analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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TA‐F555ESXⅡ スピーカーケーブル換えてみる

2020-10-26 00:04:46 | TA‐F555ESXⅡ

中域がきつい。

悪くは無いのだが、もう少し何とかならないかな。

スピーカーケーブルを7N‐S1040Ⅲにしてみた。

キツさは取れたのだが、音像が奥にずらっと並んだ。

これってEMINENTがイマイチの時の音だ。

 

もしかしたら普通の電線:キャブタイヤが良かったりして。

でもうちのはバナナ端子にしちゃったんだよな。

近くに有るのはエクシーマ、これもバナナ。

あと、物置になんか有ったかな?

 

 

今まではベルデン497(Ⅱ?)を使っていた。

これって侮れない?

なぜかタノンイのスピーカーを使ってる人はこのケーブルのようである。

何となく解る気がする。

 

一時偽物の話が有った。

その時私の持ってるものは偽物、と判断した。

しかし、このケーブルは世界中で製造されていて、その国により微妙に仕様が違うらしい。

なるほど。

でも撚り方が反対なのはどうなの?

磁界の発生の方向が変わるんじゃ・・・

 

物置から探してきた。

オーディオテクニカ AT6S33

これ、買った記憶が全くない。

そもそもオーテクのケーブル買わない。

あそこのケーブル、音が乾く。カサカサになる。

でも試しに・・・

1040Ⅲよりはいいかも?

音場が広がるけど、向こうにずらっと並ばない。

少し浮き上がる。粒立ちが良い?

ベルデンとアクロリンクの中間少しかさつく。

一日鳴らしてたら落ち着いた。

さらっとしてるが良い感じ。メリハリは無く、落ち着いた音楽を掛けるのには良い。

 

 

トランジスタと真空管のアンプでは、電線の評価が変わる。

何故かな。

電流増幅(石)と電圧増幅(球)と思ってたが、そもそもこの解釈が違ってたかもしれない。

真空管は入力信号電圧を上げると真空管に流れる電流が増える。

トランジスタはどうなんだ?やった(測った)こと無いから分からん。

 

オーテクは結構鳴らしてこなれてきた。あっさりした感じはだいぶ後退した。

フラットで無難な音。

なんかもう少し面白い組み合わせが有るかと思い、漁ってみた。

ローカルメールオーダーの8Nケーブル。

ちょっと長い(4m)なので、1mのオーテクより劣るかなと思ったが、こちらが良い。

全体を消化して枠内で鳴らす。

なんのこっちゃ。

ベルデンは横の枠が分からない、ステージに寄って聴いてる感じ。

8Nは全体をデフォルメしてすべて鳴らす。

薄く、まとまりの良い音。少し生き生きとした、弾力のある音。

これは私が今まで聴いてきた、慣れた音だが、これを聴くとベルデンのあの迫力も気になる。後でまた換えてみよう。

 

20201022

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