昭和スタイルで

久しぶりの東京で新潟出身の料理家さんと
商品開発の打ち合わせ。
だいぶ前に
始まった企画なのですが
この２年間
私が進めることができず。
ずっと
お待ちいただいていたのです。

そして
数時間話し込む。
打ち合わせ
と共に
お互いの現状報告であり
今見ている世界の共有でもあり。

その方も
厳しい修行時代を過ごした方で
お話の中にも
共感することが多々あります。

違う世界でも
職人として修行時代を過ごした方。
その環境や人間関係。
振り返っての今だからわかること。

そして
修行時代の経験達を抜けて
今ここに居る。
それぞれの立場に共感できる。
ってことなのだろう
と考えています。

やっぱり
それって
生き方なんだと思います。
同じ環境に居ても
違う気づき方をする人もいれば
気づかない人もいるでしょう。

時代を経て
環境が変われば
時代は変わり
ライフスタイルも変わる。
昭和な生き方は
もう
現代に合わなくなってしまった
のかもしれませんが。

それは
次世代に伝えられない壁に
ぶつかっているお互いだから
共感する部分でもあり。

そんな生き方を形にしてゆく
そして
形になるってことが
とっても嬉しいな
と思う東京の朝。

試作ができた
と言っても
まだまだこれから。
25年目の節目にお届けできる器たち。
発表できる時まで
昭和スタイルで仕上げます。

ながさん
久しぶりの出会いは
皇居前で
後ほど。