スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

マイナビ女子オープン&利便性

2022-03-12 19:02:28 | 将棋
 昨日の第15期マイナビ女子オープン挑戦者決定戦。対戦成績は里見香奈女流四冠が6勝,山根ことみ女流二段が0勝。
 振駒で山根二段の先手。後手の里見四冠の中飛車に対して先手が向飛車に振っての相振飛車。相振飛車としては珍しい戦型だと思いました。早い段階から派手な戦いになりましたが,これは先手にとっては想定外だったようです。とはいえうまく対応して指しやすい局面になりました。
                                        
 ここで☗7五歩と突いたのが,先手としてはこの将棋で初めての失着らしい失着に。☖4六銀☗同銀☖同飛☗4七歩☖4五飛となり,すぐに☗7四歩とは取り込みにくくなりました。
                                        
 第1図近辺では,先手が後手の銀を取り切れるかどうかが重要。第1図で☗4五歩と取るのは有力で,☖同飛に☗7五歩。それを☖同飛なら☗8四角があり,飛車交換になるなら先手に分がある戦いでした。
 里見四冠が勝って挑戦者に。マイナビ女子オープンの五番勝負には第12期以来となる3期ぶりの出場。第一局は来月5日に指される予定です。

 僕がKさんの意見も理解できると思ったのは,床に座った生活よりも,椅子とテーブルを中心とした生活を送った方がよいということを,僕自身も経験として認識していたからです。これは以前にも書いたことがあったと思いますが,僕がそのように感じる契機となったのは,にS字結腸癌が見つかり,闘病生活を送るようになってからのことです。簡単にいうと,人間は立ち上がるときには,床に座っている状態から立ち上がることよりも,椅子から立ち上がる方が楽なのです。少なくとも病人にとってどちらがより快適な生活であるのかといえば,後者の方であるということは明白であるというように,僕は母を見て感じていました。
 妹は母のような病気があるわけではありませんが,バランス感覚はかなり悪いところがあります。僕が妹と外出するときには常に手を繋いで歩く理由のひとつはそれですし,強風にあおられて妹が転倒してしまったのも,それがひとつの要因にはなっていたでしょう。ですから妹は今の時点で,床に座って暮らすよりも,椅子とテーブルの暮らしに変えた方が,楽だと感じるであろうということは間違いないと僕にも思えました。だからKさんの意見ももっともだと思ったのです。
 ただ,妹は今は基本的に週末は家で過ごすようにしてあります。家の生活を今から椅子とテーブルを中心としたものに変えることは困難です。なので,そのように暮らしていかれる間は,床に座った生活をしてほしいと僕は思っています。滞在する時間は家よりもグループホームの方がずっと長いですから,グループホームで楽な暮らしに慣れてしまうのは,家での暮らしに負担がかかるでしょうし,加齢による衰えもより早くなると推測されます。ですからKさんの話は理解できますが,まだグループホームで椅子とテーブルを中心とした生活を送ることができるような態勢にはしてありません。もちろん,どうしてもそうしなければならないという状況になれば,必ずそうするでしょう。
 この利便性については,一般的な事柄として伝えたいと思っています。だれにも老いはやってきます。老後の生活を考慮すれば,椅子とテーブルを中心にしておいた方がよいでしょう。
コメント
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