analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TA‐F555ESXⅡ修理に挑戦34 まとめ

2020-10-12 00:01:23 | TA‐F555ESXⅡ

回の修理箇所を纏めてみた。

(多分大丈夫だとは思いますが、ミス等あるかもしれませんのでご確認ください)

 

★修理に効果が無かったと思われる個所

 

●SP端子基板

スピーカーリレー新品交換

 

 

●入力端子基板

入力セレクター分解掃除

 

 

●SP-SW基板パーツ新品交換

トランジスタ 2SA733(Q602)、2SC945(Q604)、2SC774(Q603)。

コンデンサー63V47μF(C605)、50V4.7μF(C608)、63V1μF(C610)、50V1μF×2(C612、C613)。

酸金抵抗2W560Ω(R621~R628)と1kΩR629~R632)。

スピーカーセレクター分解清掃。

 

 

●B‐Class段基板

ブロックコンデンサー18,000μF、10,000μF 取外し点検

 NEC 2SA1008(Q415、Q465。2SA985の代替)

NEC 2SC2331(Q414、Q464。2SC2275の代替)

サンケン 2SC3856(Q416,Q417、Q466、Q467)

サンケン 2SA1492(Q418、Q419、Q468、Q469)

 

 

●A‐Class段基板 ハンダ全箇所やり直し

 

 

 

●A‐Class段基板 2SK389(Q401、Q451)ツインFET バイアスチェック及び左右入換

 

 

●メインボリューム点検。

 

 

 

 

 

★今回、修理に効果が有ったと思われる個所

 

A-Class段・B‐Class段基板 オフセット用(100Ω)・BIAS用(50Ω) 半固定抵抗交換

A-Class段・B‐Class段基板 ヒューズ抵抗交換(全数チェック)

33Ω R412

100Ω R422

100Ω R444

100Ω R445

33Ω R462

100Ω R472

100Ω R494

100Ω R495

120Ω R701

120Ω R751

 

470Ω R426

100Ω R429

470Ω R476

100Ω R479

 

22000Ω R617(酸金使用)

4.7Ω R653

 

 

 

 

A-Class段基板 Q459(2SC3514)ハンダし直し

B‐Class段、中点(アース)の集中してるところ。アースパターン修正(私が破損させた)。

B‐Class段基板 2SD905左右入換(Q401,Q411)

2SC3514(Q409、Q459)左右入換、パターン修正(E-C間短絡?)

A-Class段 フィルムコンデンサー全数左右入換

A-Class段 電解コンデンサー63V1000μF(C418、C419、C468、C469) 左右入換。

1MΩ R410

D417ツェナーダイオード

100V1μF C403

2.7kΩ R413

これ等をハンダ付けやり直し。

 

 

 

 

 

 

 

 

このアンプは程度が良かった。トランジスタ類は交換しなくても大丈夫だった気がする。

パワートランジスタに関しては新品が気持ちよいが。

基板の部品番号は、Lchの番号に50足したものがRchとなっているようである。

 

A-Class段基板のEQ行き200Ωヒューズ抵抗を交換したい。何か代替えを考えよう。

 

今回作業を行うたびに画像を撮っていた。特に各基板の裏表。後での確認に役に立った。

B‐Class段基板のブロックコンデンサーの小さい連結基板を外した。中点(アース)とジャンパー線の様子が分かった。

 

20201002

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