職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

この世の中が存在するという理由で現時点で正しい

2023年03月21日 | ヤスさん日記
この世の中は
この世の中が存在するという理由で
現時点で正しい。
正しいけれど変えられる。
正しさを認めた上で変えなければならない。
を言い換えて。

あたなは
あなたは存在するという理由で
現時点で正しい。
正しいけれど変えられる。
正しさを認めた上で変えなければならない。
としてみました。

東浩紀さんの
訂正可能性についての
先日の総会での発言
ですが。

なんとも
私はこの言葉に
優しさと強さを感じるのです。
世の中は変われる
ただ
この世の中が出来上がってきた歴史を
踏まえなければならない。

それを否定してしまっては
足元がぐらついてしまう
とも思うのです。

その上で
この言葉が
ずっと頭の中をぐるぐると
巡っているのです。

正しさは
正しさゆえに訂正される。

さて
今日は春分の日。
初めての石瀬の家での
大きなイベントです。
無事に
事故なく怪我なく終われますように。
その上に立って
良き時間を持って帰ってもらえるように。
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「Living for Today」

2023年03月20日 | ヤスさん日記
ほぼ
完徹で帰った日曜に
銅鍋づくり体験もやりきって。
近所の
徒歩3分の天ぷら屋さんへ。

いつも
人が少ない時を見計らって
小上がりに
スケジュール帳や
パソコンなどを広げさせてもらい。
ゆっくりと過ごさせてもらっている
のです。
こんな我儘をさせてもらえるのも
私の師匠のご実家とゆうこともあります。
そんなご縁で
生きさせてもらっています。

この土曜に
ゲンロン総会でお会いした
文化人類学者の小川さやかさんの本を横目に
春の天ぷらと
程よい付け方の熱燗をいただきながら
つばめの学校メンバーと
この数日間を振り返る。

ほっ
と一息つきながら

なんだかんだと
今考えていることを
グループメッセージで
共有したり
反省したりできるって
ありがたいことです。

小川さやかさんの本の
はじめにで
「Living for Today」
とゆう言葉が出てきます。

刹那的とゆうことでもなく
社会や世界は
革命でも起きない限り
そうそう大きく変わるものではなく。
ただ
今ここでの自分のアクションで
最善を更新してゆくしかない。

ゆうような意味に捉えました。

市民活動
なんかをしていると。
世界を変えるためには
誰かのために行動を起こそう
とゆうことがあるのですが。
そこで
依存しなければよい
と思うのです。
でも
ついつい
自分に向き合わずに依存してしまうパターンも
時々見受けられるのです。

そこから距離を置くための
「Living for Today」

ライプニッツの
世界の最善説
とゆうものを
近所のコーヒー屋が提示してくれたり。
自分の書いている言葉を
捉え直したりしながら。

あーだ
こーだ。
こんなことを
一緒に考えられるメンバーに恵まれたことや。
ゲンロン総会で朝まで一緒に
あのトークを聞き続けていた空間や。

ほんと
私は恵まれているなと。
努力できる地盤がある人が
まずは
努力すればいい。

今日も
更新できるように
過ごしてみます。
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無事に終えられるとゆうこと

2023年03月19日 | ヤスさん日記
朝4時30分の五反田から
朝8時過ぎの燕三条へ。

初めての
ゲンロン総会。

多くの方が集い
無事に終わった。
とゆう感慨を
東浩紀さんが仰っていましたが
ほんと
イベント事って
そうだと思います。

怪我や事故などがなく
無事に終わる。
それが
どれほど素晴らしいことか。

そして
その無事に過ごせた中で
育まれたものごとの大きさよ。

まずは
私も
無事に燕三条へ着いて。
これから
銅鍋づくり体験へと向かいます。

五反田で感じたことは
また
じっくりと噛み締めて。

早朝の東京から
朝の新潟へ。
こんなことも
そうそう
続けられるわけでも無い
と思いつつ。
晴れた燕三条の空の下
私の仕事を
お伝えしてきます。

ながさん
次回の東京行きでは
タイミングを合わせて
お会いしましょう。
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やっぱり上野

2023年03月18日 | ヤスさん日記
久しぶりの東京は
やっぱり上野。

エゴンシーレも
予約をしておらず
現代についていけてない
と感じます。

では
とゆうことで
いつもの東京国立博物館へ。

足腰が強ければ
1日中居ても
空きが来ない場所。

職人になりたては
1ヶ月に1回は
トーハクに来て
名品達をずっと
眺めていたものです。

今回も
桜の季節だけに
春モチーフの作品が。

今回は
野遊びや
写経に至るまで
平安の雅
を感じる展示が目をひきました。

そして
お昼はアメ横の
いつもの居酒屋さんで
いっぱいやって。
また
上野に戻り
スタバで過ごす。

東京に来ても
特にやりたいこともなく。
やっぱり
この上野を
ぶらつくのが私らしいな
と思う48歳の春
です。
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見えない壁を乗り越えて

2023年03月17日 | ヤスさん日記
何かきっかけを欲している
再会するための。
なんて時ありませんか。
私は
時々あるのです。
特に
何かがあったわけでもないのに
疎遠になってしまった人との間に
見えない大きな壁ができる時。

見えないだけに
すっと
会いに行けばいいのかもしれませんが
でも
それができない。

そうこうしているうちに
また
時間が経ってしまって。
尚更のこと
会いづらくなってゆく。
そのサイクル。

昨日は
石瀬の家での会合で
とっても気になっていた人と
再会することができました。

応援し合えていたのに
なんだか
遠のいてしまった友人と。
心残りが
ひとつ消えました。

さて
今日より東京。
そして
上野へ。
エゴンシーレ
感じてきます。
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温度のある実感

2023年03月16日 | ヤスさん日記
昨晩は
燕の商店街にある
私設図書館での読書会。
お題の本は
千葉雅也さんの現代思想入門。

大きな物語から
現代思想
そして
ポスト現代思想へと。
その流れの
触りを
みんなで読み合わせた。

この
共有経験こそが
大事なのではないか
と感じています。

最終章を巡って
改めて
世俗へと回帰する。

反省するだけではなく
目の前の問題を
能動的に解決することこそが
それぞれの真理へと
辿り着く鍵
なのかもしれません。

そんなことを
感じ合えた仲間が
世代を超えて
この街に居る
とゆう実感。

温度がある実感
とでも言いましょうか。
そんな温度を感じながら
職人は今日も励みます。

明日明後日と
東京出張
とゆうことで
準備を整えて
張り切って参ります。
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父との写真

2023年03月15日 | ヤスさん日記
ながさん
昨日は
父との写真を
ありがとうございました。

この仕事をしていると
当然と言いますか。
父のことを
意識せずにはいられません。
特に
同じ工房で働いていて
その場所は
まだ空いている
わけで。

そこに
父が仕事をしにくることは
もう無いはずですが
それでも
そこは空いている。

もしかしたら
私が
この仕事をして
この工房で過ごす
一生空いたまま
かもしれません。

あの
いい写真を
数年前に撮影してもらえて
よかった。

ながさんから
写真を送ってもらえて
そう思いましたよ。

燕の工房は
春の青空が広がっています。
私も
コツコツと
今日も始めます。
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街にあったら嬉しい図書館とは?

2023年03月14日 | ヤスさん日記
先日の日曜
近所のよっちゃんこと
小林由明議員と
公共機関のお話会を企画したのですが。
来てくれたのは
いつもの気の置けないメンバーで。

やはり
こう言った企画は難しいものだな
と思いつつ。
思いつつも
やっぱり
いつもの気の置けないメンバーだけに
いろんな方向に
話も進み。

図書館の話になったのです。
ながさんは
図書館利用されるでしょうか。

私は本をすぐに買ってしまうので
数十年来
図書館に足を運んでいないのですが
本を借りる以外の機能が
図書館には有り得るし
現行でも何か
そういったことをされているはず
と思ったのです。

それから
振り返ってみると。
私が本をよく読むようになったのは
中学校の頃
と思っていましたが。
これも曖昧な記憶で。
思い起こせば
小学校の頃は
地元の図書館によく
通っていたのです。

透明な手書きの
図書館のメンバーカードを持って
受付の方とのやりとりをする。
それが
少し大人びていたのかもしれません。

そう
そんな記憶を辿りつつ

俄然
図書館に興味が湧いて来ています。

周りには
図書館をよく利用する
なんて話も聞くので
また
人々に会った時には
「街にあったら嬉しい図書館とは?」
と聞いてみたいと思います。

街のことに関心を持つのは
どんな方向からでも良い。
ただ
すぐにすぐに
いろんなことが変化しているわけではない
とゆうことを念頭におきながら。
地道に
活動を続けてゆこうと思う日曜の夜でした。

近々
地元の図書館に
足を運んでみようと思います。
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ご縁に支えられて

2023年03月13日 | ヤスさん日記
いつもお世話になっている
新潟市内の日本料理の大将に読んでもらい
大阪から修行に来られていた職人さんが
大阪へ帰るとのことで
送別会にお招きいただきました。

職人さんと対面するのは
初めてのことですが
料理や器で
対面していました。

そんな中
大阪で独立する際には
大橋の器を
と言っていただけるありがたさ。

こうやって
ご縁を繋いでいただけること
ありがたく思います。

そう。
私もこうやって
ご縁の中で
職人として育んでもらえたのだ
とゆうことを
改めて感じるひととき。

新潟は春の雨。
雨に包まれた工房で
静かに今週を始めるとします。
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近所のマスターと

2023年03月12日 | ヤスさん日記
昨日は
仕事も手に付かない
とゆうわけではないのですが
身体はいつも通りに動く
のですが
上の空とゆうか
気合が入っていないとゆうか。

そんなんで
夕方には
近所のもつ焼き屋さんに
早いうちから伺い。
あそこに行けば
気持ちをわかってもらえるだろう
とゆう公算のもと。

そしたら
やっぱり
マスターも
震災のテレビ放送を見ながら
泣いていて。

そんな場所が
ここ燕に在る
とゆうことが
とっても嬉しくて。

そんな12年が過ぎた
3月11日でした。

私の記憶には確かに
あの時のことが
まざまざと残っています。
その記憶が
風フェスとゆう活動に
直結しています。

ライフワークとして
上位に在る風フェスを
大切に大切にと
育ててゆこう
と改めて。
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