泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

奥飛騨から石橋さん来訪

2007-05-15 18:37:45 | 丹下一の泡盛日記
 昨日、奥飛騨・上宝村の水谷さんのことを書いたと思ったら、その隣の神岡町の石橋さんが訪ねてきてくれた。お会いするのは、5年ぶりか。

 石橋さんは神岡に伝わる春慶塗という漆塗りの職人で、民話の語りの仕事でお世話になって以来15年以上のお付き合い。
 4年前に「夢のたまご塾」飛騨アカデミーを立ち上げた。今夏、誘っていただき自分も講師として参加する。たまたま神奈川県に来ているので久しぶりに会おうということに。逗子の自宅まで来ていただいた。
 
 石橋さんは東京の出身。大学で地質学を学び、米国の石油採掘の採算をチェックするソフト会社に就職。本社はダラス、最初の勤務先はシンガポール支社。短い研修を経て、世界の現場をまわった。

 最初は西アフリカがメインで、自宅はスペインのカナリア諸島に。ジャングルでの仕事を終えた週末は空港に行き、次の飛行機のチケットをくれといってロンドンやマドリッドで遊び、日曜日にジャングルに戻るという生活。

 コロンビアではタッチの差で乗り遅れた飛行機が離陸するのを見ていたら、その場で爆発事故。瞬時に燃え尽きた。同僚の方が亡くなった。

 様々な体験をして日本に戻り、神岡町で結婚。春慶塗の職人となったという経歴。自分がナショナルジオグラフィック誌を購読するようになったのも彼に教えられてのこと。(もっとも石橋さんは英語版。自分は日本語版だが)

 かみさんや大ママも加わり気合の入った先輩と久しぶりに楽しい会話。

 8月のワークショップは「高校生とそれに準じる年齢の方」が参加資格とか。60歳の高校生もOKだし、高校に行っていなくてもティーンならOKだそうだ。
 詳細は下記を御覧ください。8月が楽しみだ♪
 http://www15.ocn.ne.jp/~hdac04/

 
コメント
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