桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

福井の夜

2013-06-24 | Weblog
昨夜は、福井の夜を楽しむつもりでいたが、昨日は日曜日。残念ながら歓楽街も休日だ。
福井女子中学生殺人事件の集会を主催したと会食した後、前川さんのお父さんなどと飲み、結局、8時前にはホテルに帰って寝てしまった。
福井の夜は、たっぷりと睡眠した夜でした。

アホノミックスの勝利か?

2013-06-24 | Weblog
東京都議選挙で自民党が完勝した。全員当然だと言うのから凄い。
これ、アホノミックスの勝利だろうか。
株価が上がり、暮らしが楽になった人たちもいるのだろうが、その人たちの票ではなくて、今の雰囲気、自民党しかないと思う人たちの票での勝利なのだろう。勝たせた責任、自民党と、その補完勢力が、これからどんな政治を行うか、投票した人たちには責任がある。しっかり見て欲しいよね。

集会

2013-06-24 | Weblog
福井文化会館で開かれた集会には、90名が参加。マスコミも6社が来ていたらしくて、名古屋高裁・志田洋裁判長の下した馬鹿げた判決への不信は、決して支援者だけのモノではないと判った。
佐藤弁護士が高裁判決を解説してくれたが、好き勝手な判断ばかりで、とても裁判官の判断とは思えない内容であることが良く判った。
前川さんを犯人に作り上げた、覚醒剤事件で逮捕中の男は、「俺の情報で逮捕されれば、俺の罪は減刑になるから頼む」と、自分の女に留置場から手紙を書いている。事実、この前科男は予想された刑期の半分ほどになっているが、志田洋は「この男は留置場にいて社会の仲間と打ち合わせ出来ないから、前川さんを犯人だと語る証言は信用出来る」と言うのだから呆れるしかない。有罪証言の擦り合わせは、言わされる証人たちがやるのではなくて、どの事件でも警察が行っていることなど、常識じゃないか!そんなことも理解しない裁判官は、裁判官の資格はないだろう。
この「血だらけの前川を見た!犯行告白を聞いた!」と言う証人たちに対する判断だけが狂っているのではなくて、科学的な事実に対する判断が、これまた凄い。被害者に残された創傷、刃物の刺傷の深さ、大きさが犯行現場にある刃物とは違うことから、「犯行を準備した者の犯行、たまたま訪ねて殺したとされる前川さんの犯行ではない」とされた点では、「遺体を検証したときに計測を間違えた可能性がある」と言う。
科学的事実の違いから「無実だ」と主張しても、それを「検証が間違えた可能性があるから違っても構わない」などと言うならば、何を信じて判断出来ると言うのか!改めて志田洋判決の馬鹿さ加減を知らされた。必ず最高裁で勝てるし、勝たなければならないと思わされた集会だった。

福井

2013-06-24 | Weblog

昨日は、福井女子中学生殺人事件の集会だった。
俺も支援のために参加したが、福井駅前は、かなり整備されて様変わりしていた。
前回は、まだ駅前は発掘調査中で、何でも柴田勝家の居城だった北之庄は、この駅辺りにあっての発掘調査だったとか。
福井に着いたのは、午後1時過ぎ。軽く食べたいと駅構内の商店街にある蕎麦屋で「越前おろし蕎麦」を食べたらば、これが美味かった!