第２６回、日刊スポーツ映画大賞が発表された。作品賞に選ばれたのは石井裕也監督の「舟を編む」。そこで主役を演じた松田龍平さんは主演男優賞。落ち着いて観ていられるものだったし、他の出演者たちも各自の役割を無難にこなしていた。板前役の宮崎あおいさんもなかなか良かった。真木よう子さんが「さよなら渓谷」で主演女優賞。こちらも今時の日本映画、って感じだったけど作り方が雑にも思えた。原作を読んでいて内容を知っていたから理解出来た部分も多かったような？ そこらが今時の日本映画、なのかもしれないが。助演男優賞がリリー・フランキーさん。「凶悪」は観に行きたかったけれど中身が怖くて行けなかった。テレビでは放送されそうにない作品だから観られないのは残念。ＤＶＤ借りる？ そこまではしなくていいか・・・。「そして父になる」は直にテレビ放送されるだろうから、それを待ちましょう。全体的にはあまり期待はしていないが、リリーさんの演技だけは楽しみ！
辞職して欲しい。それしかないのになんだかんだと引き伸ばし、無駄な抵抗が見苦しい。この期に及んで申し出たのは都知事の報酬１年分を返還するだなんて。そんなお金に余裕にある人が他人から（無担保で）借金をするわけがない。無担保でお金を借りる事がありえない話しではあるが・・・・。それで何時まで彼はこの問題の解決を引き延ばすつもりなのか？ 影で操る人に何と言われているのか知らないがエエ加減にせーよ。私自身はあなたに投票していないからまだマシ。けれどあなたの主張を信じて投票した都民に対してもどう考えているのか。答弁をきちんとこなし、その上で投票した人たちに詫びの言葉を述べて頂きたい、と思う。
昨夕、野際陽子さんがインタビュアーを務めた番組をちょこっと見た。相手はあの寂聴さん。失礼ながらとてもその年齢とは思えない話しぶり。野際さんも寂聴さんのクレバーさに本気で驚いている様子。見ているこちらも同じ思い。「残り時間がないから言いたいことを言っているだけ」とおっしゃっていたが、言いたいことが何なのかがハッキリしているのもご立派。そんなことを彼女に言うのは失礼極まりない話かもしれないけど。最後に「今の日本の政治家たちは戦争を知らない人たち。（そこに危機感を感じ）自分はかまわないが子どもたちを見ているとこれからこの国はどうなって行くのか。不安になり、気の毒・可愛そうで胸がつぶれるような思いがする」と。この言葉をきちんと受け止めて対応してくれる政治家が果たしているのか？ いたらもう少しまともな国になるのでしょうが・・・・。困ったものだ。それと興味深く聞いたのは彼女が出家したのは５１歳の時。それに関係しての話で「今、深刻な悩みを持ってくる人は４８，９歳から５１，２歳が殆ど。これは丁度更年期にあたる。だから私自身もその時期だったから出家したのかも分かりませんね」（大体そんな話）をしいていたところが面白かったし寂聴さんが多くの信者（？）に慕われるところなのだろうなと思った。私自身、直接彼女に教えを乞いたいとは思わないがこんな風にテレビを通じて話を聞かせてもらうのはありがたい！ と思う。
今日は長男の誕生日。あれから２８年！ なんと長き月日が経ったのでしょう。我ながらびっくりしてしまう。あの頃は若かったなー、なんて懐古趣味も出てきて嫌になる。それにしても彼がそこまでの年齢になったのだからこちらも老ける筈か。けれどどう生きても限られた時間。無駄にしてはいけない。分かってはいてもなかなか思い通りに行かない日々。この年齢になると皆、同じ様に思うものなのか。思わずに突き進んでいる人もいるにはいるが数は少ない？ そうしてあまりにも抱え込みすぎると鬱状態になってしまうのでしょうね。危ない、危ない。余計な事は考えず、残りの時間をどう使うのかを考えねば。そんな時間帯にもう入って来たのだなー。２８年前には思いもよらなかった事を考える年になった。ふーっ。
注目を浴びていると新聞記事になっていたので歌声を確かめた。しかもその記事には故・忌野清志郎を彷彿させるなんて書いてあったので気になった。でもー。清志郎よりも歌唱力はあると思えた。でもー。彼とは異なる歌い方だと思えた。この人をあの人と並べて欲しくはない。っていうより全く違うじゃん。どこが清志郎を彷彿させるんじゃい、と問いたい。もっとも記事を書いた人は清志郎のこと、知らない人だったのかもね。だとしたらしゃーないかと。これを語りだしたらキリがないのだが、清志郎を思い出させる人なんて万にひとりもいない。いないくせに存在するかのように見せかける奴がいる。違うよそれは。奇妙礼太郎さんの事を否定するつもりはない。彼は彼らなりの実力のある人たちなんだと思う。いくつか聞いた楽曲も良かったからこれからも聞いてみたい。そんなことより、つまらない記事によって惑わされた自分が情けない。
