たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

期待することの重要性

2011-07-13 01:27:53 | Weblog
 何をもって、正解とするか、不正解とするかの判断は難しい。
 その時は最高に喜んで、やったー、って思っても、後になって、やべー間違ってたわー、ってなることはしょっちゅうだし、そのさらに後になると、あれ?やっぱ正解だった?、ってなることも間々ある。

 『ちょっと、これは、やる意味がなかったかもですね。』
 [うーん、まぁ、いいんじゃない?実験は、一個でもわかったことがあれば、それで成功でイイんだよ。それが当初の目的じゃなくてもね。じゃないと、ほとんど全部失敗になっちゃって、モチベーションが下がって、続けることが難しくなっちゃうし。]

 だから、どんなに最低だって思っても、どんなに仕返ししてやりたいっと思っても、感謝しないといけない。
 感謝するなんて、今、どうしても感情的に出来ないんだったとしたら、スルーするしかない。何週間か、何ヶ月か経って、冷静になって、大人になった時に、ごめんね、ありがとう、またね、って、最後の言葉を述べれば良いのだ。それが、正しいレッドカードのつきつけ方。

 でも、そんな風に頭で考えられなくて、今までやってきちゃってることがあるわけだから、後戻りが、っぱっと出来ないって気持ちはすごくよくわかる。感情が無ければ良かったのに?
 ほら、そんなことを想ってると、昔の言葉が蘇ってくんぞ。

 絶対に負けたくないなら、何も期待しないこと。

 って。

 逆にバカだな。期待する、ってのは、本気になるってことだから、どっちにしても勝ちなんだよ。
 だって、実験は、一個でもわかったことがあれば、一ヵ所でも想いの容量が大きくなれば、それで成功でイイんだから。本気で期待して実験しなきゃ、それすら掴めない。

 本気になれないなら、即物的なままなら、どんなに実質的に上手く行ってるように見えても、成功にはなんねーんだよ。っていうか、それじゃぁ、楽しくないし、短い人生がもったいないだろ。

 だから、気持ち依存で本気になることを諦めないで。
コメント
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