桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

観自在寺

2013-04-12 | Weblog




40番の観自在寺には、12時半過ぎに着いた。
昨年は逆打ちの年だったらしく、反対から歩いて来た人が6人ほどいた。
観自在寺にも7、8名ほどがいて、巡礼の季節になったのかも知れない。
少し強い風の中、気持ち良く歩いたが、最後はバテた。愛南町から宇和島市までの柏坂とか言う9キロほどの山道に入ったのが、3時半。足が重くて動かなくなり、迎えに来てくれた車に着いたのは、6時半ころ。大体、38キロくらいだったようだが、予想以上に疲れた!
柏坂の山道には、 何故か知らないが、野口雨情の作品が、所々に表示されていた。

やはり土佐は違った!

2013-04-12 | Weblog




阿波は遍路案内も親切で、全く道に迷う心配はなかったが、土佐は大変だった。伊予に向かう松尾峠道に、珍しく道案内があったと思ったらば、何と徳島県の人が下げた物だったし、松尾峠を越えて伊予に入った途端、道が違う。
伊予は石の道路柵があって、実に歩き易い!
道案内も丁寧だし、伊予に入って、改めて土佐路の異常を知った。
「龍馬の休日」とか言って、高知県知事自らがスクーターに乗ったポスターを作っているが、少しはお遍路を考えて欲しいと思ったなぁ。

土佐から伊予へ

2013-04-12 | Weblog






宿毛駅に近い、ホテルアーバン宿毛を7時半過ぎに発ち、40番に向かった。
ホテルの朝食時、白衣を着たご夫婦がいたが、お二人は自転車だった。
ホテルから10分くらいで松尾峠への山道だったが、これが、かなりキツかった。山道には、色々な花が咲き、眼を慰めてくれた。
県境が松尾峠で、江戸時代の石碑が県境を示していた。