桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

同感!

2013-04-05 | Weblog
俺は巨人ファン。何で巨人のファンになってしまったんだろ!と思ったことも、何度もあったが、変わらずに巨人ファンのままで来た。西鉄ライオンズの全盛期の日本シリーズで野球に目覚め、関東人としてファンになって、もう55年になる。
巨人ファンとして、安倍内閣が長島の国民栄誉賞の決定は、素直に嬉しい。
六大学の本塁打新記録騒ぎに野球目覚めの加わった俺は、熱烈な長島ファンでもある。中学生の頃、授業が詰まらなくても「今夜は野球だ!長島が聴ける!」と思ったときのワクワクした喜びを、今でもハッキリと覚えている。
長島は、日本のプロ野球そのものだ。長島なくして、今のプロ野球はないとも言われる存在なのに、これまで国民栄誉賞に選ばれなかったのが不思議だし、おかしかった。参議院選挙の人気取りと言われるし、そうだろうが、俺は素直に喜ぶ。
でも、松井って、何だろうねぇ。
確かに、松井の選手としての成績は素晴らしい。俺は、何度も喜びを味わった。その成績以上に人格は素晴らしかったな。「社会主義になったらば野球は出来ない」なんて発言をし、たまたま塀の内側に落ちなかった政治屋中曽根康弘辺りと親しい長島とは、人間的な土台は違う。認めるけど、国民栄誉賞は違うんじゃないの。
今日の新聞には、松井の受賞に異を唱える投書があったけど、その通りだ。
まだ早い。

簡単な話だけど

2013-04-05 | Weblog
地震、火山、台風、自然災害が付き物の日本列島だけど、そんな土地に原発を設置するのは無理だ。それがなくてはいけないような経済産業を作ることが、そもそも間違っている。
日本列島、日本國を真面目に考えるならば、どうしたって国家の存在を危うくする原発政策は転換するしかない。
再生可能エネルギーの仕組みを作り、仕事と雇用を生み出して行くのが国家百年の計であることは、判りきったことだろう。
簡単な話だ。
選挙の不平等、1票の格差が問われ、選挙制度改革が言われているが、何増何減にしたところで、必ず格差を生み出す。
完全比例制度にし、無所属立候補者の票数を、政党立候補者と平均化して当選させる制度にすれば良いのだ。これも簡単な話だ。
原発が政治的政策で生み出す金にまみれた人と組織は、そこから抜け出せず、廃炉までの経費を含めれば、絶対に高くなる原発発電なのに、「安い!」と言いくるめて原発マネーに群がっている!ね。
これも簡単に判る話。
そして、選挙制度も吾勝ちにしか考えられず、いかに自分たちが勝てる制度にするかしか考えられない政治家たち。実に、こっちも簡単に判る話だよね。
この簡単な話を簡単に書かない、言わないマスコミ。スポンサーが原発マネーを愛する財界、経済界とあっては、それで当然だよね。簡単な話だ。