桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

九州

2013-04-06 | Weblog
今日は福岡に来た。
爆弾低気圧の通過で、風雨は嵐並みと言われたので、果たして飛行機は飛ぶかと案じたが、大して揺れることもなく着いた。
若い友人の結婚式に招かれての九州だから、ただ喜びを共にすれば良い気楽な九州入り。冤罪に苦しんだ友人だから、こんな思いで来られるなんて夢のようだ。明日の挙式だから時間も気にせず、博多から電車に乗ったが、北海道の残雪風景を見てきた眼には、もう芽吹きの緑が溢れる九州は、違った意味でも喜びを味わえる気分だ。

目眩まし

2013-04-06 | Weblog
安倍内閣の放つ目眩ましは、次々と続く。
昨日は、沖縄の基地返還を発表したが、長島、松井の国民栄誉賞があったと思ったらば、次は沖縄と来た。良くもまあ、こうもやるものだ。必死だねぇ、7月に向かって。
かなり前にも軍港の返還を発表し、うやむやに終わったことがあったけど、今回も同じことだろう。
この発表文章が凄い。最後にある言葉は、要するに発表した年には返還しないと言ってることだから、こんな発表で返還だなどと良く言える。しかも、返還の部分は、広大な基地の、ごく1部分のみ。
アメリカに護って貰わなければならない日本であり、自衛隊であるならば、自衛隊は解散して使っている莫大な予算をアメリカに渡して、日本に都合良く護って貰えば良いのだ。そうすれば沖縄の基地問題は解決だ。
なに、アメリカが沖縄退去を拒否したらば?
そのときはアメリカとの契約を打ちきり、請け負い先をロシアや中国、フランスなど、入札すれば良いね。どうしょうもないない犯罪組織に成り下がった日本の警察は解散して、セコムやアルソックなどの入札でやれば、大幅に冤罪を少なく出来ると思ったことから、自衛隊も同じと考えたけど、ダメかねぇ。