「THE ART OF McCARTNEY」を聞く。
ボール・マッカートニーのトリビュート盤で、
ディランを始め、ブライアン・ウィルソン、ビリー・ジョエル、
ロジャー・ダルトリー、KISS、ハート、スモーキー・ロビンソン
といったビッグネームな人たちが、ビートルズからウイングス、
ソロに至るポールの名曲をカバー。
非常に整理されているというか、
基本的にポールのオリジナルに忠実なアレンジが多い。
というのも、現在のポールのバンドメンバーがバックを
つとめているパターンが多いので、余計にそう感じるのだろう。
ポールのバンドは手練れだし、オリジナルに対するリスペクトが
半端じゃないので、安心して聴けるカバーだ。
そうは言っても、上記のようなビッグネームな人が歌っているので、
それぞれ楽しめるのだけど、
CD 01
02 THINGS WE SAID TODAY
ディランが実に楽しそう。凄みがありすぎだけど。
07 WANDERLUST
ブライアン・ウィルソンが、まさかこの
隠れた名曲をやるとは、ポールのことが好きなんだろうな。
10 JUNK
さすがジェフ・リンというべきか。
ほぼすべての楽器も担当して、ある意味完璧な
ジェフ・リン・ワールドを満喫。
CD 02
01 LET IT BE
クリッシー・ハインド姐さん、カッコいいですな。
05 LETTING GO
ハートが熱唱。ハードでねちっこい「ワインカラーの少女」。
12 SO BAD
スモーキー・ロビンソンのソウルフルな歌唱。
この曲、いいとは思っていたけど、惚れ直しました。
といったあたりが、聴きどころというか。
でもやっぱりポール本人が演るのが一番、という結論に
落ち着いたりもするのでした。
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