analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

PhfD‐5.1の改造 その2

2019-12-31 00:06:01 | PhfD‐3.2

Rchの改造も始める。

トランス用の穴をシャーシーに明ける。

ネジ穴はいつも合わない。

今まではネジ穴を広げ調整して合わせるのに難儀してたが、今回からトランスのコアを止めてるネジ=取り付けネジを一旦緩め、穴に合わせて締め直す。本来このネジは絶縁がして有るはずで、余りこういうことは勧められないが、問題になった時は一度もないのでOKとする。

 

ノグチトランスから変更になったゼネラルトランスのPMC55HG。中身は全く同じはず。

配線をやり直す。

が、またトランスのセンタータップのアース線を忘れた。

画像忘れたが、トランスにはYSB抵抗を付けた。Lchは忘れたので後ほど付けた。

電圧測定はこちらは低めに出たが、改造前よりは高い。

これで音出し。

・ ・

・ ・ ・

一聴、優しい音だ。刺々しさが全くない。音成分を漉した、とでも言おうか。

躍動感、迫力は無い。

でも夜中などにボーカルなどをしっとり聴くのは良い。

位相ずれのような響きがあるのは心地良い。

以前の電圧伝送の時の薄い、儚いような鳴り方よりは濃い。濃いと言ってもほんのり、少しだけ凝縮した感じ。表面はつるんとして、詳細は分かりづらい。多分これはトランスの所為だと思う。

バランス伝送の、トランスでは無くて、他の方法では?

バランスアンプ。プッシュとプルで出力を合成?

なるほど、そうやって90年代の国産プリメインアンプは進化していったんだ。

良いものを知っててやったんだな。当時はセールストーク、なんて思ってた。いやはや失礼。

 

段間トランスにもう少し電流流しても良いかも知れない。たしか20mAほど流してたと思ったが、勘違いで15mAほどだった。まあ、MJライター設計は15.6mAだから良いかな?

いま、私のfDシステム完成。

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PhfD‐5.1の改造

2019-12-30 00:02:05 | PhfD‐3.2

パワーのアースを変更して音が良くなった。優しくなった。とげとげしさが取れたというか。

これで安心したのでフォノイコを改造する。

チョークインプットにしたためB+電源が下がってしまったので、電源トランスを変える。

現在はノグチトランスのPMC35HGから

ゼネラルトランスのPMC55HGにし、

タップを260Vから320Vに上げる。

まずはLchだけだがトランスの穴を明けなおして配線。めんどくさかったが結構早く終わった。

少し変更した点。

電源トランスの中点アースを、電源フィルターコンデンサーに接続してたのをアースポイントへ直接落とす。上画像赤黄矢印。

ヒーターアースを回路アースに接続してたが、単独でシャシーに落とす。上画像緑青線。

チョークの配線を蜷局(とぐろ)巻きから巻きを無くすようにした。上画像下方赤黄矢印。

 

電源トランスは水平に90度回したが、一番強い磁力線は近いチョークには向かわないはず。

ふと思い立ってドロップ抵抗を2.2kΩから3.3kΩに大きくした。電源トランスを変えて電圧を上げたんだから少し下げておこうと思った。

電圧測定をした。

二段目段間トランスから12AU7への電圧が少し高い。カソード電圧は7.6V程なので15mAほど電流が流れてる事になる。カソード抵抗を小さいのにすればもう少し電流が流れて電圧も下がると思う。段間トランスは20mAほどまでは流せるらしいし。

初段E80F、終段ECC99とも電圧値は良いところに行ったようだ。

待ちきれなくて、Lchのみの変更で音出ししてみた。

やはり片チャンでは分からないな。仕方ない、Lchだけで掛けてみた。

ガサガサだが、これはカートリッジが冷えてるためだと思う。そう思いたい。

10分ほどで音が小さくなってきた。あれ?なんだ?うーんもしかしたら整流管がもうだめなのかな?

少しきいてると、滑らかになって来た。一音一音に元気が出て来た。

パワーのアースを替えたときの変化に近い。電圧上げたときの元気の良さはほんの少し有るかな?程度。

このフォノイコはAC点火なのだが、ハムが気にならなくなったみたい。まあ、この辺は夜中に聞かないと何とも言えない・・・と思ったらむーと聴こえる。もうハムの対策は思いつかないぞ?

Rchはアースがまだ直せてないが、左右とも鳴らしてみた。

左の音が小さいと思ってたが、右が刺激的な音なんだ。一音一音の隈取がきつめ・ジャリっと聴こえる。これはパワーもアースの改造を片方だけして鳴らした感じと同じだ。

Rchも頑張ろう。

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暖房

2019-12-29 08:46:21 | その他

オーディオルームの暖房を探している。

今は灯油のストーブを使っている。音(ノイズ)を出さないで良いのだが、薬缶が湧くとちとうるさい。まあ、その時はどかす。

なんといっても燃費が悪い。一旦部屋が暖まると弱くするのだが、それでも3Lほどのタンクは4日は持たない。

もう少し小さなストーブは無いか?と探していると、7畳用という少し小さめのピンク色のファンヒーターが目に入った。ダイニチFW-25S。

燃焼継続時間14.4~53.0h (!)

(燃料消費量0.243~0.066L/h)

ご、53時間?そうか、燃焼用空気を換えられるファンヒーターの方が火力絞れんだ。

店で見たストーブの最小燃料消費量は0.122L/hだったから、半分だ。

 

暖房出力(kW) 最大~最小 2.50~0.68
燃料消費量(L/h) 最大~最小 0.243~0.066
燃焼継続時間(h) 大火力~小火力 14.4~53.0

もうこれを買うつもりで店で物色してたら、「消費電力100W」というのが目に入った。なんと、常時1A流れるの?燃料ケチって電気食ってたら意味無い。

横を見たら「省エネ20W」というのが有った。型式はコロナFH-G3218Y。

流石コロナ。ファン回してこの消費電力だったら許せるかな?

 

そうなら家の近くで買おう。近くのホームセンター行ったら1~2割高い?

そのまま帰宅。

そういや一昨年辺り買ったファンヒーターはどんな機種何だろう?

FH-G3216Y・・・。

なんだ、同じのじゃん。最後の16YはYEAR2016年製だな。32は多分発熱量3.2kWだ。最小9Wとある。

燃焼継続時間16.1h

(燃料消費量0.310~0.061L/h)

暖房出力3.19kW~0.63kW

タンク5L

 

これでいいじゃん。また使うことにした。

うちにあるストーブコロナSX-2817Y

は2.83~2.26kW 0.275~0.220L/hだからもっと悪い。

燃焼効率2.83/0.275より、10.29kW/L (ストーブ=ファンヒーター)

1kWは0.239kcal/sより2.46kcal/Lなんか小さいな。まあ、燃焼効率100%じゃないからかな?

8,718kW/L(石油連盟資料)

燃料消費量: 2.83~2.26(0.275~0.220)kW(L/h)
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MfD‐3.1の改造 その2

2019-12-29 00:05:18 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

Rchのアースを変更し2日ほど聴いた。片チャンだけだとどうも特徴がつかみづらい。もしかして変わってない?ということでLchもアース周りの変更を行った。

解体から始めた。

こちらは大体頭に入っているので作業が早い。

アースのイチョウが少し右に寄り過ぎてチョークのネジに当たってしまうがイチョウを曲げて避けた。

電圧も良いところだ。

少し音出ししてみる。

Rchのみの改造だった時は音が小さくなり、大人しくなったかな?と思ってたがもしや、と思ってたようにおとなしい音になったようだ。刺激的な音がしない。つまらないわけではない。鳴るものはちゃんと鳴っている。これでプリとパワーは暫くはこのままで行けるだろう。

声のリファレンス、古今集を鳴らす。

うん、これだ。刺激的なものがやはり取れた様だ。全体に滑らかさが出て来た。

そしてコーラスが前より聴こえるようだ。こうなると違う機器で鳴らしてるようだ。バックの効果音もはっきりしてきた。

SNが上がった。

それだけでは無く、以前はあっさりしていたように感じるほど、肉付きが良くなった

このLPは擦り減った針で掛けて溝を痛めたような歪んだような声になっていたが全く気にならない。

これがアースの変更の効果なのかな?だとしたら凄い。

といっても一般の人には「ふーん」程度の変化なのだが。

今気が付いた。正面を向くと高音の「チンチン」という音が聴こえづらい。若干下の方、PCの画面を見た方が高音が聴こえる。こんなに違うの?指向性?

とにかく意識の中では興奮する違い。表情は平静を装ってるが。

クラシック向きの音、ジャズ向きの音、ポップス向きの音。

それぞれシステムにはこのように分類されることがある。

私のシステムはどれか?

しいて言えばポップス。

だが、ジャズも良く鳴っている。

クラシックもしかり。

どれに合わせてチューニングしてきたわけではない。

とにかく電気的なこと、一般に真空管アンプに言われること、それを弄ってきた。(合ってるかどうかは自信ないからチューニングとは言わない。もしかしたら重大な何かを間違えてるかもしれないから。)

個性というものを極力排除する方向で来た。

いわば普通のシステムで、普通の音。スピーカーはモニター系に近い物。これが鳴るようにプリとパワーを弄ってきた。フォノイコはEMINENTが鳴るように弄ってきた。

いわばオールマイティなシステムと思われる。

個性がない分つまらないかも知れない。でもこのコーラスが出ますか?

そんなシステムになった。

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SHURE M97

2019-12-28 00:01:16 | カートリッジ

先日購入したN97B、N97ED、そしてN97HEをそれぞれ鳴らしてみた。

 

Bは中音が膨らむ。密度の濃い感じではないが布袋様みたいなイメージ。高域は然程伸びてない。低域は下まで伸びてないようだが中音に対してのバランスは良い。今聴いてるのだがティンパニのあたりが張り出す。針圧が2~3.5gと高めである。

価格 21,300円
発電方式 MM型
出力電圧 4.0mV(5cm/sec 1kHz)
針圧 2.0~3.5g(ダイナミックスタビライザー分0.5g含む)
再生周波数帯域 20-20,000Hz
チャンネルセパレーション 20dB(1kHz)
チャンネルバランス 2dB
コンプライアンス 
負荷抵抗  47kΩ(並列容量 200~300pF)
負荷容量 
内部インピーダンス L・700mh R・1,550Ω
針先 0.6mil
自重 6.4g
交換針 N97B(8,600円)
発売  1980年2月
販売終了 1985年頃
備考 価格は1980年頃のもの
1985年頃にはN97B(9,200円)

 

EDはそれに対して少しシェイプした感じ。ただ、この中で中音の響きはこちらに来る。BとHEの中間的な線の太さ。

価格 27,500円
発電方式 MM型
出力電圧 4.0mV(5cm/sec 1kHz)
針圧 1.25~2.0g(ダイナミックスタビライザー分0.5g含む)
再生周波数帯域 20-20,000Hz
チャンネルセパレーション 25dB(1kHz)
チャンネルバランス 2dB
コンプライアンス 
負荷抵抗  47kΩ(並列容量 200~300pF)
負荷容量 
内部インピーダンス L・700mh R・1,550Ω
針先 0.2×0.7mil
自重 6.4g
交換針 N97ED(16,800円)
発売  1980年2月
販売終了 1985年頃
備考 価格は1980年頃のもの
1985年頃にはN97ED(17,800円)

 

HEはこの中では一番線が細い。といってもTYPEⅣ何かよりは太め。一番現代的でCDに近い鳴り方になる。

価格 29,500円
発電方式 MM型
出力電圧 4.0mV(5cm/sec 1kHz)
針圧 1.25~2.0g(ダイナミックスタビライザー分0.5g含む)
再生周波数帯域 20-20,000Hz
チャンネルセパレーション 25dB(1kHz)
チャンネルバランス 2dB
コンプライアンス 
負荷抵抗  47kΩ(並列容量 200~300pF)
負荷容量 
内部インピーダンス L・700mh R・1,550Ω
針先 ハイパーエリプチカル
自重 6.4g
交換針 N97HE(19,200円)
発売  1980年2月
販売終了 1986年頃
備考 価格は1980年頃のもの
1985年頃にはN97HE(20,800円)

 

この間にGD : Bの針で軽針圧化、EJ : EDの重針圧化 がある。

 

好みではEDになる。そんなに違わない。HEはTYPEⅣMRに似てるといってもM97の範疇だ。

なぜM97を使っているかというと、平方電氣の人にこれの針N97HEをTYPEⅣに付けて聴くと良いよ、と勧められたからだが、のちにM97のボディを入手して使ってみたが、これも有りかな、と思う。

この三種類のスタイラスもさすがにボディが同じだからか、共通の音色を持つ。クリーム色なイメージ。前後の立体感が無く、空気感も無い。TYPEⅣから現代カートリッジに区分するとすると、古典な鳴り方。しかし何故か不満が無い。抜けが悪いとか、高音が伸びて無いとかあるのだが、聴き入ってしまう。

M97はこの後M97xEとなるが、互換は無いらしい。

ジャズを掛けるとこのLoFiっぷりが良いのか自体が合うのか、凄く良い雰囲気が出る。

なんでこんな良い音なのかなー、と思ったがSME312とLCRフォノイコだからかも。3012RにTRアンプのフォノイコならこうは行かないと思う。

そういや、私のフォノイコ、MCよりMMの方が良さを引き出す疑惑あり。

といってもBGM的にながら聴きだからかも。

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A’PIS閉店

2019-12-27 00:04:04 | カートリッジ

今月26日で閉店とのこと。前から気になってたM97の針、N97BとEDを購入した。入金確認せず送ってくれた。

SME312のシェルにM97を取り付けているときに到着。

最初はBの方を掛けたが、音がビビってしまう。ネットで調べたら針圧が2.0~3.5gだった。

ダイナミックスタビライザーの鍔がブラシより先にランディングしてしまう。まあ良い。

音はHEにそっくりだが、高域がカセットデッキのNRを掛けたようでイマイチ抜けないが不満と言うほどでもない。このちょっと張りのあるふっくらした中域はHEとそっくり。段ボール箱を細い棒で叩いたような低音も心地良い。

ナッツクラッカーを掛けてるが、時代が合うのか、良い感じで鳴っている。40年前の音、感慨深い。

 

アーピスの前身はORTHOか?と尋ねたら前のブランドと答えてくれた。

多分父親が会社名弘和産業でORTHOブランド、息子がアーピスジャパンでアーピスブランド、ではないかと思う。

いま、ソニーのVM-22Gの替針も購入したいのだが、売り切れ。代替えでVM-21Pが良さそうなのだが、型式最後の’P’が気になる。

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ケーブル 電線 その2

2019-12-26 00:05:25 | その他

先日オヤイデの3398‐22というケーブルを買ってきた。

サイズAWG22(0.3sq)。仕上がり外径1.6mm。

UL規格AWM Style3398 VW‐1/105℃ 300V(ピーク電圧600V)

導体3398‐SY 102SSC、 外シースPVC

精密導体102SSC:JIS C1011に準拠 ピーリング加工 導電率102.3%IACS(伸銅終了時)

 

これを見る限り6Nとか7Nとか(超)高純度では無さそうだが、以前あったトリプルC、とかPC‐OCC Aとかと同じかな?4Nよりはいいけど6Nよりはおちる。ということは5N?

これを使ってプリ~パワー間のアースケーブルを作ってみようと思う。

その為、これの音質を確認するためにスピーカーケーブルとして使ってみる。

夜中にあまり大きな音を出さないで聴いてみた。

なんと、一聴ゾノより良かった!

しかし冷静に考えてみるとこれはパワーのOPTの引き出し線と直で締め付け、ゾノの場合はバナナ端子を使っているので接点が三か所増える。これの所為かな?

3398は横に広がった。音場の”枠”がくっきりした感じ。ただ、ゾノほどの奥行き感は無いかな?

接続して5分ほどの結果なので、もう少し時間を掛けないといけないと思う。

昼間、少し大きめの音量で鳴らしてみた。特に不満も無いし特徴の無い音だ。特別抜け・SNが良いわけではない。余りゾノと差が無い様だ。

もしかして良いケーブルなのかもしれない。後でプリの入力回り:セレクターからボリュームの配線をモガミから替えてみようか。ただ、パワー・フォノイコを改造してからだ。

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MfD‐3.1の改造

2019-12-25 00:05:25 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

では始める。

今回はアースの変更、ドロップ抵抗の取り外し、アース端子の取り付け、ブリーダー抵抗の容量アップ、そしてスピーカー端子のアース線の取り外しになる。

まずは邪魔な電源コンデンサー、初段ドロップ抵抗、ブリーダー抵抗を外す。スピーカー端子のアース線も外した。

 

最初ピンク・オレンジの矢印(中央下)の配線でその左下の黄色いドロップ抵抗をバイパスする。

黒・水色の矢印(右中央)のアース用のイチョウを取り付け。

そこに緑・茶の矢印(左中央少し下)の抵抗68kΩを3Wから5Wに交換する。ここは2W弱掛かってたようで、ここに当てたテスターのワニ口が少し温かくなったので大きめの物にした。

その少し上、紫・白の矢印(右中央少し上)初段デカップリング抵抗のアースを取る。

その少し上、黄色・赤の矢印の配線は入力トランス二次側の中点からアース。

入力トランス一次側のアースは取り外す。

その上黒・水色の黒い配線は入力トランスのケースアース。

電源のコンデンサーを復旧して、チョークのケースアースを取った。右中央黒・黄矢印の黄色い配線。

XLR接続にしようと思ったのだが、高純度銅線のケーブルが無い。よってRCAケーブルで信号を送って、別個アース端子を設けて単独で接続する。

以前RCAジャックを付けた穴に塩ビ板を貼ってそこにアースターミナルを取り付けた。これでは外す時に破壊しなければならないが、もしその時が来たら無理矢理剥がそうと思う。

イチョウの配線の並びを少し変えた。

簡単に電圧を測ったが、特に問題無さそうだ。出力管プレート損失は21W程で問題無い。カソード抵抗を50Wにしたがこの抵抗は500Ωが無かったので軽めにしたんだった。そいやなんで電源のドロップ抵抗100Ω入れてたかは電源トランスが熱くなるからだった。もう少し様子見よう。

 

プリの電源を入れたら電源のアイソレーショントランスがうなる。何だろう?

Rchしか改造して無いが気になって仕方が無い、音出ししてみる。

取り敢えず、音は出た。電源電圧を上げたので出力が上がると思ったが前と変わりない。

ただ気になるのは、今回弄ったRchのスピーカーの音が出てるかどうか分からない。右に体を寄せてみると音は出てるが、左のスピーカーの音の自己主張が大きすぎで右が負けてる。いったいどんな音を出しているのか?これ見よがしな音に左が聴こえるが、右はもっと自然な音に名てないかなぁなんて期待してしまう。

CD一枚も掛けてると、深みのある感じに鳴ってきた。

さあ、左も改造して確認するか。

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秋葉原に行ってきた

2019-12-24 00:02:22 | その他

今回は満足。小物から順に買って行こう。

初めにラジオデパート瀬田無線で酸金5W1Mの抵抗を購入。白いスタンドオフ端子を買うつもりだったが無かったので、茶色の物を買った。白はセラミック、茶色はべークの様だ。大きさが3種類あって、一個(中)が混じってると教えてくれた。絶縁特性に問題ないと良いのだが。会計時にサンプルの白を見つけたが、在庫は無いとのこと。おっちゃん大丈夫か?

アース端子はしっぽの棒になってるやつが欲しかったが、これも無いとのこと。

帰ってレシートを整理したが、抵抗の数 間違ってね?と思ったが、アース端子と私が間違えてた。耄碌(もうろく)してんのは私だ。おっちゃん疑ってごめん。

次はラジオストア内の三栄電波。ここも5W1Mの抵抗と0.001μのコンデンサーを購入。いつものおっちゃんではない店員だったが、いい感じの対応だった。

若松通商に行った。5U4Gあるか聞いたら、在庫確認して後で連絡くれるとのこと。後で思ったが、今回一番大事なものだったような気が・・・。

 

ゼネラルトランスでPMC‐55HGを購入。店員が二人で愛想が良かった。

10年前にも同じの買ったが、1000円ほどしか値が上がってない。トランスってもう少し高価くてもいいと思うが。右が今回購入した新品、左は以前買ったもの。

久しぶりにオヤイデへ。安価いYラグと3398-22という配線材を購入。ここの店員は前から皆親切だ。親切ついでに聞いてみた。この配線と似たようなので高純度のものは無いか?そしたら以前は有った。お客さんでメーカーに特注で作らせたが、100mの注文しか受けない、とのこと。1,000円/mとして100,000マン・・・。いいなあ。どのメーカーだろう。

時間がもう少し有る。そうだ、クラシックコンポーネンツに行くの忘れてた。

女性の客が居る、と思ったら店員らしい。

5687が見つからないので店員(男)に聞いたら一本しかない。しかもGE。値段もいい。買っておこうと思ったが、一本だけだとバランス取れないな、と思った。ECC99で代替え効くか?と尋ねたら歯切れの悪い答えだった。

ECC99を購入。H25年から2割ほどしか上がってない。現行品だからかな?

エレハモのU7なんて倍以上になってた。

EL34も購入したがおいそれと買えなくなってくるな。以前はエレハモを買ってたがなんか電流が多く流れるようだ。これだとPC‐6001を使った場合真空管のプレート損失が超えそうになっている。製作例の電圧とか見てみるとエレハモに近いのだが、JJや似非ミューラードが近い値で少し低めなので安価い方のJJを最近集めている。

 

 

今回は店員から話も聞けて満足。なんか秋葉原の雰囲気変わったような気がする。

以前からある古いパーツは価格が変わってないが最近のパーツは高価になった。高価な物は高すぎ、買えない。安価い物は安すぎで利益上がるんか?と心配になる。まあ、私の価値観は30年前のものだから・・・。値付けはもう少し考えないとこの業界厳しくなるな。部品類は金額は張るが何とかなる。ただ、高純度の配線は困ったなぁ~。もう売ってないんだもんな。

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ケーブル 電線

2019-12-23 00:01:21 | アクセサリ

いま、音が良い。

安心して聴ける。少し音量を上げてみたが、うるさく無い。余裕が出る。

パワーの入力、アースを替えるつもりだが、?これ以上効果出るのかな?

以下、うだうだ と。

 

ちょろっと他のブログを見ている。ケーブルの話になった。

そういえば私も以前はケーブルにあれこれ言ってたな、最近は気にしなくなったな、と思い、ちょっと替えてみた。

赤白の何かの付属のケーブル。

OFCかも怪しい。こいつをフォノイコ~プリとプリ~パワー間で替えてみた。馴染ませるのに時間が必要かな?と思ったが、最初から良い音が出た。

以前だったらこんなケーブルバカにして使わなかった。何が違うのか?

私が年取って無頓着になった?おいおい。でもプリのOPTに6N使ったときは変わったぞ?

システムの完成度が上がって目立たなくなった。・・・完成度が上がれば違いが分かりやすいんじゃないか?

 

ふと、だいぶ前、エンゼルポケットでCDの足にインシュレーター噛ましたらその場で音が変わりショックを受けたことを思い出した。自分のシステムはまだまだ完成度が足りない。

しかしなんでだろう。完成度って?まだどこかに欠陥がある、そう思ってる。

 

ひとつ、電気的なこと。合ってるかどうかは分からないが、インピーダンスの違い。フォノイコとプリの間は10kΩ位か。プリとパワーの間は600Ω位か。

この差かもしれない。インピーダンスが低いとケーブルの影響を受けないという。この知識が有るのとないのでは大違い。少なくとも私には気分的な、納得感がある。

わたしの最高と思われる8N‐A2080と付属赤白ケーブルの差。こんなもんか。

プリのOPTの配線5kΩ。これはインピーダンス高めなので音の差が出た?

なるほど。じゃあスピーカーケーブルは?インピーダンス6Ω。もっと低い。これなら何使っても変わらないのでは?残念ながらここも良いケーブルの音が良い。音の差が出る。モニターPCは けばけば の ぱさぱさ の音。ダイヤトーン(VDH)は硬めの音。

あれおかしい。

変わるはずない、そう思えばそう聴こえるのかな。

でもさすがにキャブタイヤコードは使う気になれないな。

 

こないだまで声に歪が乗ってたLP。

 

レコードの溝が傷んでるかな?と思ってたが今はそんなことは無い。いや、少し有るけど前ほどの、聴く気にならなくなるほどではない。

アースが完成した?

アースは大事だ。S/Nが良くなり全体の質が上がる。ブラッシュアップ。回路は質が変わる。

配線材は音色を変える。

 

6Nの音って?

ノイズが減る。キラキラ眩しい音になる。W.E.のビンテージワイヤなんて使えないと思ってたが、最近はそうでも無い。カーボン抵抗なんて濃いめの音色が乗って聴くに堪えないと思ってたが最近はクリアに聴こえる。

以前と何が変わったのかな?システムはそんなに変わってない?自分が年取った(劣化した?)。

確かに高域は聞き取りにくくなったが、前よりいい方向へ聴けるようになった。

システムって、何か変わった?思ったより変わってない?

確信して言えること、以前より音離れは良くなった。音色・質感・バランスは前と変わってないような気がする。

今まで何やってきたんだろう?

左右の音量差、ノイズには余り気にしない。余計な部品は極力使わず、そのままの音を出す努力は昔と変わってない。

それゆえ、詰まらない音。音楽性のない音。栄養失調な音。

タノンイのスピーカーだって、突き詰めればこうなるんじゃないの?

自作を初めて30年。オーディオ聴き始めて40年。年数分にしては物足りないが、これが今の結果。

スピーカーなんてころころ変えるもんじゃないと思う。「これだ」と思った機器で能力を発揮させる地道な努力。

その結果がこれぇ~?なんて言わないで。

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LPを色々掛けてみた。

2019-12-22 00:04:28 | プリアンプ

久しぶりに引っ張り出したLPを掛けている。

 

なんかよく分からないLP。マクベス、ロメオとジュリエット、キング・ラー(リアと読むらしい・ベルリオーズ)、テンペスト。

よく分からないで聴いてたが、結構好きなアルバム。CMに使えば映えると思うのに。

よく見たらスメターチェク指揮だったから、それだけで買ったのかも?覚えてない。

そしてオッフェンバック。曲名が良く分からないアルバムで、ちとネットで調べた。

(ドイツ・フランクフルト近郊のオッフェンバッハ・アム・マイン)からとったペンネームで、本名はヤーコプ・レヴィ・エーベルスト。ええっ?そうなの?ドイツ生まれとのこと。

曲名は orfeus v podsveti と有るが、 orpheus v podsveti 

が正式名称らしい。「地獄のオルフェ」、他にヨハンストラウス、スッペとかある。

piedehra k operete は意味不明。

オスカル・ネドバルなんて聞いた事が無いチェコの作曲家。

 

なぜか音が良い。どうしたんだろ?

きつさがなくなった。丁寧になっている感じ。派手さ力強さはない。広がりもいまいちだが、奥行き感が気持ちよい。

昨日までの雑ななり方がどこかに行ってしまった。

アースが不完全だったようだ。

CDをかけると見上げるような音場ができるが、アナログは正面だ。トランス買ったらフォノイコを仕上げないと。

ああ、心地よい音。

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プリの仕上げ その7

2019-12-21 00:02:28 | CfD-4 (オートバランス)

細かい事だがアース端子を集めるイチョウの葉っぱが気に入らん。

穴が足りず一つの穴に二本の配線を突っ込んでた。端子間で切り込みを入れたのは多分隣に短絡しないように、ということだと思うのでこの意味から間違いと考える。

 

また円盤を買ってきて再度製作。

後ろのしっぽが意味不明だ。

前回はここにネジ穴を付けてたが間違いのようだ。おかげでコンデンサーにしっぽが当たって位置を変えねばならなくなった。

 

アースの端子はシャーシーから浮かした。イチョウの葉っぱの取り付けネジをシャシーアースの位置にしたのでアース端子も接続すると2か所になってしまう。

以前の余った穴に先日の透明トタンを張り付けた。強度的に?だが、まあ、そんなに力も掛からないだろう。

ついでにOPTと電源の配線が近かったので、インレットを左右ひっくり返した。

それでも端子と配線は5mmくらいしかOPTから離れなかった。

 

実はその6のあと、少し鳴らしていたんだが、どうもこじんまりとした鳴り方になっていた。おかしいな、と思っていたが今日音楽を掛けてみると前に戻っていた。いや、少し良くなったかな?って程度だが。

ああ、もしかしたらプリ、完成かも?

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ロクハン Part4

2019-12-20 00:01:35 | ロクハン

なんかDS‐3000がイマイチなんだな。

ロクハン鳴らしてみっか。

 

今回はフロントバッフルのユニットの位置を外側にしてみよう。

前回鳴らしたときは内側で、奥行きは良いけど広がりがイマイチだったからな。といっても聴く分には全く問題無かった。

おっと、いきなり凄い音出た。何だこれ?少し寝かしておいたからボンドが固まった?でも前回のメイン作業はサブバッフル取付けだったはず。

吸音材も入れて無く、箱にユニットくっつけただけだったけど、これが良いのかな?

高音も問題無い。欲を言えばもう少し繊細さも欲しいけど、ツイーターは付けたくないし、フルレンジではこの辺が限界だろう。

低音は以前より出るようになった。とはいっても四重奏の弦バス程度。古ーいスピーカーはこの辺で良しとしたんだろうなー、でも私は地響きのような低音が欲しい。

中音は分離して無いが、一体感で聴かせる、というか、実際の演奏会場ではこの鳴り方が近いんじゃないか?DS-3000は大事な音だけ拾って他の雰囲気のような情報は間引いてないか?

そんな感じがしてしまう。

エネルギー感が凄い。音量がもう少し上がってくれればいいのだが、パワーを16Ωの使えるOPTにしないとダメかな?

それにしてもなんでロクハン廃れちゃったのかな?こんなに良い音してるのに。

低域をカットして、SWと鳴らしたらもう少し繊細な高音で鳴るかな?

故上杉氏がやったロクハン4発とジェームスさんのツイーター。

あれだったら高音は期待できるから低音はどうなのかな?

妄想は膨らむ。

ネットで少しフルレンジを調べてみた。

高音は分割振動。これって縁(ヘリ)の方が振動してるのかと思ったら、中心近くの事らしい。そうなるとセンターキャップが重要、とか、同じ振動板の径でボイスコイルの径の大小って何に関わってくるのか?などと疑問が湧いてくる。

最近のフルレンジは高域が伸びてるらしい。パークなんちゃらとかマークなんちゃらいうメーカーのユニットだ。でも10cm位のちっちゃい奴なんだな。まだ組んでないキットのユニットはいくつか有んだけどな。

そして今でも愛用されてるフルレンジユニットは、LE8T。これは何回か聴いたことが有るが、凄いエネルギッシュな音がする。でもなんか広がりが無いような気がする。

もう一つはⅢLゼット。これは聴いた事が無い。タノンイはいくつか聴いた事が有るが、私の持ってるAR4xに近いんじゃないか?なんて勝手に思っている。まあ、あちらは’57発売らしいので10年も差が有るが。

最近はロクハン使ってる人がいないみたい。寂しい。

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セイシンパテ

2019-12-19 00:03:45 | アクセサリ

セイシンパテを作ってみた。

以前買ったセイシンの粉末を、十二時間硬化性のエポキシに混ぜる。

完成品も買ったがあまり使わないうちに固まってしまった。勿体ない。

粉末はもう15年ほど前になるかな、エンゼルポケットで購入したが使い道が無くそのままだったので、つまみの裏側に詰めてみようと思った。

粉末の能書きを見ると、「風雲 江川工房」とある。ナツい。150μm、5g。まあ、セイシンの板を糸鋸を使って切ると出るアレだ。

どばっと入ってしまい、多すぎだ。

使うつまみは、鈴蘭堂でやっと見つけたやつ。閉店の少し前に買えて幸運だった。アルプスのVRのシャフトは8mmで(画像左)これに合うものがなかなかなかった。

つまみは金属削り出しが良いなんて何かで見て、以降買うのはアルミばかり。プラスチックなんて・・・・思ってたが、WRC‐α1FBALで使っていたのが意外に良い。それでグレーを使い始めた。締め付けもテーパーのチャックで良い感じ。

こいつに詰めてみた。

ずっしり、とまでは行かないが、プラスチックにしては重くなった。本末は銅が主だったはずだから比重は有る。エポキシは熱を加えると柔らかくなり気泡が上がってくるのだが、クリーム色の方は変形してしまった。

前は異形ジョイントを使い6mmの真鍮棒を繋いでアルミつまみを使っていたが、イマイチ感触が良くない。

今回はフロントパネルにVRを固定した。何故かこの方がしっかり感が有る。

音は、変わらない。つまみで変わったためしがない。

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クラシックを鳴らしてみた。

2019-12-18 00:04:55 | アンプ

電力伝送にしてからクラシックをあまり聴かなくなった。

どうも音色がつるんとしてしまい、産毛と言うか細かい表情が出てないように感じる。LPを掛けてもCDを鳴らしてるようになってしまう。

ただ、余韻とか響き、音場などは以前より良いのが救いだ。

スメターチェクのアルルの女を掛けている。

これも小学校の頃から聴いてるレコードで、録音はあまり良くなかったが、最近はシステムが変わるにつれ聴けるようになった。

低音が弱いのだが意識を集中させると弱いなりにも音階が分かったりする。

音離れが本当に良い。今このスピーカー鳴ってるのか?と思うほど。

ただ、ちょっと気になるのがスピーカーの高さより上には音場が伸びない。見上げる感じでは無く正面で鳴ってる。もう少し様子見かな。

 

 

まあ、一歩下がって冷静に判断すると、「味気ない」「栄養失調」な音だと思う。それでも出す音は出し、余計な音は出さない、となるとこうなってしまうと思う。

響き、余韻を綺麗に出そうとする。それはどういうことなのか?「余計な」音を加えるのか?→音色の付いたコンデンサー・抵抗を使う?

もしくは影響を及ぼす音を削除するのか?→中音にかぶる低域をカットするのか?

それもどうかと思う。

 

余計なことはせず、まっとうな設計及び製作・調整が必要なのではないか。

回路の選定。これに尽きる。自分の好きな音を出す回路。使ってるスピーカーを鳴らすために回路を選ぶ。そして調整。ムラード型は最初「ああ。良い音だ」と思ったが、次第に私に合わないように思えて来た。プッシュプルをちゃんとやろうとするとトランスが一番いいと思う。同じEL34でもメーカーが違うと動作点が変わってしまうように思った。その辺の調整も大事では無いか。

ナンだ、大したこと言ってない、当たり前の初歩では無いか、そう思われると思うが、最近の私にはそのまともに鳴らすことさえ難しかった。発振したりノイズが乗ったり・・・。回路を勉強して思った。変なことをすると、変な音になる。まともな回路にする事が必要。発振・中音の歪みであれこれやってようやく解決。そこから来た解答・結論が「まっとうな設計」だ。余計なことはしない。

今の私なら、もし、だが、マンラツの#7が有ったとしたら、迷うことなくクラロスタットのボリュームをアルプスの物に換える。

良くこれをして文句をいう人がいるが、?である。

そして真空管の銘柄は拘らない。ロシア製でどこまで追い込めるか?だ。そりゃム ラードの真空管は良い音がする。でも私はエレハモで十分だ。松下はもったいなくて使えない。きっと死ぬまで使わ無いだろうなバカだけど。

 

今後は部品を集めたらパワーを改造しよう。パワーの入力も信号系とアース系を分離させる。

ジャズも良い感じに鳴っている。TYPEⅣMRは乾いた感じだったが、今のアンプのつるんとした感じと合わせて程よい肉感で鳴っている。

シンバルのもう少し乾いた感じが欲しいでもないが、肉感たっぷりで今までに無い鳴り方。これはこれで良い。

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