たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

Yielding is sometimes the best way of succeeding.

2011-08-08 02:31:16 | Weblog
 頭で考えた正しいことを、相手のために、捨てなきゃいけないことがあって、それはとても大切、って、最近よくここで言っているけど、あらためて、こういうのって、どこで習えば良いんだろうね。

 少なくとも、学校教育で教えてもらった記憶は無い。っていうか、そんなこと学習指導要領で見たこと無いし。
 今になって、あの先生があーやってくれたことは、そういうことか、って気がつくことはある。でも、それって、その先生がスゴイのであって、学校教育がすごいわけじゃないからね。

 難しいか、学校教育じゃぁ。結局、自分の気持ちを規制しましょう、ってことばっか教えるから。

 本当に気持ち依存じゃないと無理だからね、この発想になるのは。
 この方程式や経験を持ってない人で頭イイ人、よーするに俺が言うとこの、無駄に賢い人には、バカにされたりするからね。それが、身の程しらねーってーの、って昨日の続き。

 ただ、こういうこと言うと、ホントに勘違いされることがあるんだけど、賢くなること自体が無駄ではないのよ。
 お勉強して、今の状態よりも頭良くなり続けるのって、とっても大事だから。っていうかね、逆に言えば、バカなヤツが、気持ちを汲めるのは当たり前だから。だって他に選択肢が無いんだもん。

 賢くなっていて、こっちのが正しいってわかってて、でも、相手に合わせる、負けられる。そういうのが大事だし、そうならなきゃ、ただの普通じゃん。普通じゃダメなのさ、一回の人生。
 心が満足することを知っていて、解析結果とは異なる相手に合わせる側を選んじゃう、ってんじゃなくて、心が強すぎて、そっち側に勝手に行っちゃう、みたいな。同時に、頭でも解析してるから本当はダメってわかってるんだけど、でも、ってのが大事。わっかるっかなー。

 だから、やっぱり、感情の強さとか、気持ちの清らかさとかなんだよね、評価の基準は。
 賢くなっていって、いつもいつも正しいことだけを言ってりゃイイ側になっちゃう人ってのは、それだけ心が無いから、ただ正しいほうが勝っちゃうし、情熱が無いから、無難に勝てるほうに行っちゃうし、薄っぺらいんだと思う。だー、ある意味、ホントっ、かわいそうよ、人である意味が無いじゃん。
 ホントの意味でガチ孤独で正しいことだけを出力するロボットじゃぁ、楽しくないでしょ?、実際。

 気持ちがたった一つに集約されて、その気持ちが強くなりまくってると、超賢いロボットみたいになるけど、それとはわけが違う。これも、かわいそうな部分はあるけど、素晴らしいもん。心が何も無いロボットなんかと一緒にしちゃダメ。

 負けるが勝ち、の凄さを、誰も教えることができないことが、良くないのかもしれないな。

 っていうか、先の先を言いすぎてるかな。ただの能力ですら評価しないもんね、みんな。ズルイ、自分のことばっか。
 心の強さで評価しないどころか、能力でも評価しないで、自分達にとって都合のイイ人間だけを選んでるよーじゃ、ホント、マズイだろ、日本。
コメント
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