analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CfD‐7.3 NFB調整 微調整2

2020-03-31 22:49:44 | CfD-4 (オートバランス)

測定にミスが有ったので、やり直す。

ある程度傾向が分かったのでスムーズにいく。

 

① 下グラフ、参考に一番ナローな緑線はNFB無し。

 

② 最初はNFB3dB、補正コンデンサー100p。下グラフの黄色。低域がふにゃってる。

この辺なら音も問題ない。

 

③ 次にNFB4dB、補正コンデンサー200p。下のグラフ赤色。高域は先の3dBとほぼ同じ、低域はこちらが伸びている。

音もまだ大丈夫だな。

 

 

④ 次は4.5dB行ってみる。

下グラフの緑線は補正コンデンサー200p。

見づらいが高域がほんの少し盛り上がるので補正コンデンサーを122pにしてみた。

下グラフ赤線。グラフ線をスムージングにするとあり得ない高域の盛り上がりができてしまうので直線にしてみた。

グラフ上ではNFB4.5dB、補正122pが一番いい。上のグラフ赤い線。

音はどうか。

音場が縦に伸びる。横は少し狭くなる。

声や楽器の間の隙間が出来る。ただ、表情は少し退化する。厚化粧な感じ。

 

⑤ 参考に5dBも見てみる。下グラフの青い直線の物。補正200p。

音は上記④の4.5dBの特徴をさらに強調した感じ。

これはやり過ぎのようである。

 

NFBは4dBで行く。若干厚化粧なのは、可変抵抗とセラミックコンデンサーを良質なものに換えて配線やり直せば、と期待する。

NFB R   位相補正C ΔR   Out Imp
5.0dB 8.22 200p 1.29 240 Ω
4.5dB 9.51 122p 1.82 258 Ω
4.0dB 11.33 200p 2.02 300 Ω
3.5dB 13.35 100p 4.72 324 Ω
3.0dB 18.07 100p     360 Ω

 

最後に各定数をまとめてみた。

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CfD‐7.3 測定ミス

2020-03-30 20:00:00 | CfD-4 (オートバランス)

前回NFBを4dBにして聴いて見たので、今回はもっと下げて2dBで聴いて見ることにした。

NFBを2dBにするにはプリ入力を30mVにする必要がある。っと、すでに30mVだった。

ん?NFBを外してプリ出力1Vに合わせたら入力24mV。

はれ?どっかで狂ったな。前は27mVだった。

NFB 0 dBの時のNFB抵抗は関係無いし、初段の真空管外した時、左右入れ間違えたのかな?左右逆にしても変わらない。

 VR上げ切らなかったとしても同時に出力も下がるし。

謎だ。

 

※後に判明したが、デシベル計算に電圧ではなくデシベルを入れて計算していた間違いを発見。それとは別にNFB無しの時の感度は、過去資料から27mVだったんだよな。なぜ狂った?DMM狂ったかな?

 

NFB4dBの次は4.5dBだ、と調整を始めたら、ふと気が付いた。

方形波になってる。

これってまずいのかな?

サイン波と同じ条件で測定したら波形が違う。

ああ、なんという。

前回オシロを使ったとき、戻さなかったんだ。

このブログをご覧になった方には大変申し訳ありません。

オシロの画像以降のF特は当てになりません。

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CfD‐7.3 NFBその8 微調整 (再編集)

2020-03-29 21:00:00 | CfD-4 (オートバランス)

① NFB10dB インピーダンス補正なし OPT終端抵抗600Ω

制約されたような音。キーンに近い音が出たり止んだり。

下グラフ赤い線。高域が盛り上がってるが、実際の音はそうでもない。

英語のラジオが聞こえた。

 

 

② NFB6dB 補正470p 終端600Ω

少しきつい感じかな。

 

 

③ NFB3dB 補正470p 終端3kΩ

あれ?なんか響きが出てきた。下グラフ赤い線。

かまぼこだが、実際にはフラットに聴こえる。

 

 

④ NFB3dB 補正470p 終端5kΩ

響きが出てきて、音場が変わる。違いを確信。

下グラフ緑線。

一つ上の3kΩと変わらない。

 

 

⑤ NFB6dB 補正470p 終端5kΩ

なにか中音にきつい感じがする。でも今まできついと思ってたヴァイオリンの曲はそんなでもない。

下グラフ黄緑色。赤・緑より高域が伸びた。

 

 

⑥ NFB10dB 補正470p 終端5kΩ

横の広がりが無くなり、縦に広がる。制約された音。

下グラフ太い青。ひとつ前の6dBよりさらに高域が伸びた。

 

 

⑦ NFB4dB 補正100p 終端5kΩ

小音量でしか聴かなかったが、悪くない。グラフの黄色線。高域はグラフほど上がって聴こえない。

 

⑧ NFB4dB 補正200p 終端5kΩ

(試聴なし)

下グラフ赤い線。黄色より高域の盛り上がりが減った。

 

ここから現在。

⑨ NFB4dB 補正300p 終端5kΩ

オーバーシュートが更に鈍くなった。直線も少し曲がったかな。

下グラフ太い青線。さらに高域が減ったが、やり過ぎか。

 

 

 

黄色線 補正100p

赤線 補正200p

青線 補正300p

緑線 補正470p

※すべてNFB4dB.

補正300pで今聴いているのだが、特に問題ないと思う。

少し真空管らしさが後退したか?とも思う。

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CfD‐7.3 NFBその7 音出し

2020-03-29 09:00:22 | CfD-4 (オートバランス)

前回NFBを6dBにした試聴の続きである。

少し大きめで音出しした。

中音がきつい感じ。発信してる?

アンプが暖まってないからかと思ったが、30分ほどしても残る。音場は落ち着いてきてるのだが。

オシロで方形波を見てみた。

画像に撮ったはずが、カードを入れ忘れて失敗。

もっとも見たところで分からないのだが。

R×C=15×470=7050 (1500目標)

 

 

続いてNFB10dBを試す。

これはラジ技誌那須好男氏の設計通りだ。

抵抗値は2.248kΩ、インピーダンス補正コンデンサーは470pのまま。

R×C=1034 (1500)

うーん、音場がどこかに行ってしまった。音像だけで聴いてる感じ。

ただ、高さ方向の音場はよくなった。見上げる感じ。

6dBの時のきつい感じはなくなったのだが窮屈な鳴り方になった。

10kHzの方形波を見てみた。

オーバーシュートとリンギングが出てる。

(参考に6dBの時はオーバーシュートがもっと鋭く出てた)

とか言ってるが、これの何が問題かは判らない。ネットで見てみたが、特に問題視してるサイトにはたどり着かなかったので問題ないのか?

この後でもう少し調べよう。

F特は伸びた。あまりきれいな波形ではないが。青緑線。

 

 

ED様からNFB抵抗に抱かすインピーダンス補正用のコンデンサーの容量を下げた方が良い(100p)、とのアドバイスを頂いたので、今度はNFBを4dBとして、コンデンサーを100pに交換した。

R×C=1500 (1500)なのだが、F特は広域が上がってしまった。

電圧としてはほんの少しなのだが、こう見ると結構大きい。コンデンサーを200p位にした方がよいのかな?

これで鳴らしてみた。

やはり私はこの辺の方が音が好みなんだろうな。F特の広域の高域の盛り上がりはそんなに感じない。むしろ大人しくなったようだ。

(耳が劣化してんかな?)

今日はここまでにして、明日もう少し聴いてみよう。

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CfD‐7.3 NFBその6 6dB掛けてみる

2020-03-28 08:00:00 | CfD-4 (オートバランス)

前にNFBを3dB、OPTの終端抵抗を5kΩにしたら音が変わった。

ならば、6dBにしたらどうか。これは前にもやったがあの時は終端抵抗が3kΩだったので今回も試してみる。

まずはプリ単体でf特を測定してみたが、高域が伸びた。これは期待できる。

それではプリとパワーを繋いでF特を測定してみた。

赤い線、低域が落ちて高域が上がる。

あがる?どんどん上がって8倍になってしまった。なんだこりゃ。

そういえば前にもこんなのあったな。なんだろ?

っと、プリとパワーの接続を間違えてた。プリのRchに信号入れてLchからパワーに繋いでいた。

接続したら前と変わらない値になった。茶色の線で青がNFB3dBの時の物。(200kHzの値は信頼性無い)

 

これで音出ししてみたが、夜中なので音量上げられず、よく分からない。

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アンプの仕様3

2020-03-28 00:02:33 | アンプ

そしてプリとパワーを接続して測定した。赤い線はプリアンプ単体。

緑はパワーアンプ単体。

青は両機を接続して測定。

こうやって見ると、プリとパワーの特性を足したものが両機を繋いだ時の特性になるような気がする。

にしても悪すぎる。・・・でもないか。

しかし実際に音出ししてみるとそんなに悪い気がしない。

さて。

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アンプの仕様2

2020-03-27 10:30:00 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

続いてパワーアンプ。

入力のトランスは位相反転、電圧増幅段は12AX7,EL34三結PP,ラジオ技術誌07’領付のOPT・BW-5k-PP。

0.24Vのとき出力18.3W(8Ω、歪率3%)。

 

 

 

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アンプの仕様

2020-03-26 22:47:52 | CfD-4 (オートバランス)

アンプの仕様を整理してまとめる。

プリアンプについて。

12AU7オートバランス型5687PP、ラインアウトトランス付。

左右独立電源。

バランスアウト(?)

NFB3dB。

出力10Vのとき歪率2%。

ゲイン27.7dB。

OPT 一次側27kΩ+100pF、2次側5kΩ。

出力インピーダンス約350Ω

 

 

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古潭

2020-03-26 21:25:23 | らーめん他

ここは私が千葉に行く前からあったのでだいぶ経つ。

そのころ何回か来たが、スープは中華料理屋のもので、ここで排骨麺を知った。旨かったのだが、最近は見なくなった。とんかつらーめんなど変わったものが有った。

一時期客が入らなくなったらしい。どうやら「オウム真理教の店」だとか。

こんなとこでほんとか?と思ったが、看板見て思った。アイヌ人?が両手を広げた大きなものだった。

安保だなと思ったが、仕方ない。

久しぶりに行ったが、全然味が変わってた。

頑固ラーメン?だったか、どろっとして色々入ってそうだが、しょっぱいだけ。感じない何か味がするのか、物足りなさは無く、また来ようと思う。この辺では1,2ではないか?値段は適正と思う。むしろ安いか。

ただ、注文の取り方が良くない。あれでは回転が悪い。

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CfD‐7.3 NFBその5・鳴らしてみる

2020-03-26 10:01:44 | CfD-4 (オートバランス)

昨日このブログを書きながら諏訪内晶子のヴァイオリンを掛けていた。

タイトル通りクリスタライクな音色と思っていたが、他でよく聴くちゃんと太い感じのヴァイオリンだ。

あれっ、と思い、真面目に聴き直したが、それだけでない。

なんか、音場が違う。

床面から湧き上がる、感じじゃないか。今まではスピーカーが絞り出すような力の無いものだった。

この前に聴いた声は、首を絞められながら歌ってたのを解放されたような、伸び伸び声を出していた。

なんか、とんでもなく変わってしまってる。

アンプを変えたような感じ。

これを聴くと、NON-NFBは一音一音が生き生き鳴ってるが、こちらは音場が生き生き鳴っている。

いや、どうも表現がおかしいが、音場がスピーカーから離れ、解放されている。

こうなると一音一音が、なんてどうでもよくなる。全体に生気が漲る。

なんというか、10万円以下のTrプリメインアンプから、50万以上のセパレートアンプに変えたような感じ。これが一番当たってると思う。

でもなんで?

いきなりツボにはまったようだ。

NFBは3dB、終端抵抗は5kΩこれか?あと、初段グリッドに330kΩをぶら下げたからか?初段電圧を適正にしたから?

330kΩ抵抗を試しに外してみた。少し音場がナヨってするが、アンプが暖まってないからだと思う。これじゃない。

後は、終端抵抗?

そしてNFBが嵌った?

 

 

散歩しながら考えてた。

なぜあんな音が死ぬような回路にするのか?

一般に雑誌発表の記事は、音は出さないので特性表を見栄え良くしてるんじゃないか?なんて考えてた。

なんでこのプリの設計者那須氏はNFBを掛けるんだろう?掛けると音死ぬじゃん、と思っていた。

そういえば、NON-NFBアンプは音が死ぬ、と言ってたのは、評論家では無いか?

アンプビルダーは皆NFBを掛けてないか?ああ、有名三極管アンプではNON-NFBだったかもしれない。

そうそう、私のEL34PPmonoの元設計、石塚という人もこのアンプはNFB掛けないで、と言ってたな。

故上杉氏はNFBは14dBに限るなんて言ってたようだが、晩年は、NON-NFBも製作する価値はある、などと言っていた。それぐらいで、あとはほぼ、アンプにNFBを掛けている。

 

一気に抜けて来た。

回路のインピーダンスは低い方が良い、というのを聞いた事が有る。

NFBを掛けると内部インピーダンスが下がるというが、出力インピーダンスかと思っていた。

高名なプリアンプは12AX7を使ってるので内部インピーダンスは高いはず。

OPTの二次側を初段のカソードに繋いでどうな風な動作になるのだろう?OPT二次側はDC電圧は出ていないし、NFBをかけたらプレート電圧が10V程高くなったこともあった。

電流を測るとDCは出てないでACはミクロンAほど流れてた。これがカソードに影響して何某、、、

この辺はもう少し解析できるかもしれない。NFB決まったら考えてみよう。

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釣行22

2020-03-25 21:00:00 | 釣り

暖かく、風も弱かった先日、鯉釣りに行ってきた。

前日撒き餌をしておいた。

満ち潮で行ったのだが、川の水位が低い。なんてかおかしい。

今日は鯛ロッドとバスロッドを出す。

一本針に今日は食わせにサツマイモ、寄せにいつもの練り餌を使った。

バスロッドの方はフックに同じ餌。ポイントは左の中央。浮子無しで沈める。

鯛竿は岸近く手前に無造作に落とす。

スマホを見ながら20分くらいか、鈴が鳴った。

油断した。竿が遠い。

掴んで巻いた時には向こう岸近くに走られた。っと、何かに引っかかった。ゆらーっと横向きに鯉が浮いてくるが、反転して潜る。引っ掛かりを外そうとしてるときに手ごたえが無くなった。

あ~あ、ばらしちゃった。もうここはダメかな?

雨が降ってきたので買い物に行く。餌を付け替えて放置。

45分くらいで戻ったら浮子が2m位側中央に移動してた。

来たか?でもカメかな?

巻き上げたら走った。鯉だ。

タモを持ってこなかったので、脇の流れ込みに寄って引き上げた。水位が上がってた。

65cm。いつものサイズ。顔がかわいい。

前回も今回も釣ったというより釣れてた、だ。なんか納得いかない。

ちゃんと釣れたら、鮒を釣りに行こうか。

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PC

2020-03-25 16:30:04 | その他

パソコンが調子悪い。

今使ってるのはACERのAspire E1‐531

CPUはB820 1.7GHz

メモリは追加して6G

左の排気口が熱くなる。ファンが詰まってると思い、解体しようとした。

ヒンジのところでずっこけ、電源スイッチが効きづらくなった。

バッテリの充電も切れたり入ったり煩い。

最近電源がいきなり切れるようになった。

これはたまらない。

生産は2012年の様で、8年か。最初の3年くらいは使わなかったんだ。

有る時開いて使ったら、具合良い。当時3万ちょっとで購入。

スペックはしょぼいが、最近までなんら不都合なく使えた。

ネット、エクセルぐらいなら問題無い。

しばらく気が付かなかったが、Wifiも付いていた。カメラも。

最近画面が綺麗なのに気が付いた。プラズマ?の様。太陽光で見ると際立つ。

プリインストールはWin7だが、よく持ったな。ACER、良いパソコンだ。

 

 

そこで新しいPCを購入。

お金無いので価格コムで安いの探した。

二万以下で有ったが、画面が小さい。

ACERは15.6INCHだったので、そこそこの物が欲しい。

恵安というメーカー。中国製かと思ったが、よく分からない。東京に会社が有る、中国人の社長みたい。

まあ、サブPCなので、どんなもんか使ってみる。

 

セットアップは特に問題無い。

タッチパッドの反応が良くない。

まあ、この値段で使えるのは驚異的。

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CfD‐7.3 NFBその4

2020-03-25 16:00:00 | CfD-4 (オートバランス)

引き続きNFBを、なのだが、OPTの終端抵抗を換えてみた。今回は5kΩ。NFBを調整するのにこの抵抗値が定まってないのは何を調整してるか分からなくなる。

ここは発振しない程度に大きい方が良いとED様からアドバイスを貰っているので、600-3kと来たものを5kΩにした。

10V掛かるとして0.02Wなのだが、手持ちからOHMITEの5Wを使った。

おっと、前回の3kΩを計算して無かったが、0.03W。充分だ。

 

ついでに電流の流れを考えてみる。

OPT二次側408Ωに10V掛かると24mA流れる。

終端抵抗には5kΩなので2mA流れる。そして負荷抵抗RL600Ωには17mA流れる。

それで?

どうなん?

なにをやろうとしたか忘れた。

 

そうだ、比率。

OPTに対して終端抵抗の電流は8%。抵抗値はOPTの8.3倍。これ以上上げても良いか?効果あるか?

余り上げ過ぎても効果無くなる。ラジ技誌では4倍は欲しい、と有った。取り敢えずこの辺で行ってみるか。

 

しかし周波数によって抵抗値が変わっちゃうトランスって、変なんだ。

 

それから電源のドロップ抵抗を3.9kから3.3kΩに下げた。初段のプレート電圧はいま58V位と設計に対して一割ほど低い。これによってカソードの電圧も下がるとNFBが規定値掛からないかもしれない。交換後は62.5V(設計値63V)と良いところに行った。黄色丸の方。

 

 

さて、5kΩを取り付けた。

実は気になってた初段U7のグリッドから330kΩの抵抗でアースに落とすのもやってみた。

こいつはグリッドへの入力のフィルターと思ってたが、どうやら違うらしい。入力のVRとパラになるのでインピーダンスが下がるのだと思うが、意味あるのか?と思ってた。

同じくグリッドに0.1μのコンデンサ―が有ったが、超低域をカットするものらしい。これは最初付けてたが、CfD‐7,1の時に取り外した。超低域も音楽の要素で、これも含めて音楽だろう、などと言い訳をした。330kの抵抗はこのコンデンサーと組みで低域フィルターだと思ってた。

 

プリ単体での周波数特性は前と変わらない。

パワーを繋いで測定しようとしたら発振した・・・。

ガーン、なんで?5kΩでかすぎた?

っと思ったらパワーとプリのアースを繋いでなかった・・・。

バカだ。でもほっとした。

プリとパワー繋いでF特測ったが、これも前と変わらない。

 

んじゃあ、音出しっと。

何時ものポップスでは、あれ?響く。

それではクラシック?

久しぶりにヴァイオリンを掛ける。

上の諏訪内晶子。

何ツ―。このアルバム、タイトル通り「水晶で出来たヴァイオリンか?」なんて思ってたが、違ったようだ。

ちゃんと木質の楽器の音だ。 

あれ?

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CfD‐7.3 NFBその3

2020-03-24 14:55:23 | CfD-4 (オートバランス)

※ NFB1・2はハムの対策7・8にあり

 

ハムは一応満足いったので、NFBの調整に行く。

最初は2.2kΩの抵抗で10dB掛けた。

低域のF特は良くなったが、音を聴くと何かトランジスタアンプのような音になった。

ここでターミネート抵抗は600Ω。

10Vまで測定するので100÷600=0.17W。割と小さめで良い様だが、元設計では3Wを使っているのでDALEの3Wとした。

 

次に6dBにしてみた。

F特はそんなに変わらず、トランジスタのような音は少し薄らいだ。声の表情が少し出てきたような気もする。でもまだだ。

 

ここまでは過去の実績。

ED様より、NFBは0.5dB刻みで調整するのだと。

NFBは6dB、10dB、14dB(故上杉氏推奨)、この三つくらいで設定するのだと思ってた。(大雑把すぎ)

なら、3dBならどうか。それとED様のアドバイスにより、OPTの終端抵抗を600Ωから3kΩに変更した。

3kΩ近辺は手持ちがあまりないので、東京高音電波のカーボンRDタイプ1Wにした。

音出ししてみた。

躍動感は惜しい。

だがしかし、声の周りに余韻と言うか、エコーと言うか、が出て来た。しばらく忘れてた音だ。ああ、いつから気が付かなくなったんだろう。回路に集中しすぎだな。

これがNFBの効能?がぜんやる気が出る。なんとなく声の表情も出てきそうな雰囲気。トランス接続ではこの表情は出ないのかなぁ、と諦めていた。

F特を測ってみた。

黄色は前回のNFB10dB。上のお茶色は過去の最高値。

そして赤が今回の3dB+終端抵抗3kΩ。

前回の10dBより良い。NFB少ないのに何で?と思ったが、終端抵抗を大きくしてた。

前の600Ωだと出力インピーダンスは96Ωだったが、3kΩにしてNFB3dBにしたら、出力インピーダンスが408Ωとなった。おお、600Ωまではイマイチだが、そんなに下がってない。

 

 

 

NFBについては設計の資料は結構読んだが、「じゃあどうすんの?」が理解できない。

実際に抵抗値を変えて聴くのみだった。

今回、NFBを外してプリにAC1kHzを入れ、出力)(1V)と入力(29mV)を測定。ゲインは30.8dB。

この後、入力41mVになるようにNFBのVRを調整してゲインを27.8dB(NFB3dB)にした。

真空管のグリッドからプレートの動作はなんとなく見えてるのだが、カソードの動作のかかわりが最近なんとなく見えてきた。あとで整理しなければならないと思う。

 

実は今日、プリと測定器のアースを繋ぎ忘れてNFBが掛からず焦った。終端抵抗の3kΩが高すぎたか?と思ったが、大丈夫そうなので、もう少し高めの物でも試してみようと思う。

こうやってNFBを理解できれば・・・と思う。

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CfD‐7.3 ハム退治8 NFBその2

2020-03-23 12:00:40 | CfD-4 (オートバランス)

NFBを掛けたので、各測定をしてみた。

一番上の赤い線は、NFB有りで、低域は抜群に伸びたのだが、40kHzにピークが出来た。OPTの高域補正間違えたかな?確認したけど間違いないんだよな。出力インピーダンスは72Ωとかなり下がってしまった。

低域が一番下がって高域に70kHzにピークが有る薄い青線のはOPTを10kΩから20kΩで受けるよう変更した。この状態でインピーダンスは10kΩに対して96Ωと下がった。この状態でもしパワーの入力インピーダンスが高かったら?として、負荷抵抗を600Ωでは無く25kΩとしてみた。出力インピーダンスは450Ω位に上がった。(?)

低域が下から二番目と三番目はNFBを掛ける前の物。

 

 

 

もしかしたらこの状態でパワーを繋いだらF特が良くなるかもしれない。

一番上のうぐいす色はCfD‐5とMfD‐4。電圧伝送。参考。

赤線はNFB無し。

その下がプリにNFBを掛けたもの。

残念、これでは無かった。

 

 

何をやってもこの低域周波数が良くならない。

プリの出力インピーダンス600Ω(実測済み)として、パワーの入力インピーダンスが600Ωでは無いのではないか?と考えていた。マッチングが取れていないので周波数特性が悪いのではないか?

パワーの入力インピーダンスが低いと仮定して、プリのOPTに抵抗を抱かせたり5687の動作点を変えて内部インピーダンスを下げたりしてマッチングが取れればF特が良くなると考えた。

上手く行かなかった。

ならパワーの入力インピーダンスが高いと仮定してプリの出力インピーダンスを上げたらどうか?

これは後日としよう。

 

でもF特を見ると20Hzで-3dBには入ってるんだよな。F特の基準って-3dBが下限では無かったか?

とすると一応入ってるんだよな。

でもサブアンプなんて-0.3dB。

聴いた感じはそんなに変わらないし。

でもTAP‐2型のNFBを外したら低域が強力になったんだが。明らかに今より良かった。

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