analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

5年かかる

2023-12-15 00:03:55 | DS‐3000

実家に帰ってきてからあれやこれやとやってきた。

大きなところはスピーカーの位置

アンプの調整

それがここにきて急に決まってきたと思う。

ふと思い出すと実家に帰って来て5年。

そういえばDS‐3000は慣らしに五年かかるような気がする。

購入してからも五年位でエネルギーが出てきた。

千葉に引っ越して五年位で元の音になった。

富山では発揮できなかった。

このスピーカー、枕が変わるとなかなか寝れないのかな?

私も水が変わると色々出てくる。

あ、同じなんだ。

 

20231210

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DSー3000 やっとここまで来た

2022-02-19 00:01:50 | DS‐3000

1984年発売。H7.1.29購入。

発売から37年、手元に来てから27年ほど。

最初の5年はほとんど鳴らなかった。NS-690Ⅲとそんなに変わらなかった。

それでも価格や「4ウェイ」「52kg」にしびれてた。

国産スピーカーをコケ落ろし、海外スピーカーで無いとオーディオじゃない、そんな風潮が有った。

それでも 「すべてを出し切る国産機は、突き詰めれば素晴らしい音を出す」 などと強がっていた。

あともう少しで海外スピーカーに鞍替えしそうな時が何回かあったが、踏み切れなかった。

DS‐3000に引き留められたのか、とり憑かれてたのか。

アンプ、タンテ、CD、ケーブルなどは色々換えてきたが、スピーカーはDS‐3000を持ってからこれ一筋。

オーディオは好きなスピーカーをどれだけ鳴らせるか、だと思う。

最初は柔らかい音に拘った。なんといっても心地よい。

ある時、高音を落とせば実現できることを知ったが、「それは違うのではないか」と思うようになった。

まずは出すものは出す、それからチューニングで柔らかい音にする、そう考えたが、後にハイスピードなキツい音も突き詰めれば柔らかい音になる、そう思うようになった。

それからキツい音を好むようになった。

2010年になろうとしたころと思う。

 

このレコードにこんな音が入ってたのか、こんな音が出てきた、と言うのを繰り返してきた。

しかしそれに反するかのようにトランスを使うようになった。

トランスは「音が良い」と言うのと「レンジが狭くなる」と言う考えが有りどう考えても後者を取るはずが、多分アンプに行き詰ってたのだと思う。

転換期は、

マランツのSM700をオンキョーのA‐7のスピーカー端子で繋いだ時。(これが原点かも)1995年頃。

今のパワーアンプを最初に作った2008年ごろ。低音は無かったが中音の綺麗さが凄かった。

紆余曲線を経てこのパワーにオートバランスの真空管プリを繋いだ時。2018年。

プリの動作点を変えてパワーを鳴らしきる。2020年。

正直ここがこのスピーカーの限界かと思ってた。

プリの代わりにプリメインをスピーカー端子出力で使う。2021年。

これまでの間、DS‐3000の底が見えなかった。

いつも答えてくれた。

まあ、これらだけではなく、ミッドハイの振動板を交換、ネットワークの部品交換などもやった。その直後は変化が分からなかったが、これをやらなかったら今の音は出てないと思う。

セッティングも地味ながら色々やってある。

 

 

この機種はステレオサウンド誌に何回か登場してたこともあった。

その時は、音楽を聴くのではなくて、変換器を聞いてるようだと有った。

それもなるほど、と思う。

という事は、今の音が当時出てたという事か?

やはり評論家は侮れない。

国産機がステサン誌に出てたのはあまり無いが、光栄だと思った。

ただ、機器の欠点を出すのでスピーカーの欠点と勘違いしないように、と言うのを何回か読んだ。

今回のSG最大電圧がそうだった。

もっとも雑誌(サウンドトップス)のリファレンススピーカーだったことが有ったから選んだ、と言うのも有るのだが。

 

なんちゃらフェアやショップなどではかなり色々な機種を聴かせていただいた。

「すげえ」音は出てたが、欲しいとはあまり思わなかった。

あ、FALは欲しいと思ったかな。

ショップはそれなりに使いこなしてるとは思うが、ほんとに好きでやってるとは思えないんだよな。

店員の自宅にあるシステムの方が・・・だったりして。

そういえば私は個人宅にはあまりお邪魔しない。

世の中にはもっとすごい方が居るのだろうと妄想してるのだが・・・。

 

 

普通は30年もこんなこと続けない。

しかしここまでしないと出ないのか?

ここまでしてやっと出た。

千葉を引き払うとき、隣の旦那さんに少しお話を聞いた。アルテックのA‐7に211のPPアンプ。ソースはシスコンのCDプレーヤー。

アンプとスピーカーが良ければソースは選ばない、そう受け取った。

カートリッジやSACDプレーヤーにお金を掛けた私は恥ずかしい。

でも今ならそんな気はしない。

 

大きな声では言えないが、DD55000と似たような空間感が出た。あちらは音色がナチュラルだが、こちらは少しきついかも。

 

皆さんもスピーカーを信じて使いこなしてほしい。

 

20220101

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またステサン誌ネタ。

2022-01-08 00:01:12 | DS‐3000

今回はB&Wのマトリクス801Fの記事だが、これが絶賛なのである。(’83頃)

一時期某雑誌のリファレンスにもなってたと記憶する。

モニター系のスピ―カ―なのだが余計な音を出さない。

この辺は国産スピーカーと作りは同じらしいのだが、音楽を掛けても鑑賞に堪えるという。

思うのだが、嫌な音を殺すために能率犠牲にしてないか?(85dB)

 

DS‐3000の事を言われてる気がした。

ミッドハイを何とかしたい。

バックキャビティが有ればまたブチルゴムでべとべとにするのだが、

生憎付いてない。

マグネットを外側から巻いても防振にはならないんだよな。

振動板の周りはコルクが張ってある。

手を入れるとしたら後はネットの防振なのだが効果は期待できないんだよな。

フレーム部分はキャビネットに張り付くので防振は必要無いと考える。

裏側ポールピースには厚目のフェルトが張ってある。

ちょっと手の付けようがない。

 

サイン波を入れても歪は聞こえなかったのだから、このユニットは問題無いハズ。

 

20211203

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スピーカーの組み上げ (importance)

2021-11-20 00:05:48 | DS‐3000

ツイーターとミッドハイのみ取り付けて鳴らしてみる。心なしか声が飛んでくる気がした。

そしてミッドバスを取付けた。

声が引っ込んだ。

あれ?MBの接続を逆位相にしてみた。

コチラだ。ここでウーファーを付けても逆だ。

そうか、TWとMHを入れ替えよう。

TWが逆だと思ってたが、MHが逆だったんだ。

過去記事をつらつらと見直したら前回は10か月ほど前だった。

スピーカーユニットの位相 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

もしかしてこのころから逆だった?しかし気になってたのはMHの振動板を交換してからだ。

でもヴォイスコイルをひっくり返した形跡は無い。第一ひっくり返しても逆位相にはならない。

ウーファーを付けず、鳴らしてみた。

音が右に寄ってる気がするが、アンプのせいかもしれない。

Lchもユニットを外し、MHの配線を入れ替えた。

音が真ん中に寄った気がする。

 

おっかしいな~。

前は合わせたはずだったのに。

PHASE CHECKERなるもので合わせないといけないかと思ったが、ただ、今回のは自信がある。

ツイーターの正相と逆相が自分なりに解ったからだ。

 

 

NFB掛けたり、OPT二次インピーダンス換えたりして位相がズレた。

40度ずれが50度ずれになっても逆位相側に変化する、と思う。

位相なんて0度か90度の二種類のはずがない。

っと考えるのだが、どうだろう?

 

20211024

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ミッドハイの端子整備 (importance)

2021-11-09 00:05:47 | DS‐3000

キツい音が出た時ユニットに耳を当てたらミッドハイがそれっぽい。

音量を大きめにするとなる気がする。

 

ミッドハイを外した。

一個気になってるのが有った。

ケーブルの端子。

これがぐらぐらだ。

ロクハンの時、端子がゆるゆるで音が割れた時が有った。

ハンダを剥がし、端子を外してみた。

金属(接点)と絶縁体を瞬間接着剤で固定。

ネジ止めしてあるのだが、絶縁体をウレタン系の柔らかい接着剤で固定。

端子を棒やすりで磨いた。

これでどうだ?

 

歪の質が変わった感じだ。ビャー(?)が ギ― に変わった感じ。歪成分が減ったような気がする。

 

20211012

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SWのネットワークを測定してみた

2021-11-04 00:06:15 | DS‐3000

実際に鳴らす前にサブウーファーのネットワークを測定してみた。

インピーダンスが判れば、と思った。

※以下の回路図は参考です。真似をして事故・故障を起こしても当方は保証しかねます。

計算では左右繋いで7.8Ω(1kHz)となった。

 

 

ネットワーク単体で測定してみた。

入力1V・1kHz(片cH)で出力5.13mAなので5.9Ω・・・。

計算より小さいな。

160Hz。200mV 8.71mA 23Ω

15Hz。100mV 12.81mA 7.8Ω

うーんなんか良く分からんな。

大体ネットワークを左右繋いでるからな。

 

 

 

 

F特を測って見た。

下グラフ、言わんとしてることは何となく判るが、思ってたのと違うな。

緑線はインピーダンス

赤線は発振器出力電圧一定の時の出力電圧。

青線は、周波数を下げると入力電圧も下がるので、一定(0.1V)になるように調整。

70Hz。50mV 9mV。確か50Hzでカットのはずなので、この辺から上がってくるはず。

 

 

 

 

参考にチョーク単体で測定してみた。

200mV 1.64mA 122Ω。

おおきいな。

 

 

 

 

今回の測定はなんかうまく行かなかった感じ。

サブウーファーのネットワークは左右信号を合成してるので短絡してる気がしてならない。

実際は短絡はコンデンサー・コイルなのだが、これらのインピーダンスって低いのかな?

なんかイメージが湧かないのでもう少しやってみないと判断でき無さそうだが、今は手詰まりだ。

もう少し考えてみよう。

 

20211014

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スピーカーのカバーをすると?

2021-10-23 00:07:32 | DS‐3000

スピーカーがなんかきつい感じがする。

こう言う音?気のせい?

かもしれない。

カバーを付けてみる。

以前剥がしたら合皮カバーの裏地が破け、スピーカーのキャビネットの突板が少し剥がれた。

両面テープが強力過ぎた。

 

今回はユニットの止めネジのキャップだけで止めてみる。

キャップを外したら止めネジが回った。

幾つか緩いのが有ったので締め直した。

電ドルをふわっと軽く持ってネジを締め、電ドルが反動で回った時に止めていた。

これで締まってると思ってた。

・・・今まではこんなこと無かったな。

締め直した。

カバーも付けた。

夜中なので音量は上げてないが、音がカチッとまとまった感じがする。

シン、と静かになった感じだ。

音色が微妙に変わったのはNFB抵抗の種類をAMRGからデールの巻線にしたからと思う。

つるんとしてたんだ、と言うのが解り、ブリっとした感じが出てきた。

表現が怪しいのであまり書いてなかったが、デールの巻線はこんな感じのイメージだ。

 

20211003

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新 振動板の音

2021-09-05 00:04:01 | DS‐3000

DS‐3000 ミッドハイの振動板が変わった

 

純正は炭化ホウ素、いやいやチタン化ボロン、ん?ボロン化チタン。

チタン振動板にボロンをくっつける。ボロンは単体では成型不可能なので炭化ボロンとした、かな?

とするとB4Cの強度寿命ってどうなの?

NHKに入れるくらいだから大丈夫か?いやいやヤバくなって撤退した?

 

 

暑いのでトランジスタアンプにしたのであまり気合い入れて鳴らしてない。

が、なんとなく見えてきた。

この振動板は まず能率が下がった気がする。中音が引っ込んで聴こえる。

まあ好意的に解釈すれば、振動板が柔らかくなって嫌な音を出さなくなった。

ミッドバスの錦糸線にレゾナンスチップを張ったので嫌な音が消えた。

前の純正振動板がきつい音を出してたのかもしれない。

「国産スピーカーは弦のきつい音を出す」 というのが少し収まったと思う。ま、若干残ってるのは仕方ない。

 

ただ、真空管アンプでは気にならないんだよな。

 

 

そういえばハードドーム振動板使ってるスピーカーって日本だけ?

ああ、アメリカにチタン振動板があったっけ。

 

いづれにしてもどうしようもないし、聴き慣れれば気にならなくなると思うのでもう少し様子を見よう。

 

20210817

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ミッドハイ到着

2021-08-23 00:05:37 | DS‐3000

DS‐3000のミッドレンジが到着したようだ。

明日引き取り予定だが、追跡掛けたら宅急便センターに到着・保管となっている

センターに押しかけたら今日でも引き取り可能との事であった。

 

梱包は基本的に送付した時と一緒だが、箱の下の長辺の折り返し部分に段ボールが挟んであり、梱包用のテープで巻いてあった。

なるほどここまでするのね。でも挟んだ段ボールずれてズッコケそう。

 

最初に振動板の破片が出てきた。

返送願った奴だ。

結構ボロボロ。手に持ってみると結構重量感がある。

アルミ箔よりは厚めでコピー用紙ほどの厚さが有った。

手に持って思ったが、この重量を振動させるエネルギーって結構大きいハズだな。

返送してもらってよかった。

ただ、この振動板、チタンの上にボロンが載ってるのだけれでも、それが解らない。

チタンベースだけ ならもう少し軽いと思うのだが。

色はカーキ?薄茶色。元はねずみ色だったハズ。

 

ボロンってなんだ?

ホウ素。

普通はボロンだけでは成型出来ないのか、炭化させてるようだ。

後のB4Cは純ボロンと思ってたが、炭化ボロン?

金属としては半金属と言うらしい。非鉄と鉄の間。なんだそりゃ。

 

 

新しい振動板はマグネシウム。

ヤング率はボロン、ベリ、チタンが有ってずっと落ちてマグになるようだ。

材質的にはチタンと言うのもヤフオクで有ったが、お世話になったことが有る吉田さんのところのマグを選んだ。

いま、多分最高の技術を持ったフォステクスがツイーターに使っている素材である。

そんなに硬くないという事は、内部損失が有って嫌な音を出さないと予想した。

チタン使ってピーキーな音になったら・・・もう歪っぽいのは嫌だ。

音も違いは分からない程、との事。

 

現物は茶色っぽい。

もっと鈍い光沢のシルバーかと思ってた。

画像を見ると、表面に何か塗ってあるっぽい。

 

フレームをタッチアップしたという事だが、うっすらとキズが残っている。

まあ、こんなもんだろう。

 

そして問題のDUD(DIATONE Unified Diaphragm)だが、想像通りドーム部分とボイスコイル部分を切断したようだ。

割れた振動板に被せただけか?とも思ったが、外した振動板が戻ってきたことから切って貼ったのだと思う。

これでミッドハイのDUDも終わった。

エッジはソフトドームの素材と一緒と思ってたが、FRP系のようだ。

 

 

保護ネットは綺麗に成型してくれたようだ。片方は塗装してくれたようだが、もう片方はそのままっぽい。

 

 

今までなら早く聴きたいというのが有ってすぐにでも組んだが、ゆっくり、ゆっくり。

歳かな。

 

20210813

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スピーカー各部の整備

2021-08-05 00:05:11 | DS‐3000

DS‐3000が死んでるので、各部の整備をしよう。

 

片方のミッドバスのケーブル端子が破損している。

エポキシで接着しようとしたが、固まらなかった。

そしてこの個体はセンターキャップとダンパーを剥がした事が有った。

センターキャップは素人感丸出しの接着だ。

予備が二本あるのでこれに代えて程度の良い方を使う。

エッジがカチカチなので軟化剤をぬる。

まずはZIPPOオイル。

こいつはさらさらでたっぷり塗ったがすぐに乾いてしまい、さほど柔らかくならなかった。

そういえばY’sの軟化剤が出てきた。このショップは今は無いようだが、吉田スピーカーリペアサービス(YSRS)さんのとこ?なんて思った。

これを塗ってストレッチ。

大分柔らかくなったが、吉田さんにやってもらったのにはもう少しだ。

上に向けてしばらく経ったのでコーンが下がってるようにも見える。

逆さにしてコーンを後ろから前に押してしばらく置く。大分柔らかくなった。

未処理のユニットと鳴らしてみたが、聴いた感じは全く分からない。

サイン波を入れたら覿面に違った。

右が軟化処理済み、左が未処理。

OGPイメージ

midlow 右のみ軟化処理 12.5Hz L+R

 

youtube#video

 

左の未処理を現用に入れ替え。

OGPイメージ

右が軟化処理済み、左は未処理を現用機に入れ替え 12.5Hz L+R

 

youtube#video

 

カサカサと時々音がする。どこか擦ってるのかもしれない。

まあ実際にはミッドバスにこんな低い信号波入れないのだが。

 

 

ネットワークの確認。

各部の定数を測定してみたが、特に問題は無さそうだった。

フォステクスのコイル(空芯)も測定してみた。

これはメーカーの説明書に従ってほどいて容量を合わせたが、少し大きめだ。

しかし純正コイルも大きめだったので、DMMが大きめに出すものかと思う。

念のため回路を確認したが間違いは無いようだ。

 

YSRSのHPで、スピーカーキャビネット内に除湿剤を入れるとあった。

 

現在はこんなところか。

 

20210725

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とうとうやってしまった。

2021-07-31 00:04:54 | DS‐3000

ミッドハイのユニットを単独で鳴らしてた。

足を引っかけて椅子の高さから落としてしまった。

とうとうやってしまった。

カートリッジのスタイラスを折るのと同じ致命的な破損。

保護ネットが振動板に触ってなかったから大事無いと思ってた。

ネットを外してサイン波を出そうと思った。

ドームの先端がつぶれている。

が~~~~~ん。

とは成らなかった。

意外と取り乱さない。

なんで?

 

 

後で思った。

これを機にちゃんと修理しようと思ったからだ。

いい機会だったんだ。

どうしてもヴォイスコイルを見て見たい。

それをしないとこれからのオーディオ人生、もしかしたら欠陥の状態で続ける事になるかもしれない。

それだけは避けたかった。

 

思い切って振動板の周りの八個のネジを外した。

マグネットに引き込まれると振動板を壊しかねない。

が、思ってたより引きは弱かった。

ネジを四個緩めた状態で残してマグネットを外す。

外す。

外・・・れなかった。

接着剤でくっついてるようだ。

流石にこれは無理。

 

吉田スピーカーリペアサービスに連絡を取った。

修理可能とのこと。

送付の際は充分に養生を・・・

要求が随分と細かくなった。

資料を探したら前回は20120810。

九年も前だ。

きっと嫌なお客が居たんだろうな。

雑誌にも載って有名になったし。

サラダボウルをかぶせて保護ネットを保護。

なんか違うな。箱が無駄に大きくなるし、どうやって固定する?

寸切りボルトを買ってきて、やり直した。

少し大きめの箱に入れ、タオルケットで隙間を埋めた。

 

左右そろえるのに両方やってもらうことにした。

ショップの返事は振動板交換時、ヴォイスコイルも見てくれると。一体幾らかかるやら。

 

20210723

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スピーカーの確認

2021-05-14 00:01:12 | DS‐3000

弦をきれいに鳴らす。

これからの目標。

このためにスピーカーを確認しておく。

まずはDS-3000のミッドハイ(MH)を単体で鳴らしてみるため、とりあえずローカットをする。

こういう事はやったことがなかった。

取り外した純正のコイル0.4mHをユニットにパラに

手持ちのコンデンサーは15μFをユニットに直列に。

いきなりは怖いので、手持ちのフルレンジで試す。

KENWOODの10cmか。

最初音が出ず結線を直してやり直し。

さわやかな音が出た。

そしてローカットを外す。

豊かな音になった。

キツイ感じは若干残ってる気もする。

そしてDS‐3000のMHをローカットで鳴らす。

此方はさわやかというよりしっかり、透明に鳴っている。割と良い感じ。

思い切ってローカットを外す。もちろん音量は低め。

此方は音が曇った。よろしくない。

これと比べるとローカットは音質劣化にはそんなになって無いと思う。

ただ、いずれにしてもキツイ感じはある。

ユニットの所為もあるが、ローカットのコンデンサーでもあると思う。

ムンドルフのフィルムコンデンサー。以前はきつくて止めたんだった。そのままと思う。

 

 

小型のフルレンジも良いかな、と思い他に何か無いかな?

そうだ、ヤマハのNS‐10MMが有った。

白いコーンウーファーを外してみよう。

鳴らしてみたら、高音が伸びない。低音は豊かだが。ウーファーらしいチューニングがしてある。

これだったらKENWOODの方が良いが、一個しか無い。

 

 

折角仕上がったのだが、システムをもう一回見直そう。

スピーカーはネットワークを対策する。コンデンサーをエポキシで固めるか。少し迷う。

いずれにしても音圧で振動しないように固定したい。

スピーカー端子の各ユニットへの結線も考えよう。今は+と-に丸端子をそれぞれ4個重ねてナットで止めている。大丈夫とは思うが接点が多い。純正はヒトデ型の銅板にそれぞれユニットへの配線がからげてあった。何かいい方法を考えよう。

 

プリは左右を一つのシャーシにまとめたい。アッテネーターボックスは無駄だ。こんなに劣化するとは思って無かった。

今気が付いたが、プリは本体から「じー」と音がする。チョークか電源トランスか。

 

パワーはシャーシーを入手して配置を変える。チョークと電源トランスを並べて入力トランスから離す。

ラジ技誌は試作アンプは木のシャーシーだったが妙に電源トランスとチョーク、OPTがIPTと離れてた。こういう事だったのか。

ただ、今の木枠の大きさから配置変更が難しい。

取り敢えずIPTを横にして試してみようと思う。

 

いつになるか解らないが、やってみよう。

 

20210511

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メインスピーカーを鳴らす。

2021-05-05 18:04:49 | DS‐3000

そろそろDS‐3000を鳴らそうか。

まずはエッジの軟化処理をしておく。

解りづらいが右が塗布後、左が前。

ウーファーもやっておいた。

この状態で一回鳴らしてみる。

ミッドバス単体。

中音がキンキンしてるし歪っぽい。あれ?大丈夫か?

20分位で少し落ち着いてきた。いわば現代版ロクハン。

 

つづいてウーファー単体。

此方はデー130か?

しかしどちらも元気良く鳴る。パラで鳴らしてみたかったが、3Ωだとアンプには重すぎると思うので止めた。

 

 

 

何かの余りで追加した吸音材。ウール系かな。

チクチクしてほぐれてきたので洗濯用ネットに入れてみた。

今回は寝かせてウーファーとミッドバスを取り付けた。

立てて取り付けると均等に締め付けが出来ない気がした。

 

この状態で一旦音出し。

ネットワークを通すとこんなに精気がそがれる。

なんか残念。

 

全ユニット取付け。

最初からまあまあな音が出た。

が、高音が無い。

ユニットに耳を近づけると微かに鳴っている。

音量を上げたらバランスが取れてきた。

が、まだ高域は少ないかも。

プリのOPTを20kΩにしようかとも思ったが止めといた。

ARは音色の肌触りが良い。心地よい。

肌理の細かいスポンジというか、ビロードというか。

対してDS‐3000の音色はそっけない。

けど深さ?のようなものが有る。

偶にだが、弦のエッジを効かせた弾き方がリアルに聴こえることが有る。

 

 

そういえば散々騒いだ歪っぽいのが無くなった。

プリの下管短絡で、OPT片肺運転だったので歪んでたのだと思う。

 

 

と言う訳ではないが、マスクは付けないことにした。

両面テープで貼りつけてたのだが、実は剥がすときに裏地が剥がれて(毟れて)しまった。表側を張り付け面(表裏逆)にすればよかった。それとどうもデザインが気になった。ユニットの金属フレーム部もかぶせたかったが、そうするとなんか変だ。

幸い歪っぽいのも無くなったようだし。

 

 

また、ユニット単体で鳴らしてからネットワークの弊害が気になり始めた。

インピーダンスが問題ならチャンネルデバイダー?

真空管アンプ総動員してももう一台必要。

妄想はここまでにしておこう。

 

20210502

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ネットワークの点検

2021-04-17 00:08:02 | DS‐3000

それではネットワークを外して点検。

そういえばだいぶ前にもやった記憶がよみがえる。

あの時もミッドハイで、箔コイルの接触不良だったハズ。

外してみてみると、箔の接点部分がくすんでる。

やすりで削ってハンダ付け。

念のため菊座金を入れた。反対のチャンネルはハンダ付けしてあった。

締め直して戻そうとしたら、コンデンサーの端子のリード線が動いた。

触ってみると、ハンダが割れてる。

これか。

ハンダを盛って修正。

 

20210403

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ネットワーク点検の前に・・・

2021-04-15 00:05:50 | DS‐3000

少し前ならDS‐3000も一人で運んだが最近は体もなまってるし、落としたりしても大変なのでユニットを全部外した。

そしてユニットの各重量を測ってみた。

WF ジャスト7kg!

MB 3.3kg

MH 3.3kg。もしかしたら磁力で重めに出てるかもしれないので2.5kgとする。

TW 1.7kg

計14.5kgとすると、キャビは37.5kgか。

 

20210402

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