たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

また同じようなタイプ

2009-09-08 22:49:56 | Weblog
 振り返ってはいけない、未来にすら縋ってはいけないっと言いながら、過去の地で未来に想いを馳せる日々が続いている。でも、それは、スタートでいえば、クラウチングスタート。あえて1度屈み、より強く力を入れるための後退であるっ、…と思いたい。

 あの時の場所にいると、不思議に、ダブってくる。2つの意味で。
 まず、最近仲良くなった友達が少し幼く隣にいるような錯覚を受ける。この集団、あの集団…。今その発言と言動は自分の地位を確かめるためだったな、とか、だからどっちも結局不安なんやな、とか、察すれば察するほど、今、自分の周りにいる色んな人達が、どういう軌跡を描いて、俺と出会ったのかが垣間見ることができる。
 そして、もちろん、当時の自分の環境の真実が見えてくる。冷酷に、間違えないように、本当に冷酷に、時間をゆっくり戻してみる。あの時の自分と少しでも似ているなら、もしくは当時の友達の誰かの性質に少しでも近いと、執拗にかまいたくなってしまう。ある意味で、絶対に、意味がねーのに…。

 本当はこんなにも悲しい真実を、ちゃんとした意味で、きっと、誰もわかっていない。それくらい上手すぎるのかもしれん。俺…じゃなくって、人間がね。

 『優秀だよ。こっちの思う以上にね。ただ、お前みたいなのがいるんじゃないかって、それだけが本当に怖いや。』
 「そりゃー、いないでしょ(笑)」
 『なんじゃそりゃ(笑)、自分はめったにいねーって、そー言いたいんかい??』
 「違うけどさー。っま、いないでしょ(笑)。」

 その意味では、むしろ、きっと、いると思う。陽に現れないから、俺が気が付かないだけでね。
 だけど、もっと拡張した意味でなら、彼と、そしてその後の行く先々でみつけた何人かと、それから俺自身も(であると今なら、言うことができる)、きっと、そうそうはいないであろう。Extraordinaryをさらに超えたInterplanetaryとしても、言いすぎでは無いっしょ(『Love don't cry』より)。
 ただの能力と痛みとプラスして、所有できる、その力は、教える立場の人…、いやヒトが一番持っていなければならない、俺が固執している、あの想い由来なのだと思う。
コメント
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