analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

CARP FISHING

2019-05-31 08:00:00 | 釣り

記事にしてなかったが、何回か釣りに行った。

鮒はちと休み。

最近は大和鯉ではなく野鯉(真鯉)に似た奴を求めている。在来種という奴だ。鯉ヘルペスが話題になりDNA鑑定結果、別物と判断された。真鯉は琵琶湖ではコンボと言われてるらしい。なのであちらでは、外来と在来の区別を以前からしてたのではないかと推測する。

日本にも捕まえられる奴が居るらしいが、DNA検査でそのほとんどが大和で有るらしい。

 

一ヶ月半ほどやって得た情報。

 

鯉釣り方法。

まず、仕掛け。リール竿にライン7号。5号では何度も切られた。

ラインには何もつけず、伊勢尼の8号を結わく。外巻きでは切れるし、ハリスのエンドが横向くので鯉が加えたときにハリスを口内に刺して違和感を覚えるのだと思う、ので、内巻き。漁師結びも良いかもしれない。

返しは潰しておかないと、釣り上げた後針が外れない。しかも鯉が血みどろになる。

ガン玉6号を針の30㎝上につける。浮子は目印。浮かばないようにして棚を調整する。

餌は底に付ける。

結構際(キワ)、岸の近くの方が当たりやすい。

餌は練り餌。一回ぬかみその臭いがする玉鯉というのを使ったが、鯉がよけた。

へら用はイマイチ。

九ちゃん、大鯉 が良さそう。

あとでミミズを試そう。

釣り場に入ると足音で逃げていく。鯉が警戒を解くまで動かないようにするか、少し離れたところで待つ。

早ければ5分くらいで寄ってくる。遅くても30分か、音を立てるといけない。回遊してるので餌を見つけられるようにする。安心すると、姿を見せるようになる。

水面近くに影が見えるようになる。警戒すると深いところへ行ってしまう。

夜はエサを探せれないのか、朝が食いが良い。昼近くはいけない。夕方はやった事が無い。

あと、日光が差しているときも渋い。

周囲には撒き餌を撒いて、鯉を寄せる。何匹か寄ってきて餌を食べだすと、他の鯉も夢中になりだし、仕掛けの餌も食べる。

チョンチョンという当たりにはフッキングしづらい。飲み込むまで待つ。そうしないと鯉はエサを何回か口に含んでも吐いてしまうから。運よくその前にフッキング出来れば良いが、ギャング釣りみたいで私は好きではない。

ちゃんと掛かると竿が持ってかれる。その前に分かるように浮子を付ける。

浮子の動き  チョンチョン ~ すー ~ ぎゅ~~~ と持っていく。

何故か下流側に走るので、そのまえに竿を立てたい。走られて竿を立てられず何回も切られた。

まあ、7号では切られることは無くなった。

一旦空気を吸わすと少し弱る。そうするともう勝ちだ。

 

ヒレを広げてるのは大和。ヒレを腹に付けてるのは真鯉。

ぬべーっと馬面は大和、気持ち悪い。真鯉はかわいい顔。

体が平べったく体高(肩)が高いのは大和、ぽてっと丸っこいのは真鯉。

金きらりんは大和、黄色は真鯉。

下向きの口は大和、とがって突き出してるのは真鯉、が、これは自信ない。

ヒレが開いている。錦鯉に近い。

 

最初気が付かなかったが、こいつが真鯉に近い。肩が盛り上がってなく、ヒレが開いてない。

もう一匹もっと近いのが上がったが、撮影忘れた。

 

フッキングすると何匹か追ってくる。産卵と間違えてるのか?

ポイントを荒らしてももうだめってことは無い。でも2匹以上は上げたことは無い。

産卵中はエサに見向きもしないが、産卵して無い魚は狙える。午後は産卵しないので、そんな鯉も掛かる。が、いまいち引きが弱い。

 

カメが掛かるとチョンチョンといつまでも引く。

飲み込まれるので厄介。

そんなところか。

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EL34PPmono 発振?Ekがゆらゆら

2019-05-31 00:02:54 | MfD‐4 (Mullard)

もう一度確認のため、電圧を測ってみた。すると、出力管のカソード電圧がおかしい。片方が上がり、もう片方はそんなに上がらない。ありゃりゃ、またか。

またか、ってこないだ起きてからいくらも経ってない。前回は真空管の不良と思ったが、早すぎる。なんかおかしい。

 

カソードに電圧計を当てながら信号を入れていくと、電圧がゆらゆら動く。±3Vくらいか。

この件、少し考えた。

前回は異常が有った後、真空管を新品に替えたはずだ。

その後そんなに経ってないので今回の異常は真空管が寿命とは考えづらい。プレート損失は計算法が間違ってたので全くの余裕だ。

なんでだ?発振か?とも考えるが、原因などが全く分からない。なんで今頃出てくる?という疑問が出てくる。

 

おしえてgooに質問して見た。

今回は丁寧に教えてもらった。時に嫌味を言いながら説明する奴がいる。

発振とのこと。電源等の電解コンデンサの容量抜けを疑ってくださいとのこと。

コンデンサ・・・時定数かな?後で解ったことだが、電源のレギュレーションが悪くなると出力段で振られた電圧が初段に影響し発振するらしい。そのことを言っていると思われる。

そういえば電源のコンデンサは100μFを三つ使っている。みな新品だが、念のため容量を測ってみた。

一割増だが、問題ない。

とすると、NFBを一回外してみよう。電圧・歪を測ってみたが特に変わりない。むしろ、調子悪いこのLchの方が歪が少ない。

ただ、入力0.299Vacで最大出力がでる。しかも歪はそんなに変わらない。なんで?NFBって歪下げるんじゃないの?

一旦これで音出ししてみる。感度が良くなったはずなのでヴォリュームを少し上げただけで爆音になるかと思ったが、カソードパスコンを付けてないのでそんなにひどい爆音にはならなかった。発振しててツィーター飛んだなんて怖いのでARを使う。こいつは能率が悪そうだ。

とりあえずLchのみ。

音出し。何だこりゃ。もしかして音良くね?今までは、なんか低音がなんとなく鳴ってる、というのだったがくっきり鳴り出した。

もう片方も鳴らしたが、音量が小さい。そして中高音がちぐはぐ。NFB有り無しで位相がめちゃくちゃな感じがする。

RchもNFBを外す。

なんてこった。凄い音が出た。いままで何という音を聴いていたんだ?

今までの音は、それでも一般の音よりは良いという。

一個一個の音の輪郭が揃った。今まではにじんでいた。

低音も変わった。今までは中音は像がきりっとしてるのに低音は靄もやだった。それが中高音と低音が揃った。低音の音像が分かるようになった。以前聴いたオンキョーM506を思い出す音。

 

問題なさそうなので、DS-3000を繋いだ。

なんてこった二回目。やっぱり先ほどの音は気のせいではなかった。

爆音を出してもうるさく無い。

音が解放された。そのまま出てきた、そんな感じだ。今までは人造人間、今回は生身の人間、そんな感じ。もしかしたらカソードパスコンを付けてもそんなに悪くならない気がする。

音色以外もトランジスタといい勝負になると思う。

 

もしかしたら今までのシステムではパワーアンプのおかしさが分からなかったのかもしれない。

そんな音を聴いてたのかと思うとぞっとずる。

良い音だ、と言っていた自分が恥ずかしい。

線が細かった、うるさい、とかいうのはもしかしてそういう事なのか。

そして音量を上げても息切れしたように音量が上がっていく感じも無い。これがプリを見直そうと思ったきっかけでもあったのに。もうこれでいいかも?

 

やはりオシロを使えるようにならなければ。

そしてNFBと発振についてもう少し勉強しよう。

 

それから昨日の12AX7の動作点、計算してみた。

0.775Vの入力は、0.775×2√2=2.2Vp-pとなる。12AX7の出力を大体11Vとすると5倍=14dB。

12AU7は、11Vを60Vに増幅だから5.5倍=14.7dB。

μの違う真空管でほぼ一緒の増幅か。どうなんだろ?

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EL34PPmono 調整38 ACの測定

2019-05-30 00:02:02 | MfD‐4 (Mullard)

300Bアンプを測定したので、同じようにEL34PPmonoも測定してみた。

その後トランジスタアンプにして愕然としたこと、それは音量を上げてもうるくないことだ。それでもう少しEL34PPmonoを調べてみようと思った。

 

まず、真空管を合わせる。

出力管がミューラードの方、Rchを使い、12AX7と12AU7がJJの銘柄で一本ずつ取れたのでそれにした。

エレハモは他とちょっと特性(動作点)が違うようなので使わないようにする。

 

以降基準入力電圧を0.775Vとし、出力電圧を交流で測定した。

 

※600Ω負荷に1mW(=0dBm{←mは1mWのミリ})消費させるのには入力に0.775V必要。

 

まず、初段12AX7の出力電圧は8.0Vac、歪は7.1%。

位相反転段12AU7の出力電圧は

上側59.3Vac、歪は7.2%。

下側57.9Vac、歪は6.7%

 

 

これらから考察すると、初段のX7、おかしくね?電圧が低すぎる。そうすると歪が増えると思うのだが。まあ、上杉さんの事だから定電圧駆動に何か思うところがあってのことだと思うが、ちと調べた方が良いと思う。なにせ、この段の歪が大きい。5%を超えると分かるらしいが、もしかしたら音量を上げるとうるさいのはこれの所為?

それから二段目のAU7は測定結果の歪から初段の歪を引いたら凄く小さい。これは凄い事かもしれない。

ただし、プッシュとプルで出力電圧が少し違うのでこれが気になる。この差が出力管の歪になるとしたら・・・なのだが、二段目と出力管の歪の差もそんなに無いんだよな。

 

 

 

この回路、気になるのは先ほど測ったX7の歪。これはX7のEp(≒70V)が低すぎねいか?

二段目U7のEkが高すぎる。設計70Vのところ83.2V。20%増だ。

そして出力段のEpも高い。

電源ドロップ抵抗30Ω→100Ωに変更。:これらおかしいと思った各電圧を設計値に近づける為に、まず出力段(電源の上流)のEpを合わせるために変えた。結果出力18.8W、歪8.4%。これを基準に各定数を変えてみた。

①.6CA7のRk 500Ω→470Ωに変更。:電源のドロップ抵抗を上げたので出力が下がったので、出力アップを図る。何故か歪も上がったので、共通グリッド抵抗が変なところに触ってたのかもしれない。

②.U7のRk 15kΩ→20kΩ→24kΩ→10kΩ→15kΩに色々変更。:本命の抵抗なのだが、抵抗値を上げるとU7の出力電圧も上がり歪も減るのだが、何故かスピーカーの端子で出力を測っても出力が上がるわけでも無い。

③.X7のドロップ抵抗 82kΩ→100kΩ→91kΩ:ここはX7のEpを上げてやれば歪も下がるようだが、何故かU7、6CA7の出力、歪と連動しない。あっち立てればこちらが立たず・・・って感じだ。

 

 

結局歪が小さい時、6CA7の出力も小さい、入力電圧を上げてやって出力を上げてやると歪みも大きくなる。

ってことはVRで上げ下げと同じことかと思い結局最初のU7のRkの値に戻してしまった。

6CA7のRkに関しては、内部抵抗らしきもの(Ep×Ip)が下がり、OPTの5kΩに近付くので470Ωとした。

プレート損失し関してはEpで計算してた物をEp-Ekと修正した。結果、大分下がった。全然余裕なはずなので、これによる真空管の寿命は無いはず。しかし、スクリーングリッドの電圧がEpより高いのが気がかり。

 

実際X7、U7の電圧を測るとき、ワニ口クリップを繋ぐと他所の電圧が変わるので、この辺はもう少し検討要だ。

 

やったことの割には思ってた結果にはならなかったが、気が済んだ。基本設計が良く出来てるということか。 

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EL34PPmono 調整37 カソードパスコン外す。

2019-05-29 00:05:06 | MfD‐4 (Mullard)

そろそろ出力管のカソードパスコンの電解コンデンサー100V100μFも慣れてきたと思う。

このシステム、久しぶりにCDを掛けてみた。

秋元薫 COLOGNE

’86年ころの発売だが、最近海外で話題になったらしい。

ヤフオクにLPが有ったが、なんという値段だ。

大分自然に成ってきた。これならいけるか、と音量を上げてみた。

 

コリャダメだ。

音が人工的。CDのような、ってCD掛けてるんだが、そんなもんじゃない。もろ、電解の音。

高音なんて伸びて無くチャキチャキとだけ鳴る。

余韻とかどこかに行ってしまい、なんか鳴っているんじゃなく鳴らされてる?

テープをコピーコピーコピーで変質したというか、それよりももっと変質し、面影が無い。

こんな音聴くんだったら、データ(歪み)なんかどうでもいい。

 

コンデンサ外すのは簡単だ。

 

音出し。

やっぱこうでなきゃ。

真空管を交換したので音量を上げたときの煩い感じは無いはず。

 

 

Ck(カソードパスコン)を付けないとどうなるか?

電流帰還が掛かり歪が減る代わり出力が減る。

Ckが有ると電流帰還:多分コンデンサで交流を遮断 が掛からないので出力が上がる。

Ckが無くて良いのは出力管が無歪の時なのだがそんなことは無く、若干偶数歪が発生、これがカソード抵抗(Rk)に流れ、この両端に電圧が発生する。そのためグリッド抵抗(Rg)に歪が流れ循環してしまう。

それにもう一つ探した。

管の内部抵抗が上がると。帰還が掛かると内部抵抗は下がるのだと思うが・・・

そうすると、管の内部容量と合わせてハイ落ちになるのだそう。

 

とはいっても音が悪い。これではどうしようもない。

私はパスコン無しで行く。

まあ、高価な高容量のフィルムコンを買わないで済む。

以前はパスコン用のコンデンサが沢山あったのに。

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EL34PPmono 調整36 カソードパスコンを取り付ける

2019-05-28 00:01:05 | MfD‐4 (Mullard)

EL34PPmonoの出力管にそれぞれカソードパスコン(Ck)を取り付けた。

このコンデンサの音質への影響は大きい。これが付くとどうも音が人工的になった感じがして嫌だった。

しかし先日の時定数~NFBの事を本で読んで新しいことが分かった。

Ckを付けないと電流帰還が掛かり歪が減る代わり出力が減る。

Ckが有ると電流帰還:多分コンデンサで交流を遮断 が掛からないので出力が上がる。

のだが、ここからだ。

Ckが無くて良いのは出力管が無歪の時なのだがそんなことは無く、若干偶数歪が発生、これがカソード抵抗(Rk)に流れ、この両端に電圧が発生する。そのためグリッド抵抗(Rg)に歪が流れ循環してしまう。とかなんとか。

ここで出力が上がる、と、歪が減る、という表現だが、パワーアンプは出力を測定するのに歪み5%を条件として出力を測るので、結局は同じことを言ってるのだが、なんか釈然としない。

Ckが無い時は歪が多いので(5%基準では)出力が取りづらい。それにNFB有りのため出力下がる。

Ckが有る時は歪が少ないので出力が取れる。それにNFB無しのため出力上がる。

どちらが良いのか?

そりゃあ歪が少なく出力が取れる方が良い。と言う訳でCkは有りとなる。出力がCk有りと無しでは同じ歪率ではありの方が出力が取れるのだから。

一般的な解釈だと思う。第一私はCkの無いアンプを見たことは無い。

の、だ・け・れ・ど・も、Ckは無い方が音が良い。

現に今も鳴らし始めているのだが、やっぱり電解の音がする。Ck無かった方が、自然では無い、純でもないが、無添加でフィルターを通さない音。この言葉が合うように思う。あの方が良かった。

まあ、往々に私の一般とは違う解釈は間違っていたので、今回はこれで行こうと思う。

例えば規格を超えた方が音が良い、ということ。

真空管をキリキリマイさせた方が音が良いのでは?と思ってたが、音質の変化は分からなかった。真空管は三か月しか持たなかった。そういや前の真空管は大分使ったとはいえ2~3日でだめになった。とどめを刺してしまった。音質は他の段の動作等の方がよっぽど影響ある。

まずは、この動作をしっかり押さえる。

パーツ交換はそれからだ。

そういう事なんだ。

・・・ずいぶんかかったな。

 

だんだん音が馴染んできた。

Ck無しの音が懐かしい。やはり今の音は一回りか二回り、音場の狭い音だ。

しかし、これで音を詰めていく。

 

ついでに言うと、最近はあの八王子で聴いた音、あれを追いかけるのは考えなくなった。

諦めた?いやそうじゃない。

あの音はあの音、私の音は私の音。

というのは一時期無機質で線の細い音と思ってた。それが電源タップをオヤイデのOCB-1EXにしたころから音に肉がついてた。あんな音を求めなくても良いじゃないか。DS-3000の音を目指そうではないか。

そう思えてきた。

とにかく個性不要、余計なものを取り除く。

これで音楽が聴ければ最高じゃないか?そんな風に思えてきた。

いつもそこにはビクターのSX-900spilitが脳裏に出てきてしまう。これを買っちゃえば話は早いんだが。でもそれ買うならオンキョーのScepter5001だな。あれは多分ブックシェル型というか、箱に三つユニットが入ったものでは最高だと思う。もしくは2S-3003。

あいつ(SX-900spilit)はユニットが一個少ないにもかかわらずDS-3000の1.5倍の値段だ。にもかかわらず対抗意識を燃やしてしまう。あいつを超えたかな?まだかな?

そんな事を考えながら聴いている。

超えた音はどんなだか、そんなものは分からない。あの純粋な音楽を奏でる音は超えられないかもしれない。超えるとすれば音場、レンジ感、音の量感、そのようなものかな?なんて思う。

まあ、でも良いところまで来た。

あとは実在感というよりリアルな音か。まあ、Ck無しの音を目指してからだと思うが。

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EL34PPmono 調整35 負荷を掛けながら電圧測定

2019-05-27 00:04:18 | MfD‐4 (Mullard)

Rchも電源のドロップ抵抗を取り付け、電圧を測ってみる。こちらはヤバイ真空管の方だ。

こちらは特に問題なく電圧測定が終わった。

そして歪み5%まで上げて測ってみようとしたら異常発生。

1Wほどで歪みが振り切った。わっ、と思ってスライダックの電流を見たら1.9Aほど流れてた。すぐにスライダックのつまみを回し、電圧を下げた。真空管が終わった。

ミューラードよぅぇーなー、なんて思ったが、定格以上で使ってたらそりゃもう・・・。

でもエレハモならもう少し持ったように思う・・・。

ミューラードにしてからちょうど3ヶ月か。もう使うことは無い銘柄だからいいが、少し勿体ない。

 

仕方ないのでEHのEL34を開封し、取り付けた。

多分メーカーでエージングはやってると思うが、30Vから10Vずつ、電圧が安定するまで待ちながら100Vまでもっていく。

やはり出力管カソードの電圧が一割ほど高い。スライダックの電流も1.3Vと高めだ。

だからか、5%歪みで出力を測ったら、ミューラードでは25W程だったが、EHにしたら32W程になった。こんなに性能に差が有るのか。銘柄は大切だ。

特に問題なく測定が出来たので終わろう。

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EL34PPmono 調整34 パワーの点検

2019-05-26 00:10:14 | MfD‐4 (Mullard)

音量上げて煩いアンプなんて聴く気がしない。

さてどうするか。組みなおす?位相反転段は今だったらPK反転はもうやりたくない。ならばトランスでもう一度チャレンジか?

などと考えながら再度測定。

なんか直っててくんないかな、と思いながら電圧を上げる。

そんな甘いことは起きなかった。

今回は歪み(5%)を測りながら各電圧測定。

ここで思わぬことが。

ひずみ5%だと18Wほど出るのだが、カソード電圧が上がるのだ。

 

29V→35V程まで上がる。んん?0.058Aで1.8W、これが0.07Aで2.5Wほどに上がる。

5Wのデール巻線抵抗を使っているのだが、少し熱くなる。

出力を上げると電流増えるんだ。ってそんなことも知らんかった。

温度を測ると片方が100℃超えた。ええっ?

やっぱ5Wではきついのかな?と思い、前に買った10W500Ωに交換することにした。

ついていた5W500Ωを外すとき気が付いた。

左側の抵抗、白っぽくね?これは焼けた跡だ。

抵抗値を測るとこれだけ520Ωだ。他は500Ω。

電圧揺れるのこれかー?

測定すると、やっぱダメだ。電圧揺れる。これじゃない。

もしかして出力管のカソード電圧が揺れるのは、位相反転段じゃないか?各電圧が高いから、バランス狂ってるんか?

というわけで、電源のドロップ抵抗を復活させてみた。まずは30Ω。

過去のデータを見たら、この辺が良いと思われる。しかしこのときはEHの真空管だったので、ミューラードならもう少し電流が下がるはず。

これでどうだ!

やっぱ電圧振れる。

 

・・・うん、そうか、もう片方の真空管と入れ替える。

電圧は動かなくなった。これか。

 

ミューラードさん。疑ってごめんなさい。位相反転段は問題無さそう。

やっぱ定格超えてたから駄目だったんだ。真空管が持たなかった。

そういうことか。

そうだよな。こんだけ有名な回路だから、そんな簡単に不具合出るわけないよな。

あほな私。

音が良かったので、作り直しにならなくて良かった。

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EL34PPmono 調整33 カソード電圧が揺れる?

2019-05-25 00:01:13 | MfD‐4 (Mullard)

部屋の定在波が出てるか?その前にアンプを見るか。気になってたことがある。

カソードパスコンが無いこと。これによる不都合は何か?出力が足りず、電圧増幅段で出力オーバー、歪むとのこと。

ならばパスコンをつけてみるか。前はその音が気に入らなったんだが、回路設計で異常が有るのはダメだ。

やってみたら、カソードの電圧が動く??

 

はれ?なんだこれ?発振?前はこんなことなかったのにな?なんでだろ?

うーん時定数?よくわからん。これをやるにはNFBを勉強しなければならない。

これを理解するには~NFBを実際に測ってみるのがいい。今までは何回かNFBの記述を読んだが解ったような解らんような。

NFB配線を外し、テスターを挿入、測定。交流で1.1mV、0.8mA。

へへ、そういうことなのね、本に書いてあったことは。でも初段カソードに流れるのは直流、ここに交流を戻してNFBになるの?

もう一度本を読みなおした。なんとなく分かる、気がする。

 

テスターが二つなので色々測ってみた。

何気に出力管カソードにそれぞれに1009と1012を繋ぎ、歪みを測ってみた。すると・・・

プッシュとプルで電圧が違う。プッシュが29.5V、プルが36.8V・・・・

なんだこれ?軽くパニック。真空管のペアが取れてない?

いや、ひずみを測る前には29,4V、29.8Vと誤差は1%ほどだった。ペアは取れてる。

いや、ペアなんて流す電流で変わるという。当てにできない、と。

まてまて、もしかして、これがムラード型位相反転回路の欠陥か?

ネットで検索したら出力上げるとバランスがプッシュとプルで崩れる。

これか。

なんという。

プッシュとプルでバランスが崩れると歪みが増える。

音量上げると煩いのは、この所為だ。

しかるべき事なんだ。

ショック。

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なんか変?

2019-05-24 00:04:43 | システム

最近良く鳴るようになったと思う。

電源タップをオヤイデにしてからのような・・・

が、しかし、音量を上げるとうるさいのだ。

背中には障子とガラスの引き戸がある。これがビビってる?しかしその前には二枚のカーテンを掛けてある。

その上の壁が反射か?

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AX-1200 その16 久しぶりにシングルで鳴らす

2019-05-23 00:02:53 | AX‐1200

BTLが思いのほか良かったので、単体のプリメインで鳴らしてみた。

結構鳴る。今までで一番だ。スピーカーのセッティングが決まったんだろうな。

BTLほど「カチッ」とはならないが、ヤマハらしいエレガントな感じだ。響きが心地良い。多分プリ部の音の影響が大きいと思う。

これだったらDS-3000を鳴らす最低限、という感じ。音楽が聴ける。しかし、これだともう少し違うシステムも欲しいと思うのは確か。上の音を聴いてしまったからか、物足りなくも感じる。

時々音が左に寄る。またトランジスタ死んだかな?と思い各スイッチ類をカチカチ動かしたが全く良くならない。CDプレーヤーを動かしたら音が出た。RCAケーブルっぽい。

今回は寄せ集めでケーブル類を適当に合わせた。

これを7N-S1040Ⅲにした。

高域寄りは変わらないが、整理整頓され、細かい音が出てきた。が、大筋電線と変わらない。

オーディオ的には良いのだが、どうも真空管が聴きたくなるんだよな。

なんで?

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未開封の真空管について。

2019-05-22 19:51:54 | 真空管

6CA7の未開封品がいくつかある。

セロファンが巻いてあるものをいう。

最初の出会いは会社が倒産したころの物だ。

開封品との違いは空恐ろしい。

でも私は6CA7に関しては未開封品を選ぶ。

今まだ値段がこなれて来てないが、一時期ほどではない。私が購入したのは一番高価い時だったと思う。

それでも開封品は購入する気が起きない。

それは中古の可能性が免れないからだ。

大須の某中古堂では開封品をわざわざ開けて確認して販売する。これは大いにやめてもらいたい。

ショップでは、不良品がまれにあるというのでショップとしては確認して売る、のが信頼と思ってるのか、わざわざ価値を下げて、未開封品として販売してる。

こんなのは信頼できない。今開けた、という証拠を晒してほしい。

程度の良い中古品を「未開封品」として売ってるのかもしれない。信頼できない。

わざわざ不良品も有るとして参考に表示してるが、どこぞの不良品を持ち出して「新品の中にもこういうのが有ります」って自作自演じゃね?

全く腹が立つ。

 

なんでこんなに腹が立つのだろう?もう一店の方は私は信頼している。

Scepter2000を買おうとしたら、勧めしませんと。

痛い所を突かれた。私としては、グレードアップというよりどんなスピーカーなの?という興味からだったのだけれども、商売抜きにして意見を言ってもらった。

 

この某堂店は、価格が高いのだ。

欲しい人がいるから値段を吊り上げる。所謂プレミア。そんなものは私は欲しいとは思わない。って、6CA7いくらだよ?

上げれれば上げれるだけ上げる。売れなければ価格を下げていく。プレミアの心理を突く商売。

この根性が気に入らん。あーあやだやだ。下品。

その代わりサービスは良いと聞く。

それは過去の販売価格を吊り上げて売ってやることではないと思う。

例えばオンキョーのGS-1のようにセッティングも定価に含まれる、なんてのがしびれる。

最近は、金を取れるだけ盗ろう、という奴らが多い。特に若い奴ら。

だまして儲けるとそれを才能かと勘違いするあ〇が居る。

楽して稼ごうという奴のなんと多い事か。

そんなのは身にならないぞ。おれおれザギと変わらん。

まあ、そういう奴がいるから違う人の価値が出る、というものだ。

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BTL

2019-05-21 00:04:19 | AX‐1200

アナログシステムが思いのほか良く鳴っていたので、トランジスタを鳴らして比較してみた。

かなり期待してたのだが、結果はトランジスタの圧勝。なんだこのソコヂカラは。

これを聴くと球システムは音量を上げるとちとうるさい。

石システムはぐおっと後ろに音場が下がり低音の形が分かる。

音量を上げても全くうるさく無い。

あーあ、なんだったんだろう今までの苦労は。

 

もう球システムは打つ手はない。くは無いのだが、超えられる気がしない。

どうしたものか。

 

オシロスコープで見るか。

 

雑誌等の制作者は、自分の発表した機器を自宅で聴いているのか?

そんな事は無いと思う。なぜなら公にするものは誰が使うか分からないため、余計な回路が付く。

もし自分のシステムなら、他人の事を考えずにDS-3000のためにチューニングする。

 

今更ながら、WRC-α1FBAL、凄いアンプだ。この価格で市販のプリ、超えられるの?

さすがに小音量ならなんか抜けが悪い。声、コーラスの音色(声色?)が素っ気ない。音量上げると良いんだけどな。

それでもちゃちいケーブルでここまで鳴るんだから凄いもんだ。あとでメインシステムのケーブルを繋いでみよう。

良くなったと思ったのはスピーカーのセッティングだったのね。脳内で勝手に真空管システムの音を良くしてただけだった。

もう少し鳴らしこんだらまた変わるかな?

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トーンアームについて

2019-05-20 00:02:11 | トーンアーム

フェイスブックでだが、(またまたフェイスブックねたで申し訳ない)SMEのシリーズVは世界最高のトーンアームだと言う。それについて異存はない。じゃあ、ターレスなどのアームはどうなん?あちらはごちゃごちゃ付き過ぎに思う。可変部分の機構が付くとその分ガタが出る。このガタは何らかの形で音に影響が出る。私は以前シェルとアームの接続の部分、これで痛い目にあった。各雑誌では絶賛してるのだが、何かしら悪いところも有るはずだ。卑怯な評論家は、時間が経って「あれは実は・・」なんてことを言う。こういう奴は信用しない。

話がズレた。まあ、聴いた事は無いので何とも言えない。

そこで究極シンプルなものが最高と思う。

シリーズVも聴いた事は無いので偉そうなことは言えない。しかし私のアーム、312はシリーズVにかなり近いのではないか?

一番のネックは文字通りシェルのアーム部分との接続部分だ。旧SME製品のチャックよりは良いと思う。ネジで締めるのだが、カチッと決まる。以降の内容は結構シリーズⅤに似てるのではないか。

アーム部分。こいつはマグネシウム。合金かも知れないが、多分一枚の板を曲げて加工している。

そしてテーパーになっている。これが良い。312に限らないが、テーパータイプのアームが最近は主流と思う。これは左右方向のねじれに強い。そして、垂直方向のベアリングはその広がったアームパイプの両端に付いていて、これも通常のアームより横方向の回転に強い。

まずはこの横方向への対策が一番効いているのだと思う。

 

テーパーにするとどうしても重量が増えてしまうのだが、こちらを取ったのは正解。

そして可動部。垂直ベアリングはナイフエッジではなくベアリングを使っている。

以前3012Rでベアリングを高精度の物に替えたが、音が変わった。これも「ガタはいかん」と思ったことの一つ。

このピボットはベアリング、ワンポイント、ナイフエッジとあるのだが、今のところベアリングが一番と思う。この部分は振動で踊っているのではないか?と考える。下方向の押さえがアームには必要と考える。サエクはそれでナイフエッジにしたのではないか。SMEはそれでこのタイプを出したのではないか?そう考える。ナイフエッジ(3012R)を使っていたころはベアリングなんて、なんて思っていたのだが。(ベアリングはどうしてもガタが起きてしまう、と聞いた事がある。)

 

F.B.でもMMカートリッジを上手く鳴らす、と言っている。私も使い始めはMCよりMMの方が良く鳴っていた。これは納得する。

 

そして内部配線だが、私のは312で、のちに内部配線に銀線を使った312Sというのが出ている。これは非常に悔しい。312でもやろうと思ったが、シェルとの接続部分とのコネクターが外せない。圧入なんてしていると手を出せない。何とか調べたいところだ。

・・・でも音に不満があるわけでは無いのだが。

 

 

ゼロバランス、針圧用のカウンターウェイト。こいつはめんどくさい。ヘックスネジで、アレンキーを使わないとならない。ネジのバックラッシュのおかげでいったん回し過ぎると戻すのにその遊びの分でまた針圧のかかる部分(位置)を探らなければならない。でもしっかり合わせてる感はあり満足感は相当なのだが。

そのウェイトはタングステン製。形が特異だが、秀逸なデザインと思う。

回転モーメントを小さくするためにこのような形になったと思われるのだが、私は慣性モーメントに関しては特に気にしない。

 

ベース部分は形状は旧SME製品に似ているが、もう少しシンプルに出来なかったかと思う。調整のかっちり感は相当あるので問題は無いのだと思うが、円盤一個、でも良いのではないか、なんて思う。

そして音なのだが、これが最高なのである。しかし満足してるわけではない。一般に言う、EMINENTの厚さが出てないのではないか、と日々思う。これはアームの材質にマグネシウムを使っているからではないかと考える。これはオーディオテクニカのマグネシウムシェルと似た音だ。この材質は響きはきれいだが、どうしても基音が薄くなる。ここは軽量化を捨ててでも他の材質にしてもらいたい。

例えばなんだろう。セイシン合金なんてできれば良いのに。そうすれば「MMに合う」ではないMCに合うトーンアームになったのではと思う。

 

針圧印加はスタティックバランスだ。残念なことに私はダイナミックバランスに縁が無かった。ダイナミックは針圧印加する発条が音圧により鳴く、なんて話も聞いたことがある。ならばあんなものは無い方が良い。しかしあの共振が良い音を作っている・・・なんて考えも有る。

 

シェルはこれもグネシウム製。ほんとはここも換えたいのだが専用なのでモノが無い。しかも当時3万ほどしたので今はもっとするのでは?面倒だが付け替えて使っている。正直もう一個欲しい。

 

アームについて語ると現時点でこのような感じとなる。

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久しぶりにエミネントを鳴らした。

2019-05-19 00:02:23 | システム

今まではシュアⅣ、アーピスとMMカートリッジを鳴らしていた。

セッテイングを変え、スピーカーケーブルをゾノにしてからEMINENTを鳴らしてなかったので鳴らしてみた。

驚いた。私のシステム、こんなんなってたんか。

アーピスより一回り「どわっ」と音場が現れた。

高音も低音も中音から分離し、形が分かるようだ。

聴いてるうちは気にならなかったが、ほんの少し音がふやけてる。もう少し引き締めたい。

今は私の最高の機器で有る。

いやあ、真空管だとか、国産スピーカーだとか、それを超えた音だと思う。

きつい音は出てない。

 

音にではないが、ちと不満がある。

パワーアンプが邪魔。レコードが掛けにくい。

台の板を使うように置いたのだが、やめようと思う。

 

それからちと古いブログだが、EMINENTは厚いという。うちではデジタルのような、パリッと薄い。どちらかといえばSYNERGYのほうが太い。

雑誌の評論家も言ってたんだよな。

あれがどうやったら出るのか。

 

そしてトランジスタのBTLを鳴らしてみたくなった。

真空管システムと差があるか?確認したい。

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秋葉原に行ってきた

2019-05-18 00:07:14 | その他

廃棄物の講習に参加したので特に用も無かったが、折角だから秋葉原に寄ってきた。

サンエイ電機に行ったらEF80が安くあった。E80Fと互換が有ればよいのだが、ちゃんと調べてからにしよう。W.E.のワイヤを見たが、思ってたのより細かった。三極管アンプに使おうと思ってたがやめた。

日曜だからか、海神無線もオヤイデ電気も休みだった。ゼネラルトランスも寄りたかったが、休み。

手ぶらで帰るのも寂しいので、桜屋電機店に寄った。デール巻線抵抗RS-2Bの110Ω、120Ω130Ωと、VISHAY400V0.1μFフィルム(多分EROと同じ)、100V100μFのF&T電解を購入。これらはEL34PPmonoに使うつもり。

瀬田無線で赤茶色の参加金属皮膜抵抗と錫メッキ線を買うつもりだったが、やめた。手持ちも切なかったし。ここは通販やってないので買って来ればよかった。酸金抵抗は赤茶色のが白っぽいのに変わるようだった。

ラジオセンターの二階でアルプスのセレクターを買った。〇ほ電機。店員感じ悪かった。もう行かない。

ついでにぐるっと二階を回ってきた。

ここにはレンタルショーケースの店がある。これでよくやっていけるな、と思てたが、まだ続いてる。カセットテープや真空管、非売品のウォークマン等、買いはしないが楽しいものが沢山あった。コンデンサの種類が減っていたのが残念。

一階の本屋で二冊購入、なんかおばちゃんソワソワ。落ち着かない。さっさと買って出てきた。

電車の時間が少し有ったのでいつもの麺屋武蔵でつけ麺。今日はにんにくつけめん。辛らかった。これは次はもういい。

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