「中期総合計画」の最終案が確定。
昨日、これまでパブリックコメントを行って来た、今後向こう5年間の県政運営の方向を示す「中期総合計画」が、部長会議において決定しました。そして、12月6日から行われる12月議会で「中期総合計画」(案)として提案されることになります。
今回、最終決定された「中期総合計画」の策定過程では、県民の皆さんへの意見募集や、10圏域単位での地域懇談会の開催、車座集会、ボイス81などの各種懇談会、県民満足度調査の実施など、計画策定手続きとしては、かってない取り組みであったと私は評価しています。
また、車の両輪として計画を策定するために県議会に設置された「中期総合計画研究会」が、各会派の意見を取りまとめ、知事に提出した47項目の意見についても、事前に回答が寄せられ、いくつかの課題について、追加・修正されたことを評価するものです。
なお、「改革・緑新」として、私が申し入れた「教育委員会の障害者の法定雇用率の確保」や「女性の公立学校教員等の管理職への積極的登用」等については、追加・修正されました。
また、政策評価の第三者機関の設置については、「ご提案の趣旨を踏まえ、政策評価について造詣の深い有識者を総合計画審議会委員に加えるなどの対応を検討してまいります。」とし、計画の実施過程での地方事務所単位に計画の進捗状況をテーマとした「会議」の開催については、「計画に基づいて施策を展開する中で尊重してまいります。」としています。
この議案を審議する12月では、この計画に関し、厳しい県財政のもとで、掲げた数値目標をどの様に達成して行くのか。県政が県民から遠くなっていると指摘されるなか、計画の運用過程で県民に分かりやすく説明するとともに県民参加のシステムをどの様に確立するのか。掲げた、数値目標の根拠は実現可能なものなのか活発な審議を行う必要があります。
信州の名工・優秀技能者表彰式
昨日、長野市のメルパルクホールで、県と県職業能力開発協会主催の「信州の名工・優秀技能者表彰式」が開催され、私が議長代理として出席し祝辞を行いました。
表彰されたのは、11月21日まで静岡県で開催された「技能五輪国際大会」で、金メダルを獲得したセイコーエプソンの畑弾手さん(21歳)はじめ、1団体と346名方々で、さすがに優秀な技能と経験がみなぎり、皆さん自信に満ちた貫禄を感じました。
これからも、精進され頑張って頂くことを願いました。
表彰式終了後は、受賞者との記念写真を撮りました。
まん中に、腰原副知事と私等が座り、受賞者が5組に分かれ順番に撮影したのですが、なぜか私の隣には3回、若い女性の受賞者が座りました。でも、私のデジカメが悪いのか、撮影して頂いた副知事の秘書の方の「ウデ」が悪いのか、肝心な写真はよく写ってはいませんでした。
それにしても、受賞された偉大な皆さんとの記念写真の相手が、私なんかで良かったのでしょうか。