桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

水泳大会

2013-06-12 | Weblog
今日は、マサトの水泳大会。中学3年、最後の大会なので見に行った。
会場は取手市グリーンスポーツセンター。正確に場所を調べないで行ったため、1駅手前で降りてしまい、少し長く歩いたが、何とか開会式の10時には着いた。
今日は茨城県の大会ではなくて、県北地区の大会。なぜ取手市かと思えば、笠松運動公園の50メートルプールが地震で壊れたまま、まだ改修が出来ていないらしい。大会を開く施設もないなんて貧弱ないなんてもんだねぇ、茨城県下のスポーツ施設も。
マサトの出場だけを見るつもりが、子供たちが必死に頑張る姿に胸が熱くなり、昼まで観戦した。
1つのことに打ち込むことは人生で大事なこと。この子供たちが満ち足りた人生を送れるようにと、応援したい気持ちで観戦して来た。

馬っ鹿だょな

2013-06-12 | Weblog
昨日の新聞に、橋下がアメリカ訪問を断念したのは、向こうの議会から訪問を拒否されたからだ、と出ていた。
だろうね。拒否されて当然。あの先生は、自分の言ってることの意味すらも理解していない。
もう橋下や維新が政治的に力を振り回すことなど、絶妙にあり得ないから、橋下や石原のことなどは批判する必要もないが、その馬鹿さ加減を、少しだけ書きたくなった。
橋下は慰安婦問題について、「どこの国もやっていた。日本だけが非難されるのは間違っている」と主張する。悪いのは俺だけじゃない、あいつだって悪いことをした!か。
本当に馬っ鹿!
なぜ日本が非難され続けるのか、判らないのだろうか?
それは橋下のような「政治家」が、戦後から一貫して同じような主張をしているからだ。
アメリカも悪い。対ソ連、対中国などの反共防波堤として日本を利用するために、侵略戦争の責任を負うべき立場の者たちを赦し、政治家などに復活させた。そのために戦争責任の追及は中途半端に終わり、「天皇陛下万歳!!」と戦争を遂行した者たちが日本の支配者として復活したのだから、この連中が反省するはずはない。かくして、侵略戦争も、それに付随した慰安婦問題も、全く無反省に「後世が判断する、慰安婦問題はない」との発言が続けられて来た。
この続けられて来たことが、日本が非難され続ける原因なのだ。つまり、橋下自身の発言こそが、世界から非難の声を上げさせる行為なのだ。
判るかなぁ、橋下先生には。