福島の原発事故をおさめるために派遣された東京消防庁の選ばれた面々。任務、本当にお疲れ様でした。我々の為にありがとうございました。そうは思う。が、それとは別に違った感想ももった。ニュース映像で活躍した人々にインタビューが行われそれに素直に応じた姿が映し出された。その中で違和感を覚えたのは心の支えになった家族、妻とのやりとり。大変な仕事なのは素人でも分かるがその大変さを表現されたくはなかった。妻とのメール交換話なんて家でひっそりとしてくれよ。表だってする話じゃないでしょう? いい年をしたおっさんが涙目でそれを語る。あーしんどい。聞かされた人の多くはそれに感動するのかもしれないが・・・・。それはちょっと変。仕事なのだからやって当たり前なんじゃないの? 20歳前後の若いもんじゃないのだからピシッとしてくれよ。ハイパーレスキュー隊ってもっと頑強でどんな時にもまっしぐらに進む人たちかと思っていた。案外柔いんじゃないの、と心配にもなった。今日は休日で皆、家族と過ごしているとか。何ならそのまま早期退職で。もっともそんなことを言っていたら誰も成り手がおらんのか。これが現実?
長いこと乗らずに駐輪場に置きっぱなしになっていた次男の自転車。マンションの駐輪場の契約が3月末で切れるので廃棄処分に。区の粗大ゴミ回収に申し込み、チケットを購入。シールを張って粗大ゴミ置き場に置いた。確かに。19日が回収日だったけど忘れたらいかんと一昨日、早いかなぁと思いつつ置いた。場所もあいていたのでま、いいかと。で、昨日何気なく見たらすでに自転車はなかった。18日と間違えたのかと勝手に思い込み納得。今朝9時過ぎ、℡のベル。「こちらは××区粗大ゴミの回収担当ですがどちらにだされましたか? 」事情を説明。「たまにそんなこともあります。また、稀に戻されることもありますのでその時はご連絡をください。取りに伺います」へーっ、そうなんだ。「ゴミ券は貼ったのですがもしそれが無くなっていても大丈夫なのでしょうか」「はい、大丈夫です。そのように処理をしておきますので」「有効期限はありますか」「いや・・・・そう言っていただければ対処します」この担当者、オオセさん(男性・推定年齢20代半ば)はとても感じの良い人だった。ありがとう!2年近く放置していてタイヤはペチャンコだったし持ち主(次男)の話ではブレーキも故障していたとか。持っていった誰かさんが事故に遭いませんように。
これからどないなっていくのん、我々の生活。誰に聞けば明確な正しい答えをいただけるのか。そんなことも分からない。このままではあかんのは皆知っている。でもどうしたらええのかその手立てを知らない。ふーむ。困ったなぁ。それにしても気の毒なのは弱年齢層の人々。私らのようにある程度の年齢に達していれば見極めもつくし、諦めもつく。けど、人生これからの人にとっては今回の地震&事故はたまらない現実じゃないのか。自分が30年以上若かったら暴動を起こしていると思うもの。原発が安全だなんて誰が言ったの? 亡き清志郎だってよく歌っていたじゃないか”放射能はいらねぇ~。牛乳を飲みてぇ~”って。多くの人が相手にしていなかったけれど今になってその怖さを痛感。バッカな国民だよね、日本人って。天国の清志郎、笑ってる? それとも怒ってる? 呆れてください。そんな状況なのだから。あー、情けない!
昨夜は久々にBSで映画鑑賞。原作本も読みたいと思いながらそのままになっていた“夜のピクニック”。主演のふたり、えーっとなんていったっけ。田部じゃなくて多部なんとかさんと石田なんとかくん。彼らに魅力を感じなかったので映画館には行かなかったのを思い出した。だらだらと長い夜にだらだらと80キロも歩き続ける高校生男女のお話。そのわりに内容はだらりんとしていなくて面白かった。主演のふたりが異母兄弟でそれぞれに胸に秘めた思いを持ち、それをどうにも処理出来ずにもんもんとしている。これがなかなか良かった。特に注意を引いたのが主演ふたりの親友たち。男の方は郭智博くんという俳優(彼のことは昨夜初めて知った)で女子は貫地谷しおりさん。このふたりの存在が作品にとって必要不可欠だったような。無駄な動きの柄本明の息子やバカでかいだけが取り柄の嶋田久作は見るに堪えなかったが。高校時代の思い出を描くには素晴らしい題材。恩田陸せんせいならではの着眼点か。
米、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、そしてガソリン。これらが大不足。どうなってしまったの? と思うけれど思ったところでどうなるものでもなし。世間の皆さまがコレらを買い占めたってことなの? マジっすか? そのわりにあちこちで不足現象が起こっているのでそれだけではないと思われる。企業が関わっての買収っていうのかなんだかよー分からんがどこかで誰かが動いているのではないか。そんで困った現象。どーしたらええんですか。じっといい子で待っていたら直に解決するようにも思えるが・・・・。それがいつまでなのか限定されていれば我慢も出来る。けどいつまでなのか分からない現状では不安が募るばっかり。かつてのオイルショックを思い出す。学校で冴えない教師がやたらに叫んでいたなぁ。「オイルショックの影響で~」って。懐かしわ、ホンマニ。