スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

NHK杯テレビ将棋トーナメント&副反応

2022-03-23 19:19:14 | 将棋
 20日に放映された第71回NHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝。対戦成績は豊島将之九段が5勝,松尾歩八段が3勝。
 振駒で松尾八段の先手となり相掛り。この将棋は中盤で後手の豊島八段が優位に立ち,そのまま差がついて終盤に至らぬまま勝つという内容でした。中盤で徐々に差がついていったので,どこが先手にとって問題だったのかということはできないのですが,僕が最も気になったのは次のところです。
                                        
 ここで後手が☖6四歩と突いたのに対して先手は☗8六金と上がりました。後手は☖8七歩。それを先手は☗同金と取りました。これは一歩を手にしていますが明らかに手損しています。後手は☖6五歩と突き☗7七歩に☖6六歩と取り込み☗5八玉と進みました。
                                        
 そもそも第1図の先手玉が変な位置なので,すでに後手の方が指しやすそうですが,第1図から第2図の展開で,さらに差が広がったように思います。第2図以下,第二次駒組となりましたが,先手は挽回がきかなくなっていたようです。
 豊島九段が優勝。今期の日本シリーズに続く5度目の棋戦優勝。NHK杯は初優勝となりました。

 午後3時半になって妹の様子を見ると,明らかに発熱しているようでした。なのでまた熱を計測したところ,39.8℃という高熱が出ていました。
 妹は熱を出した時のために,カロナールという薬を処方されていました。いわば常備薬のようなものです。これがまだ家に残っていました。そこで前日のワクチン接種の事前の問診のときに,担当の医師にもしも発熱があった場合にはカロナールを服用させても大丈夫かということを僕の方から聞いておきました。医師の答えは,8時間の間隔を開ければ飲ませても大丈夫とのことでしたので,カロナールを服用させました。
 午後5時半にまた熱を計測すると,38.7℃と,少しですが下がっていました。妹は起きた後にスパゲッティを食べた後は,水以外は何も口にしていません。ミニドーナツがありましたので,食べてみるか確認したところ,食べるとのことでしたので,それを3つほど食べさせました。
 午後8時20分に熱は37.4℃まで下がっていました。食事が摂れそうでしたし,妹自身もそれを所望しましたので,食べさせました。卵のおかゆと,野菜炒め,そしてデザートとしてみかんです。出したものについては完食しました。
 この食事の後に妹は眠ったのですが,午後11時半に起こして熱を計測しました。このときは37.8℃でした。この時間に起こして熱を測ったのは,カロナールを飲んでから8時間が経過したからで,また高熱があるようであれば服用させなければならなかったからです。夕食を摂る前よりは上がっていましたが,高熱というほどではありません。ですからこのときは服用を控えました。
 10月29日,金曜日。午前11時に妹の熱を計測したところ,36.6℃でした。これ以降は妹は通常の生活に戻ることができました。つまり妹の2回目のワクチン接種による副作用は,翌日だけで終わったことになります。それでも39.8℃という熱が出たのですから,大きな副反応が出たといっていいでしょう。
 僕たちは熱が出ても,それは副反応で,治まれば熱も自然に下がると理解できます。でも妹はそのことを理解するのは困難ですから,僕たちより辛かったと思います。
コメント
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