analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦39 トランジスタ交換 残念

2020-10-18 00:02:55 | TA‐F555ESXⅡ

※表題の39はナンバリングが間違っていたのでここで修正

 

オフセットが時間とともに段々ズレていく。

これってトランジスタが温まっていくことに関係する?

 

出力段の前に温度補償回路がある。

2SD809は最初の頃にLchは新品に交換し、外したものをRchに取り付けた。相変わらずRchは安定してるが、Lchはは不安定だ。

今回このD809の相方の2SB731を交換した。

下画像一番左が今回外したもの。

下画像の位置の物。

実は型番を確認するのにカメラで拡大してみたがくっきり見えた。画像にしたら全く分からない。2.4Mピクセルだがカメラの限界を感じた。

この石はもう売ってるところは無く、ヤフオクでやっと探した。(もう一社くらい有ったかもしれない)

今回これを入れ替えた。

最初、電圧のハンチングの範囲が5mV程で落ち着いてたが、10分ほどで0.2mV程のふらつきに収まった。

直ったか?と思ってスピーカーに繋ぎながらオフセットを測ったが、前と変わらなかった。

 

先日交換したマイカコンの代わりのフィルムコンが有ったので、これも念のため交換してみた。上の回路図の一番左の物。

これは全く効果が無かった。

 

・ ・

・ ・ ・

今回も、前回の抵抗交換も最初は「おっ」っと思うほどオフセットが落ち着いたが、じきに悪くなる。

何でだろう。

部品交換でどこかの原因に影響:触ったりしたか?

でもその場所が分からない。

でも段々核心に近づいてる気がする。

 

注文したダイオードを待ちながらその原因を考えよう。

 

今回見合わせたダイオード、日本インターの10E8Cの仕様も少しずつ見えてきた。

こいつの左右交換も考えよう。

 

20201015

コメント