泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

マラケシュからリスボンへ

2024-06-10 06:20:14 | 丹下一の泡盛日記
マラケシュを立つ前夜、フナ広場のカフェに行ってみたら一階がギャラリーになっていた。床に置いた鏡に光を当てて天井に投影するインスタレーションは、そのままTama+ projectに参加していただきたいと思われるものだった。
上からアラビア語、英語、ベルベル語、フランス語。
今回のモロッコでベルベル博物館にも出かけ、その文化の一端に触れることができたのも大きな収穫だった。
金属加工にたけ、また砂糖をふんだんに生産していた彼らの遺物は非常に興味深いものだった。
それにしてもこの文字のデザインがなんとも言えずに好き。
マラケシュ空港から北へ飛ぶ。整えられた農地の光景がしばらくすると砂漠に。
これが延々と続く。こんなところをよくぞ渡って来たものだ。
この海も同様に渡っていこうと船を出した人を心から尊敬する。
リスボンの港。眼下に「大航海時代のモニュメント」が見える。
風景はガラリと変わって、やはり馴染みのあるヨーロッパの街を感じる。
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旬の季節にいる彼ら

2024-06-10 06:20:14 | 丹下一の泡盛日記
土曜日は「お仕事」がキャンセルになったので大手町のギャラリーへ。
パリ在住アフリカ系の作家の展覧会を見る。
神保町の本屋でコーランと平家物語関連の本を買い水道橋まで歩く。
歩く癖がついているのと、2年かかって歩けるように復活してきたことがありがたい。
夕方、永田雄也君が出演する舞台を観る。寺山修司へのオマージュという二人芝居。永田くん、とてもいい。先日の小山利英くんもそうだったけど、旬の季節が来ているなあ。
マラケシュの旧市街の道。
ホテルからの道にはこんなのもあって。
ウイーンにもあったけどつっかい棒をして支え合っている煉瓦の壁。
スークの豆屋。鳥の餌を売っているのではない。鳥が大喜びでバクバク食べているのだけど店の人は追い払おうともしない。衛生的にどうなのかは知らないが、なんだか好感が持てる。
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