴって騒いでいた人がいた」「それ僕です」彼女はそれでシカゴのレコードを買って日本に帰ったのだそうだ♪

 34年前、カナダは月ぐらい遠かった。なにからなにまで珍しくて面白くて楽しかった。もっともっとみたくて体験したかった。その強烈な思いは4人に共通していて、すっかり盛り上がってしまった。

 彼女たちによると自分は相当なやんちゃであったそうで、すぐにどこかにすっ飛んで行ってしまい引率の先生によくしかられていたそうだ。そんな記憶はなかったのだが、彼女が自宅から持ってきてくれたアルバムに写っている自分は、その通りの波動を出していてちょっと驚いた。
 懐かしい風景。そのほとんどを覚えている。そして写真の中の子どもたちは生き生きしたエネルギーに満ちている。
 それまで「優等生」で生きてきた自分がはじめて親元を離れて解放されたのだろう。今の自分の原点がそこにあった。あの日から今まで、遠くへ行きたくてもっとたくさん見たくて走り続けている。

 そして、4人とも行かせてくれた親にものすごく感謝している、と。当時経済的に大変な負担だったに違いない。

 不思議なことがあった。昨夜、オレンジのシャツと水色のジャケットを着ていたのだが、カナダに行く時に赤いTシャツと水色のジャケットを持っていった。無意識に同じような服を着ていったのだ。Uちゃん「お店に入ってきたとき、あ、また赤いの着てるって思ったよ」

 いつまでもいつまでも話していたかった。終電に乗り遅れ大船からタクシー帰り。また近いうちに会いたいな♪

 ところでオハイオの娘2はどうしているかなあ。
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