職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

満月だったし

2024年08月21日 | ヤスさん日記
なんか
鳩尾の辺りが痛い。
と思って
お腹を見てみたら
痣がある。

そういえば
久しぶりのカウンターで
久しぶりに会った若者が
正拳突きを教えてくれたんだったな
と。
そうだ
もう1人いた女性も
空手を習っていて
この痣はそれだったのかもしれない。
と振り返る朝。

なんでそれをしたのか
理由なんて自分でもわからない
けど
してみたくなる。
振り返ってみれば
何か
物語はつくれるのだろうけれども。

アルベール・カミュの小説で
ピストルを発した主人公が
太陽が眩しかったから
といったくらいのことで。
昨日は
満月だったし。
それは
退廃的過ぎるのだろうか
と思いつつ。

でも
お腹をよくよくみてみると
やっぱり
鳩尾の真ん中が痣になっていて。
ちゃんと習うって
大事なことだなと思う朝でもあります。

酒場のカウンターの学びは
まだまだ沢山ある。
さて
長いお盆の研修期間から
能登支援
そして
定休日を過ごして。
本日より
職人として復活します。
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久しぶりに満月定休日

2024年08月20日 | ヤスさん日記
本日は
文月の満月。
久しぶりに
定休日らしく
午後から温泉にでも行こう
と思います。

そして
夕方早目に
もつ焼き屋さんのカウンターに座って
キンキンに冷えたビールから
熱燗を呑むこととします。

夏でも熱燗。
優しくそっとしておいてくれるマスターの
美味しい料理と共に。

ながさん
新潟のお盆明けは
青空が広がっていますよ。

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身体はバキバキで

2024年08月19日 | ヤスさん日記
身体がバキバキである朝。
イベントをやり終えて
夕方5時過ぎに出発して
北陸自動車道を爆走。
しかし
初めての場所でのイベントで
精神力を使いすぎて
身体もこわばっていたのでしょう。
やり切って
時々仮眠をとらなければ
帰られないくらいな帰り道。

やり切って
大成功なイベントでした。
おばちゃんたちの希望の
美味しいお肉を持って
大阪から駆けつけてくれた仲間たち。
仮設住宅では吊り棚が高く
踏み台がないと開けられない
とのことで
企画した座椅子づくりのWSも
参加者さんとスタッフさんが混じり合い
一部工場のように
椅子が出来上がっておりました。

集会場の内部では
クーラーの効いた涼しいところで
癒しブースや交流の場が。
みんな密になって
混じり合って
これが本来の人の営みだな
と感じる1日となりました。

ほんと
やりきって
自分たちを褒め称えたい。
イベント終わりに
こんな気持ちを教えてくれたのも
風フェスの若者でした。

ただ
やはり
身体はバキバキ。
目の奥が重くて
頭も働いているようで
働いていないような。
今日明日と
決算に向けての事務仕事で
凌ぐとします。
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上げ膳据え膳の効用

2024年08月18日 | ヤスさん日記
風フェス
初めての宿旅行
といってもいいかもしれない
上げ膳据え膳。

能登支援では
会場には何度か足を運んだことは
あるのですが
やはり
初めてイベントをする場所として
神経を使うもの。

でも
いつものメンバーが
いつものように集まってくれて。
信頼の土台を築いてくれているお陰で
いつでもどこでも
風フェスは立ち上がる。

けれども
やっぱり
最初のイベント会場は
気配りも必要で
神経を張り巡らせなければならい。

そんな前日。
昨日は移動して
金沢市内図書館のカフェで
のんびりと過ごして
早めに宿へ移動して
大きなお風呂でくつろいで
早い時間からのご飯。

そして
語り合う場。
一緒のご飯を食べるって
一体感が出ます。
修学旅行のような気分。

そして
本日は
輪島市門前町での
風フェス初めてのイベント。
南は九州から北は新潟まで
仲間が集う中で
どんなことになるのか。

本日も晴天。
張り切って参ります。
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我儘な自分を再確認する

2024年08月17日 | ヤスさん日記
やはり
私は
誰かと一緒に居ることが
苦手なんだな
と感じています。

実際
ストレスがかかっているのでしょう。
技術的なストレスなら
それを乗り越えるべく
努力を重ねればいいわけですが
精神的なストレスは
私をイライラの方向へと
誘ってしまうことがある。

いや
わかっているんです。
誰が悪いわけでもなく。
私が
ほんと何かおかしいだけだと。

それが何なのかが
よくわかっていない。
私を理解していると思って
相手が慣れてくるのが
嫌なのかどうか。

ほんと
わがままでしかない
と思いつつも。

今日明日と
能登支援へ行ってきます。
その道中
今の話も振り返ってみたいと思います。
そして
自分を見つめてきます。
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通勤の日々も最終日

2024年08月16日 | ヤスさん日記
わんぱくな夕ご飯が続く
今日この頃。
ながさんは
猪苗代で過ごされているようですね。
台風も逸れたので
きっと良い時間
なのだろうと想像しつつ。
本日は
鎚起銅器道場も最終日。

「また来たい!」
と言ってもらえることは
企画して意味としては嬉しいわけで。
そして
今日のこの最後の仕上げで
それを更に確かなものにしたい
と思っています。

そう
この機会
ずっと向き合ってきたものが
仕上げで煮込まれて
綺麗な姿になって
目の前に出てくる。
この瞬間が堪らないのです。

最初だけに
研修者さんのエネルギーも凄い。
それに応えるべく。
私も
わんぱくな晩ごはんで
エネルギーを補給して。
早めに寝て
今日に備えました。

燕の工房から
石瀬の家に通勤する
20分も今日で終わりです。
やはり
仕事の横に生活があることは
日々がスムーズなのだな
と思う今日この頃。
その分
仕事漬けにはなるわけですが。

今日終えたら
明日明後日と能登支援へ。
今回は
多くの仲間と一緒の旅だけに
大きな目線で
過ごしてくるとします。
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お墓のないお盆は

2024年08月15日 | ヤスさん日記
今週末に向けて
センシティブになっている私が居る。
と強く感じています。

今週末の
風フェス能登支援。
共同代表2人
特に意識的にこの日にしたわけではなく。
2人の都合の合うタイミングが
この日だった
とゆうだけなのですが。
重要なタイミングだなと思っています。

お盆。
能登の大きな地震では
お墓も倒壊しているところが
多いようです。
1月から
様々にありながら
迎える8ヶ月後のお盆。

毎年のことが
途切れてしまう
その期間に
所在の無さを感じるのは
日本人として
ある感情と思います。

私自身も
信仰心はありながら
守る墓もなく。
墓参りもしないのですが
でも
それでも
毎年のことが
自分に無くなるとしたら
足元が
ぐれついているように
感じいてしまうのではないでしょうか。

そんなことを
考えていたのです。
そして
ひとり
センシティブになってしまっていた。
それが
昨日の詩にも繋がります。

そんな重要なタイミングで
風フェスでは
全国各地から仲間が集まり。
元気を届けに行ってきます。
いや
いつも
おばちゃんたちの元気さに
私は驚くわけですが。
そのおばちゃんたちがご希望の
日本のお肉を届けに。

あと数日。
静かな心持ちで
自分と向き合えますように。

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2024年08月14日 | ヤスさん日記
なんか
スッキリしない
盆の入り
と感じたのは
やはり
この1月1日の大きな地震
の為だろうと感じています。

新盆を
私の見知ったみなさんは
どう過ごしているのだろうか
と。

身内の近しい人が亡くなっていない
としても
帰る場所を失ったみなさんは
どんなお盆を迎えているのだろう
と。

なんだか
切なくなる夜を
ひとり過ごしていました。

こんな時に
救ってくれるのは
本とお酒。

昨日は
まどみちおさんの

とゆう詩に
涙が溢れてきました。

見知らぬところで
静かに涙を流しているかもしれない誰かを
勇気づけるような詩
と感じました。

そして
本とゆう立体物の重要さを
感じさせる詩でもある。

明日は
終戦記念日でもあります。
私たちの先達は
何の為に
あの時を過ごしたのか。
そして
今この時代をつくってきたのか。
静かに
向き合うべきここ数日ですね。
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ハンモックに揺れながら

2024年08月13日 | ヤスさん日記
ハンモックに揺られながら
鎚音を聞く。
風が吹き込んできて
気持ちが良いお昼休み。

生活感のない場にしたい
とゆう願いは
叶い続けていますが
それだけに
ここは
私の場所であり
私の場所ではない。
だけに
ここに来ると
心機一転な気持ちにさせてくれる。

ハンモックに揺られながら
そんなことを考えていました。
自分一人なら
もっとやるべきことを
やってしまうでしょう。

けれども
誰かがいると
休まなければならない状況が生まれる。
その
休まなければならない状況こそが
人と一緒にいる意味でもある
のかもしれない。

そんなことも思いつつ
ハンモックに揺れる。
良い時間を
過ごしています。
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技術を言葉として伝えるために

2024年08月12日 | ヤスさん日記
1から
改めて技術を言葉にして伝える。
日々の
自分の作業や工程を振り返りながら
初めての人にも
的確に伝わる言葉を使う。
重要な時間です。

当たり前に行っていることが
初めての人には当たり前ではない。
そんなことすら
当たり前ではないか
と言われるかもしれませんが。
しかし
当たり前とは
知らず知らずに染み込んでいるものです。

それらの当たり前を
リセットしてくれる。
そして
研修者さんが
しっかりと形にできるように
手を出さずに言葉で伝える。

今回は
花瓶とゆう難易度が高い器。
私なら3日間で出来上がるであろうところ
今回は6日間に渡り
時間をとってきてもらいました。

鎚起銅器では
製作初めて
変化が大きいので
面白いところが多いですが
これから
徐々にしか変化しない工程に入ると
精神的な修行時間でもあります。

そこを
どうサポートするのか。
また
見守るのか。

こんな時間を
もっととりたいとも思います。
新潟県下でも
通いで研修してくれる人が
居てくれたらいいのだが
と思いつつ。

ひとつひとつの経験の積み重ね。
この道場も
まさにその経験を積み上げるべき時ですね。
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