リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年12月30日 帰省

2013-12-30 11:10:55 | Weblog
 ひとり暮らしの母が待つ実家に帰る。これが毎度の事ながら気が重い。父が生きている時もだんだんに彼らが老いてきてそれから目を離したい気持ちが働いて、帰りたくなかった。酷い時には1年近く帰らなくて(大して遠くもないのに)母には「どうして帰って来ないのか」と責められた事もあった。帰らないのにはそれなりの理由がある。帰りたくないからだ、とはっきり言っても良かったのだが可愛そうな気がして言わずにいた。その後も父が入院や亡くなった後の母を手助けする為に昨年は何度も実家には帰った。今年に入っても父が亡くなった寂しさから抜け出せないでいる母。今はそれに接するのがしんどくて
実家に向かう気分が重いのだ。これは私の我がまま? なのかも知れない。でも、母には前向きに生きる姿を無理にでも演じて欲しいのだ。諦めが悪いと言ったら言い過ぎ? 夫婦ふたり暮らしが長かったのだからいずれはひとりになるのは当然の成り行き。なのにひとりになった寂しい、と言われ続けられても困るのだよ。明日は我が身、と思いながら学ばせてもらうしかないか。

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