今回第一の目的はモロッコのジャジューカ村でのフェスティバルを訪問することで。
事前に細かい注意書が送られてきていた。
イスラムの国は初めてではないしそれなりの知識もあったので特に戸惑うことはなかった。
元来モロッコは前国王のイスラム原理主義的(決して悪い意味ではない)指導のもとでゆっくりの近代化を進めていて。
その頃も宗教的な選択は個人に委ねられているという。
各都市の歴史や事情によってそのあたりの匙加減がずいぶん異なることを体験した。
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モロッコへの直行便はなくロンドン経由でカサブランカに。体を慣らす時間を作るため「里」でしばらく過ごす。
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カサブランカ駅。これは旧駅舎でこの裏にめちゃくちゃ現代的な駅が。
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新幹線でタンジェに移動。
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タンジェでは旧市街のお屋敷を改装した「ホテル」に。
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目の前は大西洋。目の前にスペイン、はるかにポルトガル。
この海を行き来していた人々がいて。「レコンキスタ」によってあっちで生まれた人々がこちらに「追いやられてきた」。
タンジェは海峡に面した土地柄、スペイン語も話されているとか。
現地のラジオではフランス語の放送も。
アラビア語は全くわからないしフランス語も酷いものだから緊張していたのだけどかなり英語が通じるし、自分のフランス語も(外国人発音だけど)なんとか大丈夫なので一安心。