測定にミスが有ったので、やり直す。
ある程度傾向が分かったのでスムーズにいく。
① 下グラフ、参考に一番ナローな緑線はNFB無し。
② 最初はNFB3dB、補正コンデンサー100p。下グラフの黄色。低域がふにゃってる。
この辺なら音も問題ない。
③ 次にNFB4dB、補正コンデンサー200p。下のグラフ赤色。高域は先の3dBとほぼ同じ、低域はこちらが伸びている。
音もまだ大丈夫だな。
④ 次は4.5dB行ってみる。
下グラフの緑線は補正コンデンサー200p。
見づらいが高域がほんの少し盛り上がるので補正コンデンサーを122pにしてみた。
下グラフ赤線。グラフ線をスムージングにするとあり得ない高域の盛り上がりができてしまうので直線にしてみた。
グラフ上ではNFB4.5dB、補正122pが一番いい。上のグラフ赤い線。
音はどうか。
音場が縦に伸びる。横は少し狭くなる。
声や楽器の間の隙間が出来る。ただ、表情は少し退化する。厚化粧な感じ。
⑤ 参考に5dBも見てみる。下グラフの青い直線の物。補正200p。
音は上記④の4.5dBの特徴をさらに強調した感じ。
これはやり過ぎのようである。
NFBは4dBで行く。若干厚化粧なのは、可変抵抗とセラミックコンデンサーを良質なものに換えて配線やり直せば、と期待する。
NFB | R | 位相補正C | ΔR | Out Imp | |||
5.0dB | 8.22 | kΩ | 200p | 1.29 | kΩ | 240 | Ω |
4.5dB | 9.51 | kΩ | 122p | 1.82 | kΩ | 258 | Ω |
4.0dB | 11.33 | kΩ | 200p | 2.02 | kΩ | 300 | Ω |
3.5dB | 13.35 | kΩ | 100p | 4.72 | kΩ | 324 | Ω |
3.0dB | 18.07 | kΩ | 100p | 360 | Ω |
最後に各定数をまとめてみた。