たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

道を創るノウハウ

2012-01-02 06:19:53 | Weblog
 やっぱ、お正月は、ゆっくり、自分の辿ってきた道を考えてしまいますね。

 ここまで来た、そして次に行こうとしてるのも、道があってその道を通ったのではなく、道を創りながら、無理矢理歩いてきたみたいになってる。でも最近、それでよかったのかもって思う。
 レールがある、ってことはイイことなんだけど、結局、本当の実力をつけるためには、与えられたレールに沿って歩いていけばイイってわけじゃなくて、自らレールを創ったり、期待以上の結果を自らで提出するしかないんだと思う。

 例えば、今は、お金を払えば予備校に行けるし、そういうことすらレールを創らなくて良くなってしまった。受験すら不平等になりつつあるけど、今までの数少ない自分のすべての生徒達には、レールを自ら創ることの大切さを、理解して欲しいと、常に想ってきた。

 生徒によって、それを学ぶツールが、受験だったり、恋愛であったり、とても難しい数学だったり、大人との人間関係だったり。。本人が真剣に想ってる系で、俺は、自分が培ってきた思考力と行動力で、レールを創るのを手助けしながら、自分でレールを創る為のノウハウを伝えようとしていた。即物的な事象は1人ひとり異なるけど、結果、それこそが、即物的な実力向上に繋がる。
 残念ながら、俺自身、レールを創る為の具体的なノウハウがどういうものなのか、よくわかっていない。ただ、今すぐに出来ることを言及していくと上手く行く確率は高い。その結果、自分が上手く行ったことがないこと(系)を、子どもが上手く行ったりすると、やっぱり、本気さやその子が本来持ってる想いが勝っていくのが分かる。

 だから、少しでも本気に想えることがあるうちに、それに対して、自らでレールを創ろうとすることが大事だと思う。
 自分で創るったって、協力をまったく求めないってことじゃない。誰かにまかせっきりにしないで、自分が主導権を持ってればそれで良いのだ。だから、誰かに聞いてみるんでも良いし、マニュアルや教科書を開くんでも良い。それらのすべての努力は、主体的である限り、無駄にはならないが、誰かにまかせっきりにしている度が高いほど、無駄になる努力は多くなっていく。

 また、この結論。
 レールから落ちることよりも、レールの上に乗っかり過ぎてしまって、そのままじゃ確実に事故になるってわかってるのに、そのレールから降りられなくなってしまうことのほうがよっぽど怖いのだ。

 ここから脱する手段はただ一つ。自分が本気になれることに、本気で自分で道を創ることだと思う。
 まぁ、これまでの傾向的に、俺は、そういう不器用な人のほーが、生徒なら教え甲斐があるし、一緒にいて楽しかったりするんだけどね。
コメント
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